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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01
ハイブリッドが加わってVWのNEWトゥアレグ発進!!
2代目トゥアレグ
【本記事は2011年2月にベストカーに掲載された記事となります。】10年3月のジュネーブショーで発表されたVWのSUV、トゥアレグの2代目が2月17日に国内発売となる。
初となるハイブリッドシステム
ハイブリッドにはグリル内に、それを示す専用のエンブレムがつく
この2代目トゥアレグ、軽量化や新開発の8速ATの搭載、4つのカメラを使用して車体周辺の安全を確保する「エリアビュー」といった安全装備の採用など、全方位的に進化しているのだが、最大のトピックはVWの量産モデルとしては初となるハイブリッドシステムを採用したグレードが用意されること。
パラレル式のハイブリッド
ハイブリッド用のバッテリーは信頼性の高いニッケル水素を採用
単体でも効率のいいスーパーチャージャー付きの3L、V6TSIエンジンに、46psを発生するモーターを組み合わせたパラレル式のハイブリッドで、システム合計出力は約380psという剛力ぶり。それでいて10・15モード燃費は13.8km/Lと、先代のV8モデル(349ps)に比べ、倍以上の数値を実現しているのだ。むろんパラレル式なので、EV走行も2kmという距離ながら可能。注目しないわけにはいかないでしょ。
V6エンジンもブラッシュアップ
ノーマルV6もアイドリングストップやブレーキ回生機構を採用
むろん、ノーマルのV6エンジンもブラッシュアップ。最高出力/最大トルクは先代モデルと変わらない数値を維持しながら、アイドリングストップ、ブレーキエネルギー回生システムといった「ブルーモーションテクノロジー」が搭載され(ハイブリッドにも採用)、10・15モード燃費は9.5km/Lと38%も向上。悪路走破性ではノーマルのV6エンジン搭載車のほうが、よりヘビーに使えるので、ガチなアウトドア派には、コチラにも注目してほしい。