カッコいいお父さん仕様　ラフェスタハイウェイスター登場

【本記事は2011年7月にベストカーに掲載された記事となります。】日産から久々の新車登場！ と、素直で無邪気に喜べないのは、それがOEMだから。既報のとおり、ラフェスタハイウェイスターはマツダ・プレマシーの顔違いの仕様で登場。6月15日に発売した。プレマシーからの変更点で一番大きいのはグリル。ハイウェイスターシリーズに共通の横バーグリルを採用し、メッキ仕上げを取り入れることで都会的な上質感を演出している。正直あまり期待していなかったが、実物を見てみるとしっかりハイウェイスターしており驚く。これなら日産ディーラーの真ん中にどんと置いても違和感ない。

大開口の両側スライドドアと低床フロアで乗降性は抜群。豪華装備の「G」には助手席側の電動スライドドア＆イージークロージャーも標準装備される（運転席側はオプション）。評判のいい「からくりシート」ももちろん健在で（日産名ではフレキシブルシート）、使用頻度が高い2列目シートの使い勝手はライバルたちを凌駕する。

またアイドリングストップ装置も装着しており、当然これはマツダ製のi-Stop。10・15モード燃費はクラストップレベルの16.0km／L（ハイウェイスター）を達成した。このため日産車のなかでも「クラストップレベル」のクルマにしかラベリングしない「ピュアドライブ」の5車種目として認定されている（ほかはマーチ、セレナ、フーガハイブリッド、X-トレイルディーゼル）。また従来のラフェスタ（こちらはむろん日産製）も1グレードのみ継続生産。価格力で勝負の179万3400円だ。

Powered by ベストカー