照らす。安全　新たに発進！eKワゴン＆eKカスタム

【本記事は2015年12月にベストカーに掲載された記事となります。】群雄割拠の軽自動車ハイトワゴン界。ここで抜きん出るために三菱は打って出た。ビッグMCといっていい改良を受けた三菱eKカスタム＆ワゴンは魅力に磨きがかかり、世間が放っておけないモデルに変身。まず激変したのはeKカスタムの顔だ。アウトランダーにも採用された三菱の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をまとったフロントデザインは力強くシャープ。バンパーに質感の高いグロスブラックを配し、左右にLEDイルミが輝く。洗練さも加わった。いっぽうのeKワゴンもグリル幅を広くとるなどMC前よりスポーティな雰囲気に変身。

そして、ある意味そのデザイン変更よりウリなのが日産デイズとともに「オートマチックハイビーム」を両車に設定したこと（※設定なしグレードもある）。夜間走行時、対向車がきたら通常のハイビームから自動でロービームに切り替わるという便利で安全性に長けたもの。先をよく見通せるハイビームで常に走行でき、写真のフクロウ君並みに夜でも見える見える。パジェロに備わる同様のシステムをeKに採用したそうで、“三階級昇進”した気分だ。

また要望に応え、今回ワゴンにターボ設定車が追加されたが、「オートストップ＆ゴー」（減速時、従来の9km／hから13km／hでエンジン停止）や「アシストバッテリー」により燃費も向上。2WD車は2.8km／Lも上がりJC08モードは26.2km／L。また、NA車は＋0.4km／Lの30.4km／Lとなった。キビキビとしたターボの走りと運転のしやすさ、新たな装備満載で磨かれたeKだ。

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