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更新日:2018.11.11 / 掲載日:2018.07.12
ボルボ、「V90」、「V90 Cross Country」にディーゼルエンジンモデル追加
ディーゼルエンジン搭載モデルを追加したステーションワゴン「V90シリーズ」
ボルボ・カー・ジャパンは7月11日、ステーションワゴン「V90」、「V90 Cross Country」の一部仕様を変更して日本で発売した。今回の仕様変更は、V90、V90 Cross Countryに、2.0リッターDrive-E(ドライブ・イー)4気筒直噴クリーンディーゼルターボ「D4」エンジン搭載モデルを追加したことが挙げられる。
「D4」エンジンは、応答性に優れる小型ターボチャージャーと、高出力を発生する大型ターボチャージャーを組み合わせた2ステージターボを採用。最高出力140kW(190ps)、最大トルク400Nmを発生する。
新エンジンは、環境性能に優れており、AdBlueで排ガス中のNOxを抑制するSCR触媒コンバーターを採用。長期にわたり燃費性能の向上と環境負荷の低減を実現する。ちなみにAdBlueは、ディーゼルエンジンによる有害物質を低減することを目的としてSCRシステムで使用される添加剤。SCRシステムでは、AdBlueと亜酸化窒素排出ガスが窒素と水蒸気に分解され、有害な亜酸化窒素の排出を大幅に低減する仕組みになっている。
2.0リッターDrive-E(ドライブ・イー)4気筒直噴クリーンディーゼルターボ「D4」エンジンを新たに採用
装備面では、上級仕様グレード「Inscription」(V90)、「Summum」(V90 Cross Country)に「テイラード・ダッシュボード&インナードアパネル・トップ」、「haman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム」(600W、14スピーカー、サブウーファー付)を標準装備としている。また、今回の一部仕様変更に合わせて、V90、V90 Cross Countryで新価格を設定した。
メーカー希望小売価格は、V90が679万円~964万円(税込)、V90 Cross Countryは709万円~864万円(税込)