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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.01.29

【スズキ】2つのカメラで監視「デュアルカメラブレーキサポート」の仕組みと搭載車種

【スズキ】2つのカメラで監視「デュアルカメラブレーキサポート」の仕組みと搭載車種

グーネット編集チーム

2つのカメラで、人にも車にも作動する、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を軽自動車として初搭載したのがスズキのスペーシアです。
現在は、ハスラーの上級グレードに標準装備されています。

日常の通勤や買い物に利用頻度の多い軽自動車ですが、中でもリヤにスライド機能のドアを持つスペーシアは使い勝手の良さと室内の広さから、子育てママに人気があります。
ドライバーにも歩行者にもやさしい先進技術が、デュアルカメラブレーキサポートです。

デュアルカメラブレーキサポートの仕組み

ルームミラーの前方に2つのカメラを装備しており、前方視界の妨げにはなりません。
2つのカメラを搭載したステレオカメラ方式とも呼ばれます。

人の目と同じように、左右2つのカメラが、対象物との距離や形を捉えて、歩行者や車を認識します。また、左右の白線も認識しますので、車線逸脱防止機能にも役立ちます。

衝突の可能性があると車が判断すると、ブザー音とメーター内の表示で警報をお知らせします。
更に衝突の可能性が高まると警報に加えて、自動的に弱いブレーキを作動させドライバーに注意を促します。

この時に、ドライバーが強いブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高め、より短い距離で停止できるようアシストします。
衝突が避けられないと判断した際には、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突被害軽減を図ります。

作動した時の速度が作動速度は約5km/hから約50km/h未満(対歩行者の作動速度は約5km/hから約30km/h未満)であれば、衝突を回避できる場合があります。


従来のレーダーブレーキサポートから進化したポイント

レーダーブレーキサポートの作動速度は約5km/hから約30km/hでほぼ渋滞時の追突防止機能でした。
また、歩行者認識もありませんでした。

デュアルカメラブレーキサポートの作動速度は約5km/hから約100km/hで、前方衝突警報機能が作動します。
実用速度域での自動ブレーキの作動が可能になり、高速走行時にも対応できるようになりました。歩行者認識機能(歩行者の場合は約5km/h~約30km/h未満)も備わり安全面で強化されました。

デュアルカメラブレーキサポートの主な搭載車種(2017年10月現在)

・標準装備車種

スペーシアX、スペーシアGリミテッド、スペーシアカスタムXS、スペーシアカスタムGS、ソリオバンディッドデュアルカメラブレーキサポート装着車、ハスラーX、ハスラーXターボ、スイフトマイルドハイブリッドセーフティパッケージ装着車、スイフトXLセーフティパッケージ装着車(CVT)、スイフトスポーツセーフティパッケージ装着車、イグニスセーフティパッケージ装着全グレード。

・メーカーオプション対応車種

スペーシアカスタムZ、スペーシアカスタムZターボ、ソリオのGグレードを除く全車。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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