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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02

ランサーエボリューションX、マニアックな軽量化でハンドリングが確かに変わった!

ランエボXは‘07年10月に登場

エンジン上部でわずか1.5kgの軽量化ではあるが、ドライバーにその差が明確に感じられる

エンジン上部でわずか1.5kgの軽量化ではあるが、ドライバーにその差が明確に感じられる

【本記事は2010年1月にベストカーに掲載された記事となります。】ランエボシリーズ第4世代のトップバッターとして誕生した。ちょっとボディは大きくなったけど、4輪制御技術「S-AWC」やデュアルクラッチトランスミッション「ツインクラッチSST」などの先進技術を積極的に搭載し、従来のランエボシリーズから大きく脱却した、新しいランエボの価値観をアピールすることに成功。‘08年10月9日の一部改良で最高出力がそれまでの280psから300psに向上、また、BBSホイール、本革レカロシート、HDDナビゲーションなどを標準装備化した豪華グレード「GSRプレミアム」を追加。SST仕様は505万500円!! となり、ランエボ史上初のオーバー500万円となった。

直4、2Lターボのエンジンは最高出力300ps、最大トルク43.0kgmを発揮。ヘッドカバーの樹脂化で約1.5kgの軽量化となった

直4、2Lターボのエンジンは最高出力300ps、最大トルク43.0kgmを発揮。ヘッドカバーの樹脂化で約1.5kgの軽量化となった

そして今年10月8日、昨年に続く1年ぶりの一部改良が実施された。ランエボシリーズはこれまで毎年バージョンアップしてきたが、エボXになっても、名称こそ変わらないものの、ちゃんと毎年バージョンアップしているのが嬉しい。あえて呼ぶなら「ランエボX、1.2」(なんかパソコンソフトみたいだけど……)といったところか!?

エクステリアでは大型のサイドエアダムの採用により、よりスポーティで精悍な印象となったといった小変更。インパネでは各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイをカラー液晶に変更して視認性がグンと高まったほか、エアコン操作ダイヤルにクロームメッキを採用し質感を向上するなどの、こちらも小変更。

運転していてハッキリと軽量化の効果を体感することができる

いかにもランエボらしいなぁ、思ったのが、樹脂製エンジンヘッドカバーの採用により、フロントまわりを1.5kg軽量化したということ。「え!? 15kgじゃなくて1.5kg……!?」だが、「フロントまわり、しかもエンジンヘッドという高い位置での1.5kgは一般に思われる以上に効果的。運転していてハッキリと軽量化の効果を体感することができる」とパリ~ダカの雄、増岡浩氏。

価格はGSRのSSTが399万5250円で5250円アップ、GSRプレミアムのSSTが507万1500円で2万1000円のプラスとなるが、プレミアムにはクルコンが標準装備となったので、その分の価格上乗せ。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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