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更新日:2018.10.21 / 掲載日:2017.03.12
ホンダ、「シビック タイプR」の量産モデル世界初公開
ジュネーヴモーターショーで世界初公開された「シビック タイプR」
ホンダは、ジュネーヴモーターショーで「シビック タイプR」の量産モデルを世界初公開した。今回公開された「シビック タイプR」は、プロダクションモデルとして昨年9月にフランスで開催されたパリモーターショーでプロトタイプが公開され、それからアメリカのSEMAショー/LAショー、東京オートサロンでティザー活動を行なってきた。2011年に日本国内での販売は終了し海外のみでの展開となっていたが、このたび日本にも帰ってきた形となる。
専用のステアリング&シフトノブ、メーター、シート
インテリアには赤と黒でスポーティなイメージを与える専用のステアリング&シフトノブ、シートを装備。またメーターも専用のものを採用している。そのほか、電動パーキングブレーキやアダプティブクルーズコントロール、3モード(コンフォート・スポーツ・+R)になったモード切り替えスイッチを採用。サーキットから市街地まで幅広い状況で楽しめる一台になっている。
待望の「シビック タイプR」は2017年夏に発売予定
パワートレーンには先代モデルを10ps上回る、最高出力320ps、最大トルク40.8kgmを発生させる。2.0リッターVTECターボエンジンをを搭載。トランスミッションには6段MTを組み合わせる。変速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整され、アクセル操作が不要となるレブマッチシステムが取り入れられた。ターボラグが少なくリニアな特性となっているので、速い上に乗りやすさもアップしているという。ボディでは、リアサスペンションにマルチリンク式を新たに採用、あわせて高剛性化を図った新プラットフォームの採用、20インチタイヤ、トレッドの拡大、空力性能を高めたエクステリアデザインなどにより、従来モデルに比べて運動性能が大幅に向上している。
2017年夏に世界各国で発売される予定となっている。