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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29

メルセデスベンツCクラスより64万円も安いCLAクラスの価格は335万円から Aクラスベースの4ドアクーペにひと目惚れ!?

Eクラスの次はAクラス

ボディサイズはCクラスに比べ、全長が45mm長く、全幅が10mmワイド、全高が15mm低い全長4640×全幅1780×全高1430mm

ボディサイズはCクラスに比べ、全長が45mm長く、全幅が10mmワイド、全高が15mm低い全長4640×全幅1780×全高1430mm

【本記事は2013年10月にベストカーに掲載された記事となります。】Eクラスをベースに4ドアでありながらクーペのデザインを身にまとうCLSが登場したのが’04年。そして今度はAクラスをベースにした新型4ドアクーペのCLAが誕生した。ここ最近のメルセデスデザインは流麗でダイナミック、かなりイケていると思う。Aクラスベースなので、搭載されるエンジンやトランスミッションは同じ。直列4気筒1.6L直噴ターボと2L直4・直噴ターボエンジンの2本立てだ。これに7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされる。駆動方式は当然、Aクラスと同じFFとなる。ただし、Aクラスがハッチバックなのに対してCLAはトランクスペースを持っている。メルセデスにとってCクラスよりも下のクラスに3BOXモデルが登場したことが興味深い。

Cクラスより64万円も安い!

Cクラスより64万円も安い価格は335万円から

Cクラスより64万円も安い価格は335万円から

Cクラスより64万円も安い!そこで気になるのはCクラスとの比較。なんといっても、エントリーモデルのCLA180は335万円。このデザインにしてこの価格、ちょっとありえないと思いませんか? ちなみにCクラスのエントリーモデル、C180の価格は399万円。う~ん、どっちがお得だろう?ボディサイズはなんとCクラスに比べ、全長が45mm長く、全幅が10mmワイド、全高が15mm低い全長4640×全幅1780×全高1430mmだ。

美しいデザインとのトレードオフ

デザイン優先のため、ヘッドクリアランスが少々気になる

デザイン優先のため、ヘッドクリアランスが少々気になる

室内スペースを比べてみると、後席のニースペースは充分にあるもののヘッドクリアランスは身長175cmの人が限度か? 背もたれも心持ち立ち気味だし、座面長は若干短い。乗り降りでは頭を下げないとCピラーに当たる。しかしこれは美しいデザインとのトレードオフと考えるべし。ただし、トランクスペースはCクラスよりも30Lも大きい470Lだ。

独立型のトランクスペース

トランク容量はCクラスよりも30L大きい470L

トランク容量はCクラスよりも30L大きい470L

出し入れがしやすい形状とはいいがたいが、しかし独立したトランクスペースを持たないAクラスやゴルフ、そしてボルボV40に比べれば大きなアドバンテージだろう。メルセデスのトランクスペースはセキュリティレベルが高く一旦施錠してしまえばキーなしでトランクを開けることはできない。

極低速から力強い加速

では、1.6L、直4ターボエンジンのCLA180から走り出してみよう。エコモードに設定してアクセルを踏み込むとストレスなくスルスルと加速。超低速からターボが効く感じだ。最大トルク20.4kgmは1250rpmから発生するのだが、なるほど、スペックが示すとおり、極低速から力強く加速する。これが2LエンジンのCLA250だと1200rpmで35.7kgmを発生。その加速レベルはやはり1.6Lモデルとは一線を画すレベルのものだ。シフトアップもスムーズでアクセルペダルの踏み方に合わせたシフトチェンジを行ない、しかもデュアルクラッチだからダイレクト感がありステアリングを握ったままのスポーティなパドルシフトもしっかり楽しめる。

最も驚いたのは乗り心地のよさ!

Aクラスとほぼ共通のコクピット。立体的なダッシュボードやチューブデザインのメーターパネル、丸型エアアウトレットなどデザインがいい

Aクラスとほぼ共通のコクピット。立体的なダッシュボードやチューブデザインのメーターパネル、丸型エアアウトレットなどデザインがいい

最も驚いたのは乗り心地のよさ!さて、CLAで最も驚いたのはその乗り味。室内がとても静かで乗り心地がいいのだ。これは、Aクラスをベースとしながらもリアサスペンションを専用設計しているから。適度に締まりを持たせているからスポーティさも併せ持っている。電動パワーステアリングの設定もほどよく低速域では軽く、高速域ではしっかりと重くなる。都内など市街地での走りはAクラス並みの軽快感を持たせながらCLAという名にふさわしい静けさがキャビンを包み込む。ところで、気になるエコレベルだが当然アイドリングストップ機構を備えている。しかも、このマネージメントがすばらしい。例えば信号待ちで前車に続いて停止したとしよう。当然そこでアイドリングストップ。しかしその後前車が少し前進したので合わせて前進。もちろんエンジンはかかる。並みのアイドリングストップなら停止してもそのままエンジンはかかったままだけれども、CLAはどのような状況でも再度アイドリングストップをしてくれるのだ。CLA180のJC08モード燃費は17.4km/L(C180は14.4km/L)と、高速域での燃費もかなりよさそうだ。追突のリスクを軽減するレーダー型衝突警告システム「CPA」や疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」を標準装備。安全への配慮はメルセデスならではだ。ゴルフやV40、あるいはCクラスの購入を考えている人がCLAに変えるという人も出てくるのではないかと思う出来だった。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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