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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.03.14
【スバル】見えない所を監視する「アイサイトセイフティプラス(運転支援)」とは
グーネット編集チーム
アイサイトセイフティプラスとは、
・自動ブレーキ
・レーンキープ
・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
などといった、前方に対する安全性アップを目的とする運転支援である、スバル「アイサイト」の進化系です。
アイサイトセイフティプラスの進化ポイント
アイサイトからの具体的な進化ポイントは下記のようになります。
スマートリヤビューミラー
リヤゲートに内蔵されたカメラからの映像を、通常のミラーモードとディスプレイモードに切り替え可能なルームミラーに表示してくれる、スバル初となる装備です。
フロント&サイドビューモニター
フロントグリルおよび、ドアミラーに付けられたカメラの映像が、フロントディスプレイによって随時確認することができます。
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
車体後部に内蔵された高感度センサーが車線変更時などに後方から迫る車を感知して、警告音とドアミラーについたLEDの点灯で教えてくれます。
ハイビームアシスト
車内全部に設置された単眼カメラが対向車のライト光量によって、ハイビームとロービームを状況に応じてオート切り替えしてくれます。
例えるなら、従来型のアイサイトによる前方運転支援機能に、全方位的なカバーリング能力を文字通り「プラス」した、スバル最高峰の安全技術・運転支援機能となっています。
アイサイトセイフティプラスがもたらす効果
アイサイトセイフティプラスの搭載によって得られる、安全運転支援効果は非常に高くなっています。
まず、スマートリヤビューミラーとフロント&サイドビューモニターは、運転時や駐車時などにどうしても発生してしまう死角を、大きく減らしてくれる効果が得られます。
特に、サイドビューモニターの効果は顕著で、信号待ちの時見逃してしまうと巻き込み事故の危険性も高いバイクや自転車等の存在を、目視で確実に把握することが可能です。
また、リヤビークルディテクションは、車線変更時に当該車線後方から車両の接近を約70mもの後方からの接近に対応して知らせてくれるため、スピードが出ていて接触の危険性も高い高速道路での車線変更において、ドライバーの安全運転を強力にサポートしてくれます。
加えてこの装備は、時速30km以下でのバック走行時にも、接近する他車両の存在も知らせてくれることから、駐車場などでの接触事故予防にも威力を発揮してくれます。
さらに、時速30kmいかでは市街地走行として自動的にロービーム設定となるハイビームアシストのおかげで、夜間ドライバーにとって安全で明るい視界環境を、状況に応じて確保することができます。
一方、時速40km以上での走行時では、前方からのライトが感知されない状況ではハイビームに、対向車が近づいた場合は自動的にその視界を妨げないよう、ロービームに切り替えをしてくれるため、思わぬ事故原因を作らなくて済みます。
アイサイトセイフティプラスが採用されている主な車種
スバルでは、この最新運転支援技術であるアイサイトセイフティプラスを、2017年8月7日より販売開始された自社の主力車種である、
・レヴォーグ
・WRX S4
の新型モデルにおいて、アイサイトのように全車標準装備ではなく、ユーザーの自由意思で設定可能なメーカーオプションとして採用しました。
しかしふたを開ければ、ユーザーの安全に対する意識は想像以上に高く、実に9割以上のユーザーがこのアイサイトセイフティプラスを装着したことをスバルは公表しました。
スバルは自社が誇るこのアイサイトセイフティプラスが、上記新型2車種が販売目標の2.5倍以上の受注という、好調なスタートダッシュを切れた大きな要因となっていると分析しており、その運転支援性能の高さに強い自信をのぞかせています(2017年12月現在)。