車のエンタメ
更新日:2018.11.14 / 掲載日:2018.03.02

999段の階段を駆けあがる!! 「レンジローバー スポーツ」のクレイジーな挑戦

 ランドローバーがオフィシャルに公開している動画を見ると、いつも「ランドローバーは冒険が好きだなぁ」と思わされます。今回もまた、「なんでこんなこと考えついた!?」と言いたくなるようなチャレンジをやってくれました!

 舞台は、中国湖南省の天門山。切り立った岩山が連なる景勝地で、人気の観光地でもあります。スタートは99のカーブが連なる「通天大道」の入口、999段の急な階段「上天梯」を上りきったところにある「天門洞」という高さ131.5×幅57×奥行60mの巨大な穴がゴールです。

 幾重にも重なるカーブが白龍の姿に喩えられることから、今回の挑戦は「ドラゴン・チャレンジ」と名づけられました。

 ランドローバー「レンジローバー スポーツ」のステアリングを握るのは、パナソニック・ジャガー・レーシングの中国系オランダ人ドライバー、ホーピン・タン。

 本編とはちょっと離れますが、天門山寺という仏教寺院も天門山の人気スポットのひとつ。南京錠に願掛けは、世界共通なのでしょうか。

 さあ、ドラゴン・チャレンジ、スタートです!

 九十九折の超険しいワインディングを攻めていくレンジローバー・スポーツ。

 全長10.77kmの通天大道、ふだんは観光客を乗せたシャトルバスが運行しています。13年間ドライバーを務めている男性によると、40km/h以下の速度で走行するそうです。

 狭いし、ブラインドコーナーも多いし、ちょっとでもミスしたら崖をまっさかさまに落ちていくわけですが、臆せずにアクセルを踏んでいきます。

 集中度マックスのホーピン。

 急な階段を攻略するため、車両のテストも入念に行われました。最大斜度45度なんて、もはや登坂というよりクライミングです(笑)!

 「nobody has ever tried to drive up it.(これまでに誰もクルマで登ろうとした人はいなかった)」って、当たり前です!

 しかも、広場から一気に登れるわけではないですからね。

 最初の短い階段から狭い階段を通り……。

 「切り返せるのかな?」と思ったら、バックで登っていきました。その光景に、ギャラリーも思わず撮影しだします!

 いよいよ長くて急な階段を一気に駆け上がるわけですが、まずは体勢を整えて、呼吸を整えて……。階段を見上げるホーピンの顔にも緊張の色が浮かびます。

 アクセルを踏み込み、グングン登っていきます。

 階段の斜度が頂上まで一定ではなく、途中で何か所か角度が変わっているのも難易度を高めていますよね。しっかりコントロールする必要がありそうです。

 見れば見るほど、ありえない角度です。

 標高1260mの天門洞付近まで登ってくると、霧がかかって龍が天に昇っていくような幻想的な雰囲気に……。

 無事にゴール! ホーピンも、何度もガッツポーズを繰り返します。よほど嬉しかったのですね。

 99のカーブが続く通天大道と999段の上天梯を、レンジローバー・スポーツは22分41秒で走破しました! おめでとうございます。

 ランドローバーのYoutube公式チャンネルには、テストの様子やインタビュー、天門山の紹介などドラゴン・チャレンジのバックグラウンドを記録した動画もアップされています。階段を登っていく途中でジャンプした瞬間もバッチリ捉えていて、迫力があります。

ランドローバーのYoutube公式チャンネルはこちら!

参照元:Land Rover USA(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

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