中古車購入[2017.12.03 UP]

目指したのは人車一体 GT-RスペックV、1575万円で衝撃DEBUT!!

関連情報

ベストカー

目の前に現れたGT-RスペックV

個々のパーツ価格を合計するとなんと1300万円オーバー! 個々のパーツ価格を合計するとなんと1300万円オーバー!

【本記事は2009年2月にベストカーに掲載された記事となります。】 GT-Rの発売から約1年、ついに目の前に現れたGT-RスペックV。注目の価格は既報のとおり、1575万円で日本、北米、欧州含め全世界で月産30台だ。 1月8日に日産本社ショールームで行なわれた発表会場では、GT-RのCVE/CPS(チーフ・ヴィークル・エンジニア/チーフ・プロダクト・スペシャリスト)である水野和敏氏がスペックVに込められた意図を切々と語った。 「1週間めいっぱい、社長やリーダーとしてものすごく働いている人が、趣味としてクルマに乗る。その半日が、1週間のハードワークを支える、生きる力になる。そんな人のためにマルチパフォーマンスの一部を切り捨て、サーキットやワインディングでのスポーツ走行に特化したクルマを開発しました」。 開発テストドライバーである鈴木利男氏は、注目のハイギアードブーストについてこう語る。「コーナー出口付近の立ち上がり加速が抜群にいい。体感的には20〜30psアップしているように感じるはず」と太鼓判を押す。 スペックVの目指すところは人車一体とフラットコントロール。「人車一体とは、人のお尻のすぐ下にタイヤがあるということ」だが、実際にはタイヤと人の間には、サスペンションをはじめ数百のパーツが介在する。このすべてのパーツのガタがなくなれば、タイヤと人がつながることになる。 もうひとつの「フラットコントロール」という目標は、「タイヤのミューに頼っていては実現できない。均等荷重で4つのタイヤに常にグリップを作り出すクルマで、初めてフラットコントロールができる」 この2つの考え方のもと、スペックVに装備、チューニングが施された内容を大きくわけると以下の3つになる。

車体全体で60kgの軽量

リアシートを取り外した部分のキルティング処理とカーボンウーファーカバーで軽量化 2座のリアシートは取り外され、約6kg軽量化されている。リアシートが取り外された部分には、ジェット戦闘機と同じ軽量化の手法をとりいれ、軽くて薄いキルティングカバーがかけられている。フロントのカーボン製バケットシートの重量は運転席、助手席ともに約21kgで、ノーマルに対し、運転席が約8kg、助手席が約5kgの軽量化 リアシートを取り外した部分のキルティング処理とカーボンウーファーカバーで軽量化 2座のリアシートは取り外され、約6kg軽量化されている。リアシートが取り外された部分には、ジェット戦闘機と同じ軽量化の手法をとりいれ、軽くて薄いキルティングカバーがかけられている。フロントのカーボン製バケットシートの重量は運転席、助手席ともに約21kgで、ノーマルに対し、運転席が約8kg、助手席が約5kgの軽量化

■車体全体で60kgの軽量化 専用アルミホイールとカーボンセラミックブレーキの採用によるバネ下軽減、カーボン製リアスポイラー、フロントバケットシート、2シーター化などによる床上軽減により、車体全体で60kgの軽量化を果たしている。60kg軽量化とは少ないのでは?の質問に対し、水野和敏氏は、「コーナリング中のタイヤグリップ荷重やダウンフォース性能を逆算して軽量化する場所を決めています。無理してボディを軽量化するよりも重要なのはバネ下を軽くして、タイヤのイナーシャを減らすことが重要なんです」

世界最高のブレーキ性能を誇るカーボンセラミックブレーキ

カーボンセラミックブレーキはローターとパッド1台分で493万5000 世界最高のパフォーマンスを求めて開発されたニッサン・カーボン・セラミック・ブレーキ。価格はフロント&リアローターとブレーキパッドを合わせて493万5000円。サーキットだけでなく、日常での使用も両立 カーボンセラミックブレーキはローターとパッド1台分で493万5000 世界最高のパフォーマンスを求めて開発されたニッサン・カーボン・セラミック・ブレーキ。価格はフロント&リアローターとブレーキパッドを合わせて493万5000円。サーキットだけでなく、日常での使用も両立

■世界最高のブレーキ性能を誇るカーボンセラミックブレーキ ノーマルGT-Rのブレーキ性能は巷に溢れるカーボンセラミックブレーキの性能を超えていると日産は自負しているが、スペックVではさらに世界最高のブレーキ性能を目指して開発された。NCCB(ニッサン・カーボン・セラミック・ブレーキ)と名づけられ、ブレンボ製カーボンセラミックブレーキを日産が独自にチューニング。

カーボンセラミックブレーキはローターとパッド1台分で493万5000 キャリパーにはNISSAN Brembo Carbon Ceramicと刻印されている。ブレンボ製カーボンセラミックブレーキを日産が独自にチューニング。ローターはノーマルに比べ約3倍もつという。パッドは約20%減りが早い カーボンセラミックブレーキはローターとパッド1台分で493万5000 キャリパーにはNISSAN Brembo Carbon Ceramicと刻印されている。ブレンボ製カーボンセラミックブレーキを日産が独自にチューニング。ローターはノーマルに比べ約3倍もつという。パッドは約20%減りが早い

レーシングユースのパフォーマンスはもちろん、これまでの弱点とされてきた雨天時、低温時、低速時の制動性能を克服し日常使用と両立させている。価格はカーボンセラミックローターとパッド1台分でなんと493万5000円! もちろんスペックVの特別装備のなかで最も高い。

約80秒間作動するハイギアードブースト

約80秒間作動し、トルクが2kgmアップ ダッシュボードに設けられた3つのスイッチのうち、中央のスイッチがハイギアードブーストのセットアップスイッチ。ノーマルのGT-Rでは、ビルシュタインダンパーのモード切り替えスイッチ(Rモード、ノーマルモード、コンフォートモード)がある場所。このセットアップスイッチを押し、ステアリング右の大きな円形部分内のスイッチを押すとハイギアードブーストスイッチが作動する。約80秒間、ターボチャージャーの過給圧が高まり、最大トルクが2kgmアップする 約80秒間作動し、トルクが2kgmアップ ダッシュボードに設けられた3つのスイッチのうち、中央のスイッチがハイギアードブーストのセットアップスイッチ。ノーマルのGT-Rでは、ビルシュタインダンパーのモード切り替えスイッチ(Rモード、ノーマルモード、コンフォートモード)がある場所。このセットアップスイッチを押し、ステアリング右の大きな円形部分内のスイッチを押すとハイギアードブーストスイッチが作動する。約80秒間、ターボチャージャーの過給圧が高まり、最大トルクが2kgmアップする

■約80秒間作動するハイギアードブースト カーボンセラミックブレーキと並ぶスペックV最大のハイライトは、ターボチャージャーの過給圧を一時的に高めるハイギアードブーストが設けられたことである。このスイッチを押すことで約80秒間、3500〜5000rpmの中速域のトルクが増加し、さらに6500rpmあたりまでスムーズに力強く伸びていく特性にチューニングが施されている。最高出力は485psとノーマルと変わらないものの、ハイギアードブースト作動時の最大トルクは62kgm(2kgmアップ)へと高まる。これはサーキットのタイムアタック用か!? 驚くべきことにトルクアップだけでなく、高速走行時に1段高いギアを使うことにより約10%燃費が改善するという。

約80秒間作動し、トルクが2kgmアップ ダッシュボードに設けられた3つのスイッチのうち、中央のスイッチがハイギアードブーストのセットアップスイッチ。ノーマルのGT-Rでは、ビルシュタインダンパーのモード切り替えスイッチ(Rモード、ノーマルモード、コンフォートモード)がある場所。このセットアップスイッチを押し、ステアリング右の大きな円形部分内のスイッチを押すとハイギアードブーストスイッチが作動する。約80秒間、ターボチャージャーの過給圧が高まり、最大トルクが2kgmアップする 約80秒間作動し、トルクが2kgmアップ ダッシュボードに設けられた3つのスイッチのうち、中央のスイッチがハイギアードブーストのセットアップスイッチ。ノーマルのGT-Rでは、ビルシュタインダンパーのモード切り替えスイッチ(Rモード、ノーマルモード、コンフォートモード)がある場所。このセットアップスイッチを押し、ステアリング右の大きな円形部分内のスイッチを押すとハイギアードブーストスイッチが作動する。約80秒間、ターボチャージャーの過給圧が高まり、最大トルクが2kgmアップする

当初噂されていた520〜530psに馬力アップしなかったのか水野和敏氏に尋ねると、「はっきりいって馬力を出すのは簡単ですが、いまの馬力で充分。むしろトルクのほうが重要なのです」 さてみなさん、スペックVの内容にもう驚きましたか? 水野和敏氏は性能を考えれば、4000万〜5000万円(これも驚き)といっていましたが、驚くのはまだ早い! GT-RスペックVの驚愕の中身は、50ページの鈴木利男氏によるスペックV試乗記、198ページのスペック完全研究に続きます。

Powered by ベストカー

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加