中古車購入
更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.06.25

トヨタアリオンの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

トヨタアリオンの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

トヨタアリオンは、スポーティセダンカリーナ」の後継モデルとして、2001年12月に誕生しました。以来、5ナンバーサイズの取りまわしのしやすいダイナミックなボディをまとい、安定感のあるのびやかな走行性能も誇ることで、幅広い層の方々から支持を集める4ドアセダンです。

ここでは2代目モデルから現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

初代トヨタ アリオン T240系(2001年~2007年)

初代トヨタ アリオン T240系(2001年~2007年)

グーネット編集チーム

初代 アリオン (T240系)は、1970年発売の長い歴史を持つ4ドアセダンモデル「カリーナ」シリーズ
の流れをくむモデルとして開発されました。

トヨペット系ディーラーで取り扱われる「コロナ」の後継モデルに位置付けられる「プレミオ」とは姉妹車となります。

英語の「ALL IN ONE」を車名の由来に持つアリオンは、「上質と高機能」を開発キーワードに掲げ、5ナンバーサイズのボディでありながら、クラスを超えた上質で広く快適な室内空間、多目的に活躍する使い勝手の良いパッケージングを採り入れた新世代4ドアセダンとして高い人気を誇ります。

【エクステリア】
塊感のあるダイナミックな面構成を持つ、ロングキャビン&ショートデッキスタイルを採り入れ、飽きのこない世代を超えた上質でスタイリッシュなスタイリングが特徴です。

フロントマスクはエアロ形状のフロントバンパーを備え、左右に広がるフロントグリルと大型のトライアングルヘッドランプ、量感あるボンネットフードと相まって、低く安定感のあるスポーティな佇まいを演出しています。

サイドにはシャープなキャラクターラインを配し、のびやかで若々しい洗練されたイメージを表現しています。

大型リヤコンビネーションランプ、サイドのキャラクターラインからそのままスポイラー形状のトランクリッドエンドまで続く、立体的なリヤビューは洗練されたモダンな意匠を採り入れています。

【インテリア】
質感の高い木目調センタークラスターを中心にドアトリムまで左右へ低くシンメトリカルに広がる漆黒調加飾が施されたインストルメントパネルや傾斜のある大きなフロントガラスなど、開放的でスポーティなコックピットデザインを採用し、視認性の高い洗練されたオプティトロンメーターをはじめ、立体的で質感の高い快適な掛け心地を提供するシートや後席の足元・頭上スペースの余裕、シートバックをやや寝かせた快適なリヤシートなど、乗員の誰もが快適に移動できる優れたパッケージデザインが特徴です。

また、リクライニング機構&ダブルフォールディング機構を備える分割可倒式リヤシートやヘッドレストを外すとフルフラットになるフロントシートなど多彩なシートアレンジが、従来のセダンの枠には捉われない、優れた実用性と利便性を提供します。

【パワートレイン・メカニズム】
トルクフルで低速域から高速域まで余裕のあるパワフルな走行性能とクラストップレベルの省燃費性能を両立する2.0L直列4気筒直噴エンジン+Super CVT、実用域の扱いやすさに定評のあるVVT-i付1.8L直列4気筒エンジン+4速AT、爽快な走行フィールと優れた低燃費性能を実現するVVT-i付1.5L直列4気筒エンジン+4速ATが設定され、2WD/FFモデルと1.8Lエンジン搭載モデルのみVフレックスフルタイム4WDが選択可能です。

サスペンションの最適化に加え、エアボリュームのある、やや偏平率の高いタイヤの採用により、しなやかで揺れの少ない快適な乗り心地を提供しています。

【安全性能】
乗員数や積載量の変化や制動時の荷重変化に対して前後輪の制動力配分を最適制御するEBD付ABSの標準搭載をはじめ、光触媒によりドアミラー鏡面の汚れの付着を防ぎ、クリアな後方視界を提供するレインクリアリングミラーに加え、独自の衝突安全ボディ「GOA」や後続車からの衝突の際に重員の首にかかる衝撃を緩和するWILコンセプトフロントシートの採用など、高い安全性能を備えます。

トヨタ アリオン(ALLION)A20 Sパッケージ(2004年12月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4565×1695×1470mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1975×1395×1190mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/65R15 91S(後)195/65R15 91S
エンジンタイプ:1AZ-FSE型 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:155ps(114kW)/6000rpm
最大トルク:19.6kg・m(192N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.2km/リットル
車両重量:1240kg
価格:2,184,000円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。

アリオン A20 Sパッケージ(2004年12月) のカタログ情報(10025280)|中古車の情報なら【グーネット】

初代モデルは2004年12月に1度のみのマイナーチェンジが実施されています。
このマイナーチェンジでは、15インチアルミホイールの意匠変更やヘッドランプ、フロントバンパー、フロントグリル、リヤコンビネーションランプのデザインを変更し、より洗練されたスポーティなスタイリングを採り入れています。

「A20 Sパッケージ」は、ゆとりのあるパワフルな走行性能と低燃費性能を両立する2.0L直列4気筒直噴エンジンを搭載し、マイナーチェンジで追加されました。

さらに、ウォーニングや燃費情報などの文字情報をメーター内に表示するマルチインフォメーションディスプレイをはじめ、スポーティなゲート式シフトレバーノブ、刻々と変わる空模様でも快適な雨滴感知機能フロントワイパーなどの実用的な新機能が加わっています。

スタイリッシュな15インチアルミホイール、オレンジ表示の専用スポーツオプティトロンメーターやラグジュアリーな肌触りの良い身体を優しく包み込むファブリックシートなどを装備する、最上位グレードとして高い人気を誇ります。

他にも夜間走行時の視野確保をアシストするディスチャージヘッドランプの採用や運転席&助手席SRSサイドエアバッグ+前後席SRSカーテンシールドエアバッグシステムの設定などの安全装備、UVカット機能付プライバシーリヤドアガラス&UVカット機能付。

バックウインドウソフトプライバシーリヤドアガラスなどの快適装備が施されています。
ボディカラーは新採用となる上品で柔和なイメージを表現するローズメタリックを含め、全7色が設定されています。

・主なオプション
リヤフォグランプ、音声ガイダンス機能付バックガイドモニター、音声案内クリアランスソナー、運転席&助手席SRSサイドエアバッグ+前後席SRSカーテンシールドエアバッグシステム、G-BOOK対応DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーション、CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオなど。

・カラーバリエーション
スーパーホワイトII、ダークブルーマイカメタリック、ライトブルーメタリック、ローズメタリック、シルバーメタリック、レッドマイカメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン。

トヨタ アリオン AZT240系の中古車一覧

トヨタ アリオン NZT240系の中古車一覧

トヨタ アリオン ZZT240系の中古車一覧

トヨタ アリオン ZZT245系の中古車一覧

2代目 トヨタ アリオン T260系(2007年~)

2代目 トヨタ アリオン T260系(2007年~)

グーネット編集チーム

2代目 アリオン (T260系)は、初代モデルのプラットフォームを継承する5ナンバーサイズのボディを採用しながら、パッケージングを見直すことで室内長・室内幅を拡大するなど居住性の向上、より洗練された上質なエクステリアを採り入れた、スポーティな佇まいが特徴の4ドアセダンとして、2007年6月に誕生しました。

発売から1ヵ月間で月間販売目標台数3,000台に対し、7,200台を受注するなど、好評な立ち上がりを示し、その後も順調なセールスを維持するなど人気の高いモデルです。

【エクステリア】
トヨタ車に共通するデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY:活き活き・明快」を採り入れ、新鮮でアクティブなエクステリアデザインが特徴です。
フロントグリルと一体となった薄型のヘッドランプを備え、ボンネットフード、フロントバンパーのセンター部を中心にラウンドさせたクリーンなフロントマスクが上質感を演出しています。

張りのある曲面を巧みに用いた安定感のある量感あふれるサイドビューは、リヤドア後部よりトランクリッドに続くシャープなキャラクターラインにより、ダイナミックでスポーティなイメージを表現しています。
大型リヤコンビネーションランプを備えるリヤビューは、フロントバンパーやボンネットフードと同様にシャープなエッジを織り交ぜたリヤバンパーを備え、躍動感のあるモダンで上品なスタイリングを強調しています。

【インテリア】
インテリアの随所に木目調加飾やシルバー加飾を効果的に配し、ドライバーを囲むようにデザインされた質感高いセンターコンソールや機能的にレイアウトされたセンタークラスターやドアアームレストパネルをはじめ、開放的なインストルメントパネルなど、ドライバーが運転に集中できる、明るくのびやかで機能的な質の高いコックピットデザインを採用しています。

また、最適なドライビングポジションが設定可能な上下アジャスター機構付運転席シートやチルト&テレスコピックステアリングの採用など、5ナンバーサイズの取りまわしの良いボディと相まって、市街地のすれ違いや縦列駐車、車庫入れまで、誰もが運転のしやすさを実感できる優れたパッケージングデザインも大きな魅力と言えるでしょう。

セダンボディながら、先代モデルからの実用性の高さを継承しています。
ダブルフォールディング機構を備える6:4分割可倒式リヤシートの採用により、ワゴン並の使い勝手の良い、広々としたラゲージスペースを実現しました。

先代モデルからプラットフォームの変更はないものの、高効率パッケージデザインにより、室内長80mm、室内幅55mm拡大した広々とした室内空間を提供しています。

【パワートレイン・メカニズム】
磨きのかかった実用性の高い経済的に優れるVVT-i付1.5L直列4気筒エンジン、余裕のある爽快な走りを提供する新設計のDual VVT-i付1.8L直列4気筒エンジン、VALVEMATIC機構を備える新設計2.0 L直列4気筒エンジンが設定され、変速ショックのないスムーズな走行性能と優れた燃費性能を両立するSuper CVTとの組み合わせになります。

駆動方式は先代モデルと同様に、2WD/FFと1.8Lエンジン搭載モデルにのみフルタイム4WDが設定されています。

高張力鋼板を全体に使用し、剛性を強化した軽量ボディと新設計サスペンションの採用により、優れた操舵性能と静粛性の高い、しなやかで上質な乗り心地を実現しています。

【安全性能】
より進化した独自の全方位コンパチビリティ概念を採り入れた衝突安全ボディ「GOA」をはじめ、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームからなる回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の採用など、高い安全性能を備えています。

トヨタ アリオン(ALLION)A20 Gプラスパッケージ(2016年6月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4590×1695×1475mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2055×1450×1205mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/55R16(後)195/55R16
エンジンタイプ:3ZR-FAE型 直列4気筒DOHC
排気量:1986cc
最高出力:152ps(112kW)/6100rpm
最大トルク:19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.6km/リットル
車両重量:1270kg
価格:2,650,909円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。

アリオン A20 Gプラスパッケージ(2016年6月) のカタログ情報(10104314)|中古車の情報なら【グーネット】

2代目モデルは2回マイナーチェンジを実施しています(2018年2月現在)。
2016年6月に実施された2回目のマイナーチェンジでは、メッシュタイプのフロントグリルの採用をはじめ、リヤコンビネーションランプやインストルメントパネルの意匠変更やより多くの情報を表示する多機能4.2インチカラーTFTモニターの採用など、より洗練されたモダンな内外装デザインに加え、機能性がアップしています。

なかでも「A20 Gプラスパッケージ」は、2度目のマイナーチェンジで新採用なる衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を搭載しています。

16インチアルミホイールをはじめ、高輝度で指向性の高いBi-Beam LEDヘッドランプや運転席8wayパワー機構付合成皮革&ファブリックコンビシートや助手席側フラットシート機構など充実した装備を施したトップグレードとして高い人気を誇ります。

他にもスーパーUVカットフロントドアガラス+UVカット機能付プライバシーガラス、クルーズコントロールやドライブ中にも肌や髪の毛に潤いを与えるナノイーなどの実用性の高い快適装備に加え、本革巻&木目調コンビネーション3本スポークステアリング&シフトノブや6スピーカーなど上質な装備が特徴のモデルです。

ボディカラーはボディの陰影を鮮やかに表現する落ち着きのあるダークシェリーマイカメタリックを含め、全8色が設定されています。

・主なオプション
16インチアルミホイール(スーパークロームメタリック塗装)、運転席&助手席SRSサイドエアバッグ+前後席SRSカーテンシールドエアバッグ、リヤフォグランプ、本革シート(パーフォレーション&ギャザー仕様)、運転席&助手席快適温熱シート、ドアスカッフプレート(車名ロゴ入り)、合成皮革ドアトリムオーナメント表皮(パーフォレーション仕様)、合成皮革ドアアームレスト(ダブルステッチ)、合成皮革コンソールボックス(アームレスト付、ダブルステッチ)など。

・カラーバリエーション
アティチュードブラックマイカ、スーパーホワイトII、ダークシェリーマイカメタリック、ダークレッドマイカメタリック、フロスティーグリーンマイカ、シルバーメタリック、ブラッキッシュアゲハガラスフレーク、ホワイトパールクリスタルシャイン。

トヨタ アリオン NZT260系の中古車一覧

トヨタ アリオン ZRT260系の中古車一覧

トヨタ アリオン ZRT261系の中古車一覧

トヨタ アリオン ZRT265系の中古車一覧

トヨタ アリオンの中古車一覧

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ