車のエンタメ
更新日:2018.11.18 / 掲載日:2018.05.25
1973年式のワーゲンバスがソーラーカーに!
環境意識とテクノロジーの変化によって、内燃機関(いわゆるエンジン)を持つクルマは、これから間違いなくどんどん少なくなっていきます。今までマイナーだったEVなどが、主流になる日も近いのかもしれません。しかし、クルマの「電化」は、古い車両を全て排除し、未来的な乗り物に変えていく、というだけのものではないようです。今回は、そう思える映像をご紹介いたします。登場するのは、1973年式のフォルクスワーゲン「タイプ2」、それをベースにしたソーラーカーです。新旧コラボともいえるチャレンジをどうぞご覧ください。
オーナーのブレット・ピーランさん。12年前(2017年公開の動画なので、2005年でしょうか?)にソーラー充電式のゴルフカートをつくり、「いつかもっと大きなソーラーカーをつくりたい」と思ってきたそうです。
外観はそこそこきれいだったワーゲンバスですが、中はボロボロの状態でした。
そして完成。ルーフ全面を覆うソーラーパネル部は、ポップアップテントに!
コンパートメントも、もちろんキャンピングカー仕様です。助手席は180度回転可能で、テーブルは折り畳み式、シンクやIH調理器も備えています。
後部座席の下に収納された12個の大型バッテリーの状態は、コクピットでモニタリング可能です。
フォルクスワーゲン ソーラーバスが完成すると、プレットさんは早速、家族と旅に出ました。アメリカ北西部のオレゴン州アシュランドから南西部のカリフォルニア州モントレーまで、自然を満喫しながらのロングドライブです。
最近では住宅需要が拡大し、ソーラーパネルの価格が下がっていると言われますが、今後さらに低価格になったりパネルの効率性が上がって、自動車の分野でも普及するといいですね。
フォルクスワーゲン ソーラーバスの詳細は、Webサイトで公開。
solarelectricvwbus(外部リンク)
旅の様子を撮影した動画は、Youtubeで公開しています。気持ちよさそうですよー!
Solar Electric VW Bus(外部リンク)