新車情報[2017.03.28 UP]

アウディスポーツの新型が一挙に3モデル登場!

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文と写真●ユニット・コンパス

 アウディジャパンは3月28日、新型アウディ「R8 スパイダー」、「TT RS」、「RS 3 セダン」といったアウディスポーツのニューモデル3台を発表した。

R8 スパイダー

 R8 スパイダーは「R8」のオープントップモデルで、今回、7年ぶりのフルモデルチェンジを受けた。本日から受注が開始され、今年7月上旬より全国のアウディスポーツ店(25店舗現時点)を通じて発売される。

 2010年にリリースされた初代R8スパイダーは、ダイナミックでハイレベルなパフォーマンスをオープンで楽しめる画期的なモデルであったが、今回発表された2代目は、ダイナミック性能を高めながらスーパースポーツの概念を打ち破る高い快適性を誇っている。
 自然吸気5.2LのV10エンジンは、最高出力540馬力を発揮するが、低負荷時にエンジンの片側バンクを休止させるシリンダーオンデマンド(COD)を採用し、アクセルペダルをオフにしたときにはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードも備えるなど、燃費にも配慮がなされている
 7速Sトロニックトランスミッションを介し、新開発のquattroフルタイム4WDシステムヘと動力が伝達される。電動油圧多板クラッチは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配する。
 外観はエアインテークとサイドブレードがデザイン上の大きなアクセントになっており、ミッドシップスポーツを意識させる。また、左右それぞれに37個ものLEDを備えたマトリックスヘッドライトがフロントフェイスを引き締め、ひと際強い存在感を放っている。
 最新のスペースフレームボディが、先代比15%の軽量化と同時に剛性アップも果たしている。また、優雅なフォルムを生んでいるソフトトップも、アルミと鋳造マグネシウムにより、重量は約44kgと軽量化と低重心化に貢献している。時速50km以下では走行中でも開閉可能で、所要時間もわずか20秒と、天候や気分に合わせて自由にオープンエアドライブを楽しむことができる。

TT RS クーペ/ロードスター

 エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞した2.5Lの5気筒ターボエンジンは、新開発のオールアルミ製で従来型に比べて26kgもの軽量化を実現している。また最高出力も先代モデル比60馬力増の400馬力で、TTシリーズのトップモデルとして、0-100km加速3.7秒という俊足ぶりを見せる。

 TTも7速Sトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムを組み合わせることにより、いかなる路面状況においても大パワーを効率良く路面へ伝え、優れた高速安定性と操縦安定性を手に入れている。また環境性能も高められている。

RS 3 セダン

 最高出力は33馬力アップして400馬力となり、エンジン単体で26kgもの軽量化を果たしている。強化された足まわりを備えるハイパフオーマンスモデルだ。昨年9月のパリ国際モーターショーでワールドプレミアされ、アウディのA3セダンとしては初めてのRSモデルとなる。新型アウディ A3シリーズのなかでももっとも高性能なモデルとなり、コンパクトセグメントのなかで世界最速の1台に数えられる。

 アウディスポーツは、R8とRSモデルを販売するサブブランドで、2016年から展開されているが、この日の発表会には、アウディAGドイツ本社からアウディスポーツの代表であるステファンヴィンケルマン氏が初めて来日し、2016年に日本市場ではおよそ800台のアウディスポーツモデルが販売されたことを明らかにした。これは、好調だったヨーロッパをはじめ他国の伸びを上回るもので、前年比48%の増加となる。2017年は引き続き、さらなる躍進が期待されている。

 しかし同時に、ヴィンケルマン氏は、アウディスポーツが「台数」を追いかけることよりも「エクスクルーシブ(特別感)」をより重視していき、日常でも使える安全性と快適性を備えながら、圧倒的に高いパフォーマンスを追求していく考えを示した。

 アウディジャパン代表取締役社長の斎藤徹氏は、発表会で「Born on the track. Built for the road.」というアウディスポーツのスローガンを引用し、「自動車本来の楽しみは、自分の意のままに操れること」と語った。

 さらにこの日、2017年シーズンのモータースポーツ活動が発表された。昨年に続いてアウディが、R8 LMSで、SUPER GTに挑戦する2つのカスタマーチーム「Audi Team Hitotsuyama」と「TeamTAISAN SARO」のサポート、および新たにアウディ RS 3 LMSでSUPER耐久ST-Rクラスに参戦する2チーム「Audi Team Dream Drive」と「バースレーシングプロジェクト(BRP)」をサポートすることが発表された。シーズン開幕直前の抱負が、各チームの監督によって熱く語られ、会場には迫力のサウンドを奏でながら参戦車両が乗り入れて、発表会を大いにり上げた。

販売価格(税込)
R8 スパイダー:2618万円
TT RS クーペ:962万円
TT ロードスター:978万円
RS 3 セダン:785万円

会場の地下駐車場に迫力のサウンドで登場するレーシングマシン。

R8 LMSで、SUPER GTに挑戦する「Audi Team Hitotsuyama」ドライバーのリチャード ライアン選手と柳田真孝選手。

R8 LMSで、SUPER GTに挑戦する「TeamTAISAN SARO」ドライバーの山田真之亮選手とジェイク パーソン選手。

アウディ RS 3 LMSでSUPER耐久ST-Rクラスに参戦する2チーム「Audi Team Dream Drive」と「バースレーシングプロジェクト(BRP)」。

「Audi Team Dream Drive」ドライバーの田ヶ原章蔵選手、白坂卓也選手、竹田直人選手。

「バースレーシングプロジェクト(BRP)」ドライバーの秋吉圭選手、チーム監督兼ドライバーの奥村浩一選手、山脇大輔選手。

会場にはレーシングシミュレーターも展示されていた。

R8スパイダー

アウディAGドイツ本社アウディスポーツの代表であるステファンヴィンケルマン氏。

RS3セダン

TTRS

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