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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2018.08.02

ホンダインテグラの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

ホンダインテグラの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

ホンダインテグラは、1985年2月の誕生以来、躍動感のあるエアロダイナミクスボディをまとい、その後の世界の名だたる自動車メーカーのエンジン開発に大きく影響を与えました。

世界初のVTEC(Variable Valve Timing and Lift Electronic Control System:可変バルブタイミング・リフト機構)を備えたNAエンジンを搭載し、常に時代を象徴するスポーティクーペとして高い人気を誇りました。

ここでは3代目モデルと4代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

3代目 ホンダ インテグラ DC2/DB6/8系(1993年~2001年)

3代目 ホンダ インテグラ DC2/DB6/8系(1993年~2001年)

グーネット編集チーム

3代目 インテグラ (DC2/DB6/8系)は、「夢と感動」をキーワードに開発され、個性的なフロントマスクを備える歴代モデルの中でも、強烈なアピアランスを放ち、独立した丸型4灯プロジェクターライトが特徴です。躍動感あふれるスポーツマインドを高めたモデルとして1993年5月に誕生しました。

【エクステリア】
「100mアイ・キャッチ」をテーマに、個性的で存在感のあるモダンなエクステリアデザインを採用しました。
先代モデルより車体の全長を短縮しながらホイールベースの全長を拡大したことで、より躍動感に満ちたフォルムに仕上がっています。

中でも圧倒的な個性を放つフロントバンパーや、独立した丸型4灯プロジェクターライトを備えたフロントマスクをはじめ、張りのある前後フェンダーと面一化しワイドトレッドを際立たせたホイールアーチ、シャープでのびやかなウエストラインを持つ抑揚のあるサイドビューや、ブラックで縁取りしたスピリット・コンビネーションランプなど、力強く未来的なデザインが特徴です。

【インテリア】
歴代モデルから継承する、ドライバーを中心に機能的にレイアウトされたアクティブなコックピットデザインを採り入れています。

インテリアは、視界性の良い低めのインストルメントパネル、夜間の視認性を高める4眼メーターなどが主な装備となっており、安全に重点を置いているのがうかがわれます。ほかにも、身体をしっかりホールドするバケットシートが導入されているので、心地良いドライブが可能となっています。

リヤシートには5:5スプリット分割機構を備え、大開口テールゲートを採用する大容量ラゲッジスペースと相まって、日常の買い物からロングドライブまで利便性が高く、優れたパッケージデザインがアクティブなライフスタイルにマッチします。
なお、乗車人数は3ドアクーペモデルが4人、4ドアハードトップモデルが5人となります。

【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットは特徴のある5タイプが用意されています。
ダイナミックな動力性能を誇るピュアスポーツモデル「タイプR」に搭載されるVTEC 1.8L直列4気筒DOHCエンジン、リッター当たり100psを発揮し爽快なドライブフィールを誇る新開発VTEC 1.8L直列4気筒DOHCエンジン、トルクフルで扱いやすい4ドアハードトップに搭載される1.8L直列4気筒DOHCエンジン、実用性の高さと優れた省燃費性能のバランスの良さが特徴なデュアルキャブレターを備える1.6L直列4気筒SOHCエンジンと、シャープなレスポンスとのびやかな走行性能を発揮する電子燃料噴射システムが備えられた1.6L直列4気筒SOHCエンジンが設定されています。

トランスミッションは4速ATもしくは5速MTが組み合わされ、タイプRのみクロスレシオ5速MTのモノグレードとなります。

駆動方式は基本的に2WD/FF となり、1.6Lエンジン搭載のみ2WD/FFとフルタイム4WDが選択可能です。

【安全性能】
キックバックを抑えた高度な車両制御を行う3チャンネルABS(アンチロックブレーキシステム)やトラクション性を高めるビスカス・カップリング式LSD(リミテッドスリップデフ)をはじめ、運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムやクラッシュブル構造の高剛性ボディの採用など、高い安全性能を誇ります。

ホンダ インテグラ(INTEGRA)タイプR(1995年10月モデル)

ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4380×1695×1320mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1650×1385×1090mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/55R15 84V(後)195/55R15 84V
エンジンタイプ:B18C型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1797cc
最高出力:200ps(147kW)/8000rpm
最大トルク:18.5kg・m(181.4N・m)/7500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.4km/リットル
車両重量:1060kg
価格:2,228,000円
自動車税:年間39,500円 ※

「タイプR」は、ダイナミックで躍動感あふれる軽量なアルミニウムボディに、極限までチューンを施したVTECエンジンを搭載する2シーターピュアスポーツモデル「NSX」のレーシングスピリッツを受け継ぐ、高性能モデルとして1995年10月に誕生しました。

ボディスタイルは既存の3ドアクーペモデルや4ドアハードトップモデルをベースに、さまざまなこだわりの改良が加えられ、専用のフロントチンスポイラーや大型リヤスポイラーを備える、スパルタンなスタイリングが魅力的で多くの熱狂的なファンを持つ人気グレードです。

なお、1995年10月に実施されたマイナーチェンジ時に追加されたモデルであり、3代目発表当時の個性的な独立した4灯プロジェクターライトから、奥行きがあるマルチリフレクター薄型ヘッドライトへフロントマスクに変更されています。

インテークポートの手動研磨をはじめ、パールの軽量化やバランス取りなど高度にチューニングされた専用VTEC 1.8L直列4気筒DOHCエンジンは、リッター当たり111psを8000rpmで発揮する高回転型でありながら、全域にわたりパワー感が持続するNAエンジンです。

足回りにはパフォーマンスロッドを備えた剛性感の高い、車高を低めた専用のサスペンションを採用し、トルク感応式ヘリカルLSDやクイックステアリングギアレシオ、16インチハイグリップタイヤ&専用軽量アルミホイールの装備など、操舵性・回頭性に優れた質の高い走りを提供しています。

ほかにもMOMO製小径ステアリングホイールや身体をしっかりホールドするレカロ製バケットシートをはじめ、チタン製シフトノブや専用メーターなど、ドライバーを高揚させるスパルタンなコックピットデザインを採用しています。

ステアリング中央のホーンボタンや前後に装備された、歴代のホンダスポーツモデルに受け継がれる「赤バッチ」など、一層スポーツマインドを刺激する演出がなされています。

ボディカラーはホンダの輝かしいレースシーンを物語る専用カラーとなるチャンピオンシップホワイトを含め、全3色が設定されています。


※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。

インテグラ タイプR(1995年10月) のカタログ情報(2001619)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
プライバシーガラス(リヤクォーター/リヤ)、マニュアルエアコンディショナーなど。

・カラーバリエーション
グラナダブラック・パール、チャンピオンシップホワイト、ミラノレッド。

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4代目 ホンダ インテグラ DC5系(2001年~2006年)

4代目 ホンダ インテグラ DC5系(2001年~2006年)

グーネット編集チーム

4代目 インテグラ (DC5系)は、車に求められる「走る・曲がる・止まる」の基本性能を高めつつ、よりダイナックで洗練された躍動感あふれるエモーショナルなスタイリング、低速域から高速域までパワフルで爽快な走行性能、環境に配慮した省燃費性能や高い安全性能を備える、新世代のスポーティクーペとして、2001年7月に誕生しました。

【エクステリア】
4代目モデルでは、歴代インテグラの中でも初となる1700mmを超える3ナンバーサイズのボディを採用し、ワイド&ローを強調する安定感のある、ダイナミックでメリハリのあるスタイリングが特徴の4座3ドアクーペモデルです。

フロントコーナー部分の絞り込みや大きく膨らんだ前後フェンダーフレアなど、力強くソリッドでボリュームのあるスカルプチャーデザインを採用したスタイリングが、ポテンシャルの高いスポーティドライブを予感させます。

フロントマスクには独特な4連複眼ヘッドランプを配し、Vノーズフロントデザインと相まって、モダンでアグレッシブなフロントマスクを彩ります。

さらにAピラーを前方向に移動したショートノーズ&キャビンフォワードデザインを採用し、低いフロントノーズからリヤルーフ、テールゲートエンドまで一気に続く躍動感あふれるクーペフォルムを生み出しています。

【インテリア】
ホンダ独自の「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」をもとに、キャビンフォワードやボディ幅をいかした高効率を追求したパッケージングにより、ヒップポイントを高めながらも、ボディサイズを拡大しています。
後席の足元スペースやヘッドクリアランスにも大きな余裕が生まれ、大人4人がゆったり移動できる優れた居住性を実現しています。

歴代インテグラからのドライバーを中心にした運転に集中できる、操作しやすい機能性を重視したコックピットデザインを継承しています。
運転席からの見晴らしの良さに加え、スポーティドライブでも身体をしっかり支えるバケットタイプシートや視認性の高いメーターパネルを採り入れています。

ドライバーを囲むようなスポーティなインテリアが、車が一体となったエモーショナルな室内空間を演出しています。

【パワートレイン・メカニズム】
4代目モデルではボディタイプ同様に搭載するパワーユニットが2タイプのシンプルな構成となっています。
低回転域では1バルブをほぼ停止する吸気側のVTEC(Variable Valve Timing and Lift Electronic Control System:可変バルブタイミング・リフト機構)と、吸気バルブタイミングをエンジン負荷に合わせながらシームレスに可変制御するVTC(Variable Timing Control)の2つを組み合わせています。

環境に配慮した優れた省燃費性能とドライバビリティの高いゆとりの走行性能を両立したi-VTEC 2.0L直列4気筒DOHCエンジン、フリクション軽減や排気抵抗の軽減など細部にこだわり、許容回転数8400 rpmと最高出力220psを実現した新開発i-VTEC 2.0L直列4気筒DOHCエンジンが用意されています。

このハイパワーエンジンはタイプR専用設計となり、超軽量フライホイールを備えたクロスレシオ6速MTとの組み合わせとなり、サスペンション各部の剛性強化やリヤスタビライザー・タイヤのサイズ変更が可能です。軽量アルミホイールの採用と相まって、ポテンシャル・剛性感の高い、ソリッドな乗り心地と優れたハンドリング性能・回頭性能を実現しています。

標準モデルは5速MTもしくはSマチック付5速ATが選択可能で、専用セッティングとなる新設計のサスペンションを採用し、操舵性能に優れるスポーティな味付けながらしなやかな乗り心地を提供しています。

【安全性能】
ホンダ独自の「衝撃の吸収性能」と「生存空間の確保」を高次元に両立したGコントロール技術「G-CON」の採用をはじめ、歩行者へ配慮した「歩行者傷害軽減ボディ」や万一の衝突事故の際に乗員の傷害を軽減する「頭部衝撃保護インテリア」、運転席用&助手席用i -サイドエアバッグシステムの設定など、高い安全性能を備えています。

ホンダ インテグラ(INTEGRA)タイプR(2004年9月モデル)

ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4385×1725×1385mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1770×1430×1135mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/45ZR17(後)215/45ZR17
エンジンタイプ:K20A型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:220ps(162kW)/8000rpm
最大トルク:21.0kg・m(206N・m)/7000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:12.4km/リットル
車両重量:1190kg
価格:2,730,000円
自動車税:年間39,500円 ※

「タイプR」は、専用チューニングが施された圧倒的な動力性能を誇るピュアスポーツモデルとして、先代モデルに引き続き4代目モデルにもラインナップされました。

8400rpmまで吹け上がるパワーユニットであり、排気量を200cc拡大した進化した新設計i-VTEC 2.0L直列4気筒DOHCエンジンは、つながりの良いクロスレシオ6速マニュアルシフトを繰っています。

また、ドライバーを刺激する爽快なドライブフィールは、マスを感じさせません。
全域にわたりシャープなレスポンスを誇る鍛造クロモリ製フライホイールを備え、ダイナミックな走行性能と相まって、高い人気を集めるグレードです。

先代モデルのタイプRから乗り継ぐユーザーも多く見かけ、大人のためのスポーツクーペとして、販売終了から既に10年を経過した現在でも、色あせない魅力を秘めたモデルと言えるでしょう。

ウイングタイプの大型リヤスポイラー、17インチタイヤ&専用アルミホイールやカラードサイドシルガーニッシュを備える、アグレッシブなエクステリアをはじめ、ホールド性・質感の高いレカロ製バケットシート、専用大型4連ホワイトメーターが装備されています。
タイプRのシンボルとも言えるチタンカラーのアルミシフトノブや「TYPE R」のロゴが誇らしいアルミニウム製の専用サイドステップガーニッシュなど、オーナーを高揚させるさまざまな専用装備が施されています。

また、ブレンボ製大径ベンチレーテッドディスクやアルミ対向4ポッドキャリパーや鍛造アルミロアアーム&フロントストラットタワーバーを備える低くセッティングされた剛性の高い専用サスペンションも装備されています。

トルク感応式ヘリカルLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)の採用とともに、ドライバーのイメージしたラインを忠実にトレースする優れた操舵性能と質感の高いスポーツドライブを提供します。

ボディカラーはタイプRのイメージカラーとも言える人気の高いチャンピオンシップホワイトを含め、全5色が設定されています。

※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。

インテグラ タイプR(2004年9月) のカタログ情報(10023486)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム(インターナビ・プレミアムクラブ対応、6.5インチモニター、DVD/MD/CDプレーヤー&AM/FM/TVチューナー付)+6スピーカー、ネットタイプ軽量リヤシェルフ(脱着式)、プライバシーガラス(リヤクォーター/テールゲート)、電動格納式リモコンカラードドアミラー、リヤワイパーなど。

・カラーバリエーション
ナイトホークブラックパール、チャンピオンシップホワイト、サテンシルバーメタリック、ミラノレッド、ビビッドブルーパール。

ホンダ インテグラ DC5系の中古車一覧

ホンダ インテグラ タイプRの中古車一覧

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