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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2018.03.27
スバル WRX STI、ニュルへ!!
スバルSTIが挑戦を続けるNBR24=ニュルブルクリンク24時間レース。去る2月22日、NBR24総監督 辰巳英治氏も駆け付ける中、今年の参戦マシンが成田空港から飛び立った。
今回の空輸は日本航空(JAL)の車両輸送サービス「J Solution Wheel」を利用しており、WRX STI NBR 2018は、貨物専用機ではなく旅客機の下部に格納される。
日本航空のB787・フランクフルト行きが入線すると、パレットにガッチリ固定されたWRX STIが登場。寸法内におさめるため、スポイラーなど一部の部品が外された状態だ。それでもなおリヤウイングなどギリギリのクリアランスしかないように見えたが、JALの貨物担当クルーの職人技によってスムーズに格納が完了し、無事にドイツへ向けて飛び立った。
今後は4月14日・15日の予選や練習走行を経て、5月10日からのレースウィークを迎える。決勝レースのスタートは5月12日(土)、ゴールは翌13日(日)だ。
SUBARU WRX STI NBR 2018
エンジンからエアロまでの幅広い改良を実施
ニュルブルクリンク24時間レース参戦マシンのポイントは「エンジン出力向上」「ギヤ比最適化」「空力特性向上」「ブレーキのコントロール性アップ」「冷却能力アップ」。エンジンはエキマニとタービン、吸気ダクトを変更。パドルシフトミッション採用は継続のまま、クラッチも軽量なものに。ブレーキはブースターを廃止。前後バンパーとウイングも一新されている。
※写真は2月のシェイクダウン時
提供元:月刊自家用車