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更新日:2019.02.05 / 掲載日:2018.07.30

車中泊のマナー・注意点とは?適切な判断でアウトドア・災害時に備えよ

キャンピングカーの写真

今回は車中泊をする際の様々なパターンに備えた注意点をご紹介していきます。
宿泊施設に泊まらず、自動車の中で寝泊まりをする車中泊。車さえあれば行きたい時にどこでも気軽に楽しめることから、車中泊をする方も増えています。

夏にアウトドアで車中泊を楽しんだり、子供やお年寄りを連れて遠出する際に車中泊したり、場合によっては災害時など何かあった時にやむを得ず車中泊になることもあり、車中に泊まるとはいえ状況は様々です。また、車中泊をする際にはいくつかの注意点があります。車を駐車する場所のマナーの他にも、車内のエアコンやエンジンはどうするかなど、疑問点も多いはずです。

関連記事:車中泊を快適に!テーマ別おすすめ便利グッズでしっかり準備

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車中泊をする時に押さえておきたいポイント

車中泊をする場合、いくつかのマナーがあります。
まずは駐車場です。車中泊をする場合、どこでも車を停められるわけではありません。すぐにイメージできる場所としては、高速道路のサービスエリアや道の駅の駐車場ではないでしょうか。トイレも完備されていますし、売店やレストラン、場所によってはシャワーもあるので利用しやすいことでもよく知られています。しかし、サービスエリアや道の駅は休憩所であって宿泊場ではありません。長時間駐車禁止の場所もあるので、このような施設で車中泊を考えている場合は事前に確認しましょう。

次にエンジン。車中泊中にエンジンを切るのは基本のマナーです。環境問題や近隣住民への騒音問題にも繋がるので、エンジンは切るようにしましょう。

サービスエリアや道の駅、オートキャンプ場であっても防犯対策は意識するようにしましょう。鍵を開けっぱなしにせず、自分や家族の身を守るという意識を持つことも必要です。

夏のアウトドアで車中泊をする際の注意点

夏のキャンピングカーの写真

夏にはアウトドアを楽しみながら車中泊をするという方も多くいます。気温が低い場所、高地などで車中泊をする場合にはそれほど暑さを感じることはありませんが、平地で夏に車中泊をするのはかなり暑いということを意識して暑さ対策が必要になります。暑いからと言ってアイドリングをし、エアコンをかけっぱなしというのは環境問題にも影響し、近隣住民への騒音問題にもなるので、基本的にマナー違反です。また、エンジンをかけっぱなしは、ガソリンも消費するので経済的ではありません。このような点を考えていくと夏の車中泊は選ぶ場所によっては危険ですので絶対に止めましょう。
夏のアウトドアで車中泊をする場合の基本としては、夜寝るのに涼しい場所を選ぶようにしましょう。また、日よけや虫よけのウインドーネットがあると重宝します。その他に電池式の携帯用小型扇風機などを利用し、少しでも車内の体感温度を下げるようにしましょう。

災害被害時に車中泊をする際の注意点

災害発生時には避難所に人が多くて車中泊になってしまう状況などもあり、避難場所として車中泊で過ごす方もいます。災害時に車中泊をする場合にも、注意点があるのでチェックしていきましょう。
まず、車中泊で足が伸ばせない状況が続くとエコノミー症候群(急性肺血栓塞栓症)を発症しやすくなります。エコノミー症候群は血管内に血栓ができる疾患で、死に至ることもあります。長時間同じ姿勢にならないよう、体の向きを変えたり体を動かしたりするようにしましょう。また、シートを可能な限りフラットな状態にし、適度な水分補給も必要です。

次に車中泊でアイドリングをしたままにすることはマナー違反でもありますが、それ以上に車内に一酸化炭素が入り込んで窒息する可能性もあるので危険です。また、災害時にはガソリンが確保できないことがあるのを頭に入れておきましょう。災害はいつ起こるか分からないので、日頃から車内に災害対策グッズは揃えておきましょう。

子供やお年寄りと一緒に車中泊をする際の注意点

子供やお年寄りと一緒に車中泊をする状況になった場合の注意点を挙げていきます。
子供やお年寄りと車中泊をする際は、道の駅やサービスエリア、オートキャンプ場などの設備が整った場所で車中泊をするのがおすすめです。環境が変わると体調も崩しやすいことから、トイレが近くにある場所が安心ですが、夜間や人気の少ない場所ではトイレに必ず付き添うようにしましょう。また、タオルや着替えなどは少し多めに持参すると安心です。万が一に備えて救急グッズを用意しておくのもいいでしょう。

また、車中泊は車内で足を伸ばして眠ることができるかどうかで、快適さがかなり変わってきます。シートを倒してフルフラット状態になる車だと非常に快適になります。長時間足を伸ばせない状況が続くとエコノミー症候群(急性肺血栓塞栓症)になることもあるので、寝る前に水分補給をし、寝返りをうてる広さを確保することも大切です。

車中泊をする際の様々なパターンに備えた注意点をご紹介しましたが、いかがでしたか。車内で寝泊まりできるのは便利で安上がりですが、シチュエーションによって注意点も沢山あります。車中泊をする場合は出来るだけシートをフラットにして快適な空間を作るのが大きなポイントになり、車中泊をする場合には駐車する場所やエンジンを切るなど基本的なマナーもあるので、それらを守りながら楽しい車中泊になるようにしてください。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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