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更新日:2019.06.21 / 掲載日:2018.04.18

日産シーマの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

日産シーマの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

日産 シーマは、1988年1月の誕生以来、先進技術をふんだんに採用。パワフルな大排気量エンジンを搭載し、卓越した余裕のある走行安定性能やラグジュアリーで上品な内外装デザインを特徴とする、日産の誇るフラッグシップセダンです。

ここでは4代目から現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

4代目 日産シーマ F50系(2001年~2010年)

4代目 日産シーマ F50系(2001年~2010年)

グーネット編集チーム

シーマ F50系は、歴代モデルからの特徴である、全域に渡り余裕のある走行性能、洗練されたダイナミックな重厚なボディスタイル、すべての乗員が快適に過ごせる豪華な装備を搭載する居心地の良い室内空間を継承しつつ、「Dynamic & Modern」をコンセプトに掲げ、時代をリードする新世代のフラッグシップセダンとして、2001年1月に誕生しました。

【エクステリア】
4代目シーマはプラットフォームを一新し、新世代プラットフォームを採用しました。丸みを帯びたモダンで量感のある重厚なスタイリングが特徴です。

立体的な奥行きのあるフロントグリルをはじめ、特徴的な7つの凸レンズを持つ大型のマルチプロジェクターキセノンヘッドランプを備え、先進性の中にもステイタスを感じる個性的なフロントマスクが特徴です。

ロングキャビンを実現する5mに達し、伸びやかで張りと厚みのあるサイドビュー、どっしりと安定感のあるリヤビューなど、ドアのチリや開閉音にも気づかいのあるフラッグシップセダンならでは、高品質な作りが随所に感じられる佇まいが特徴です。

なお、2008年2月のマイナーチェンジでは前後バンパーのデザインを変更し、全長が5120mmに拡大されるなど、より存在感のあるダイナミックなフォルムを実現しています。

【インテリア】
コンセプトはインテリアにも活かされ、上下可動式8インチ大型液晶モニターを備える、緩やかにラウンドした特徴的なセンタークラスターやベージュカラーなど明るい色使いをはじめ、一層余裕のあるヘッドクリアランスや40mm拡大した後席の足元スペースと相まって、開放感のあるモダンな室内空間を提供しています。

ロングドライブでも疲れの感じにくい、圧力分布に優れる身体をソフトに包み込む、快適な高級モケットシートをはじめ、肌触りの良い豪華な3色の本革シートが設定されています。

ホスピタリティを高め、開閉角度をほぼ直角まで広げたリヤドアやバイブレーター機能を備えるリラックスシートをはじめ、150mmの可動幅を持つ後席パワーシート、後席やリヤドアオートクロージャーの装備など後席の快適性の高さも大きな特徴です。

【パワートレイン・メカニズム】
初代モデルからシーマのアイデンティティとして引き継がれる、瞬発力の良い中低速から高速域まで万遍なく豊かなトルクを発生する3.0L V型6気筒ターボエンジンと、V型8気筒ならではの静かで圧倒的な動力性能を誇る、環境性能にも配慮した新開発の直噴4.5L V型8気筒自然吸気エンジンが搭載されています。

組み合わされるトランスミッションは4.5Lのフルタイム4WDモデルのみフルレンジ電子制御4速オートマチック「E-ATx」が採用され、それ以外のモデルには省燃費性能とスムーズな加速性能を両立するマニュアルモード付フルレンジ電子制御5速AT「5M-ATx」が設定されています。

サスペンションは、走行状態に応じ減衰力を緻密にコントロールするアクティブダンパーサスペンションを採用し、道路をなめるようにしなやかでフラットなダンピングの効いた快適な乗り心地を実現しています。

【安全・安心性能】
ドライバーの不慮のケガや急病の際に、簡単なスイッチ操作でヘルプネットと繋がる緊急通報システム「ヘルプネット」の装備をはじめ、世界初となる高速走行のステアリング操作をアシストするレーンキープサポートシステム(直線路車線維持支援装置)、アクセルやブレーキ操作をアシストし、ドライバーのストレスを軽減する「車間自動制御システム」や後退時の安全性を視覚的にサポートする「バックビューモニター」など、先進の安全・安心装備を備えています。

日産シーマ(CIMA)300Gグランドツーリング(2003年8月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4995×1845×1490mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2000×1530×1200mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)245/45R18 96W(後)245/45R18 96W
エンジンタイプ:VQ30DET(NEO)型V型6気筒DOHCICターボ
排気量:2987cc
最高出力:280ps(206kW)/6000rpm
最大トルク:39.5kg・m(387N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:9.1km/リットル
車両重量:1710kg
価格:5,220,000円
自動車税:年間51,000円 ※

「300Gグランドツーリング」は、ドライバーズカーとして人気の高い、歴代シーマから受け継ぐ3.0L V型6気筒ターボエンジンを搭載する「300G」をベースに、減衰力を高めたやや硬めにセッティングされたスポーツチューンドサスペンションや18インチのロープロファイルタイヤ、クロームカラーコートを施した専用アルミホイールを装備した、質の高いスポーティな走りを提供するモデルとして人気の高いグレードです。

インテリアはブラックを基調に、パンチング加工がなされたブラック本革シートをはじめ、ブラックカラーのディンプル付本革巻ステアリングホイール&シフトノブに加え、黒本目のフィニッシャーをインストルメントパネル・ATフィニッシャー・ドアトリムに採用するなど、シックで上質なスポーティな雰囲気を演出しています。

ほかにもスモーククロームカラーコート処理が施された精悍なヘッドランプやテールランプなど、ドライバーを高揚させる特別な仕様を持つユニークなモデルです。

ボディカラーはスタイリッシュながら華美な輝きを放つシャンパンシルバーを含め、全6色が設定されています。

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

シーマ 300Gグランドツーリング(2003年8月)のカタログ情報(10012050)|中古車の情報なら【グーネット】

■4代目 日産シーマ F50系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション

・主なオプション
プライバシーガラス(リヤドアガラス/リヤガラス、UVカット断熱機能付)、ドアミラー自動格納装置、チタンクリアドアミラー、フロントコーナーセンサー、バックソナー(リヤコーナーセンサー機能付)、ASCD(オートスピードコントロール装置)+ステアリングスイッチ、内外気自動切換え機構、上下可動式8インチワイド液晶モニター{車両情報表示機能付&TV/ナビゲーションシステム(DVD方式・DVDビデオ再生対応)+コンパスリンク&緊急通報システム(ヘルプネット)対応アダプター+ハンドフリー電話システム}、BOSEサウンドシステム(CD/カセット+AM/FM電子チューナーラジオ、8スピーカー+リヤウーハー)、電動ガラスサンルーフ(チルト、スライド、ワンタッチオープン&クローズ機構付)、SRSカーテンエアバッグシステムなど。

・カラーバリエーション
スーパーブラック、ビンテージブロンズ(PM)、ダークブルー(P)、ダイヤモンドシルバー(M)、シャンパンシルバー(TM)、ホワイトパール(3P)。

日産シーマ F50系の中古車一覧

5代目 日産 シーマ Y51系(2012年~)

5代目 日産 シーマ Y51系(2012年~)

グーネット編集チーム

5代目シーマは、パワートレインを一新し、日産独自のハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド専用車として、2012年5月に誕生しました。
優れた環境性能や省燃費性能を両立しながら、余裕のある卓越した走行性能や時代をリードする先進技術の装備など、歴代モデルの特徴を兼ね備えたフラッグシップセダンです。

【エクステリア】
先代モデルとボディサイズを比較すると、全高が20mm、ホイールベース長を180mm拡大し、より抑揚のあるダイナミックなボディデザインを採用することで、ロングノーズ・ショートデッキ・ロングキャビンを強調した、重厚でモダンなショーファードリブン的なプロポーションが特徴です。

大型メッキフロントグリルやメッキ加飾が施された奥行きのあるフロントバンパーをはじめ、大きくうねりのある圧倒的な存在感を放つボンネットフードやフロントフェンダーの張りだしに加え、サイドの伸びやかなキャラクターライン、特徴的なショートデッキのリヤエンドの空力特性を考慮したトランクリッド処理、ふくよかで安定感のあるリヤビューなど、先進性とステイタス性を融合させたフラッグシップに相応しい佇まいです。

【インテリア】
3050mmのロングホイールベース化により後席のニースペースが拡大し、クラストップレベルの開放的な後席の居住性を実現した、しっとり落ち着きのあるブラウン、ラグジュアリーなブラック、明るく開放的なベージュの3カラーが選べる質感の高いセミアリニン本革など、独特な本木目フィニッシャーと相まって、仕立ての良い高級家具をイメージさせる重厚なインテリアデザインが特徴です。

シートは快適性を重視し、エルゴノミクスデザインを採用する圧力分布に優れた低反発ウレタンを使用し、前席エアコンディショニングシートとともに、身体を優しく包み込むような心地よさを実現しています。

さらに、最上のホスピタリティを提供する、スピーカーからリチウムイオンバッテリーに起因するこもり音と逆位相の制御音を流し、室内の静粛性を高めるアクティブノイズコントロールやロードノイズや共鳴音を軽減する吸音タイヤをはじめ、後席パワーリクライニングシートやパワーオットマン機構を備える助手席シート、空気を浄化しアロマディフューザーから心地よい、森林浴のようなゆらぎ風を送るフォレストエアコンが搭載されています。
ほかにも、奥行きと広がりのあるリアルな音楽を再生するBOSE製5.1chサラウンドシステムの採用など、充実した快適装備を備えます。

【パワートレイン・メカニズム】
搭載するパワートレインは、圧倒的で卓越した走行性能を発揮するモーター走行を可能にしたハイブリッドシステムを採用しています。

シンプルな日産オリジナルの高効率1モーター2クラッチ方式の「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」を採用し、マニュアルモード付電子制御7速ハイブリッドトランスミッションとの組み合わせにより、環境に配慮した優れた省燃費性能と高出力ハイブリッドシステムならではの、レスポンスの良い洗練されたダイナミックな動力性能を誇ります。

路面からの入力に対して、2つのピストンで減衰力を制御するダブルピストンショックアブソーバーの採用と、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リヤサスペンションによるコンフォートサスペンションと相まって、直進性を高め、高速道路の継ぎ目や道路のうねりに対してもフラットでダンピングの効いた重厚な乗り心地を提供しています。

【安全装備】
常に最新技術をふんだんに搭載するシーマらしく、人物や車両など移動物にも対応する俯瞰映像で駐車をアシストする「インテリジェントアラウンドビューモニター」やミリ波レーダーで前方車両との距離や速度差を検知し、衝突の危険が高まるとブレーキ操作をアシストし、緊急ブレーキを作動させる「インテリジェント・エマージェンシーブレーキ」をはじめ、高速道路を走行時のストレスを減少し走行安全性を高め、先行車との車間距離を一定に保ち自動追従する「インテリジェント・クルーズコントロール」など、先進の安全装備を備えています。

日産シーマ(CIMA)ハイブリッド VIP G(2012年5月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:5120×1845×1510mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2240×1535×1185mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)245/50R18(後)245/50R18
エンジンタイプ:VQ35HR型V型6気筒DOHC+モーター
排気量:3498cc
最高出力:306ps(225kW)/6800rpm
最大トルク: 35.7kg・m(350N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:16.6km/リットル
車両重量:1950kg
価格:8,400,000円
自動車税:年間58,000円 ※

「ハイブリッド VIP G」は、前席シートバックグリップベルトや後席パワーリクライニングシートをはじめ、後席ヒーター付シート、リヤセンターアームレスト内蔵コントロールスイッチ(オーディオ、エアコン、シートヒーター、リクライニング)に加え、後席テンションリデューサーELR付3点式シートベルト(左右席)など、主に後席に乗車するパッセンジャーの快適性・安全性を重視した、グレードの中でも最も充実した装備を誇るモデルです。

ほかにもしっとりとした滑らかな質感を持つ豪華なセミアリニン本革シートや、四季を通じて快適な前席エアコンディショニングシート、グレードの高い素材を使用した本革巻ステアリング&シフトノブや職人が手作業で仕上げる銀粉本木目フィニッシャー(インスト/センタークラスター/センターコンソール/ドアトリム/リヤセンターアームレスト)など、高級感漂うラグジュアリーなインテリアが特徴の人気モデルです。

さらに、シーマ専用にチューニングされた臨場感豊かな音楽を奏でる、フロントヘッドレストに7インチワイドモニターを備えた、BOSE5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステムが装備され、後席でも高音質・高画像の映画や音楽映像などを楽しむことができます。

ボディカラーは太陽光の加減により赤みを帯びた深みのあるボルドーワインのような高級感を演出するパール系のガーネットブラックを含め、全5色が設定されています。

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

■5代目 日産 シーマ Y51 軽の主なグレード・オプション・カラーバリエーション

・主なオプション
アカンサスエンブレム(シルバー)、フロアカーペット(プレミアムforエグゼクティブ、吸音/消臭機能付)、マルチアウトレット(リヤアームレスト内、AC100V電源、最大出力100W)など。

・カラーバリエーション
スーパーブラック、ブリリアントシルバー(M)、ブレードシルバー(M)、ガーネットブラック(P)、クリスタルホワイトパール(3P)。

日産シーマ Y51の中古車一覧

日産シーマの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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