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更新日:2018.10.16 / 掲載日:2014.11.05
【ランドローバー】レンジローバーとレンジローバー・スポーツをモデルチェンジ2014
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ランドローバーのラグジュアリーSUV「レンジローバー」とプレミアムスポーツSUV「レンジローバー・スポーツ」のモデルチェンジが、本国イギリスで発表された。日本への導入時期、価格などは未定。
新型レンジローバーとレンジローバー・スポーツは、ランドローバーが開発した革新的な次世代技術「ATPC(オールテレイン・プログレス・コントロール・システム)」を搭載するはじめてのモデルとなる。ATPCは、これまでも高い評価を得てきたレンジローバーおよびレンジローバー・スポーツの四輪駆動シャシーを補完するシステムであり、レンジローバーが世界に誇るオフロード走破性がさらに強化されることになる。
ATPCは、停止状態または走行時にブレーキペダルから足を離しても、ドライバーが望む速度を維持するシステムだ。急勾配の斜面や起伏のある地形、低グリップ路面などいかなる状況の下であっても安定して車両の前進・後退を続けるため、車両の設定を継続的にモニタリングして調整し、トラクションを最適化。とくに、ごく低速で粘り強い走行が求められる過酷なオフロード環境で実力を発揮するテクノロジーで、前進・後退どちらのギアでも、1.8km/hから30km/hのあいだで作動させることができる。
新エンジンは、より高い環境性能と高いパフォーマンスを両立したディーゼル2種、ガソリン1種の計3種類。走行速度やギア・ポジション、クルーズ・コントロール情報などをフロントガラスに投影する「ヘッドアップ・ディスプレイ」もレンジローバー、レンジローバー・スポーツに初めて搭載される。
ボディカラーのバリエーションも拡大。レンジローバーにはユーロン・ホワイトが、レンジローバー・スポーツにはカイコウラ・ストーンが追加された。また、両モデルとも、パワーブラインド付固定式パノラミックルーフが選択可能となっている。