映画やドラマでおなじみのエアストリームは、なかなか快適そう！

　エアストリームの主力モデル、クラシック345。今ではもうない自走式です。今回は、30年も前のキャンピングトレーラーの様子を見てみます。

　さすがはアルミニウムですね。およそ10mに達する大きなボディの表面は、予想以上に綺麗です。

　窓も割れたりしておらず、コンディションは悪くなさそうですね。

　ドアを開けて中に入ります。アルミ製の網戸もあります。玄関という感じですね。

　ドアロックもしっかりと機能しています。

　アルミ無垢の丸っこいボディからは想像できませんが、中はとても広々としています。

　ドアの横にはダイニングテーブルとソファが2脚。窓の景色を楽しみながらくつろげますね。

　運転席はウインドウがラウンドしていて見晴らしが非常に良く、大型クルーザーの操縦室のようです。コクピットにはクルマ全体を制御する様々なスイッチがあります。エンジンもすぐにかかるようです。

　ダイニングテーブルの向かいには、広々とした3人がけのソファがあります。

　そのソファですが、背もたれが展開できるようになっていて……。

　ゆったりとしたベッドに早変わりします！

　そのソファベッドの奥に行くと、ベッドスペースがもうひとつあります。

　その正面はキッチンです。

　ダブルのシンクは使い勝手もよさそうですね。

　ガスレンジも4つタイプで、お料理が好きな人も我慢しなくていいでしょう。

　取付式の専用ミキサーなどは趣があります。しっかりと作動しますね。

　オーブンレンジもあります。

　大型の冷蔵庫も備わり、長期間の移動にも対応します。

　もはやカーエアコンとはいえない、パワフルな室内空調です。

　シャワースペースはコンパクトですが、十分に使えます。

　洗面所＆お手洗いは、全面鏡のドアでプライバシーが守られています。

　シャワールームと洗面所は、カーテンドアによって前方のスペースと分けることができるのも便利ですね。

　寝室には大型のテレビもあります。横になりながら観られます。

　一番奥にあるのが寝室です。キングサイズのベッドが鎮座し、ゆったりと休めます。クローゼットも大きくて使い勝手がよさそうです。

　広々とした車内は、本当に「住める！」と思ってしまいます。

　アメリカ最古のキャンピングトレーラーメーカーであるエアストリーム。その人気は今でも高く、新品はもちろん、中古車を購入して、エンジンを載せ替えたりバッテリー関係を強化したりというアップデートをして楽しむ人も多いといわれます。現在はSUVやピックアップトラックに牽引されるタイプのみですが、もっとも大きなタイプが800万円ほどからで購入できます。ただし、さまざまなオプションによって価格は変動します。中古車も広く出回っていますが、コンディションにより、価格はまちまちです。

　広大な国土を移動しながらの生活には憧れますね。