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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02

燃費のいい1.2Lエンジン搭載のゴルフ そんなんで走るのか!?

VWが推進するエコカー技術の答え

外観上では195/65R15+スチールホイールカバーを装着。ちなみに1.4のTSIコンフォートラインは205/55R16+アルミホイール

外観上では195/65R15+スチールホイールカバーを装着。ちなみに1.4のTSIコンフォートラインは205/55R16+アルミホイール

【本記事は2010年4月にベストカーに掲載された記事となります。】VWが推進するエコカー技術の答えが「ダウンサイジング」。今年2月には、エコカー減税75%減税車のゴルフTSIコンフォートライン(1.4Lターボ+7速DSG)を導入。

3ナンバーの大きなボディを軽快に走らせる新開発1.2Lターボエンジン

1.4L直4ターボに比べ、17ps/2.6kgm低い105ps/17.8kgmを発生する1.2L直4ターボ。10・15モード燃費は17.0km/L(1.4は16.4km/L)

1.4L直4ターボに比べ、17ps/2.6kgm低い105ps/17.8kgmを発生する1.2L直4ターボ。10・15モード燃費は17.0km/L(1.4は16.4km/L)

この1.4LTSIエンジンよりさらに燃費効率を追求した新開発1.2Lターボエンジンを積むのが、今回試乗するゴルフTSIトレンドラインである。もちろん、排ガス4つ★、燃費基準+25%を達成したエコカー減税75%対象車だ。しかし、3ナンバーの大きなボディを軽快に走らせることができるのか?搭載される1.2Lターボエンジンの最高出力&最大トルクは、1.4Lターボに比べ17ps/2.6kgm低い、105ps/17.8kgm。10・15モード燃費は、17.0km/Lと1.4Lターボよりも0.6km/L燃費がいい。

優秀さに驚く、DSGシフトプログラム

ベーシックモデルとはいえ、安っぽさは感じられない。ニーエアバッグやサイドエアバッグも標準装備。プラスチックデコラティブパネルはチタニウム、エアコンはセミオートタイプとなる

ベーシックモデルとはいえ、安っぽさは感じられない。ニーエアバッグやサイドエアバッグも標準装備。プラスチックデコラティブパネルはチタニウム、エアコンはセミオートタイプとなる

実際、乗ってみると不満なし! 普通にアクセルを踏み込み加速していくと、DSGは2600rpm付近でシフトアップしていき、60km/h付近では、7速、1400rpm。100km/h巡航では7速、約2000rpm。DSGをスポーツモードにして、フル加速していくと変速のタイミングが4000~5000rpmになり走りも楽しめます! 最大トルクの17.8kgmは1550~4100rpmの広い領域で発生。「あ~もう加速しない、やっぱり遅い」という予想が見事に外れた。体感的には、1.8LNA並みといっていいだろう。DSGのシフトプログラムの優秀さにも驚いた。メーター内のシフトポジションを見ていると頻繁にシフトチェンジを繰り返し、エンジンの回転数を低くしようとしているのがよくわかる。

VWの実力を思い知らされる1台

価格は1.4LターボのTSIコンフォートラインより21万円安い257万円。16インチアルミから15インチスチールホイールになるものの、ESPなど装備面は充実。歴代ゴルフ最高の低燃費車、しかも走りが楽しめるTSIトレンドライン。VWの実力を思い知らされた1台だった。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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