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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04

シトロエンの個性派セダンその走り味は想像以上! シトロエンC5

ボディの質感は非常に高い

ボディサイズは全長4795×全幅1860×全高1470mm。ベンツCクラス(全長4585×全幅1770mm)と比べるとかなり大柄。実際に見るとボディの質感は非常に高い

ボディサイズは全長4795×全幅1860×全高1470mm。ベンツCクラス(全長4585×全幅1770mm)と比べるとかなり大柄。実際に見るとボディの質感は非常に高い

【本記事は2008年11月にベストカーに掲載された記事となります。】7年ぶりにフルモデルチェンジしたシトロエンのミドルサルーン、C5。このC5にはハイドロニューマチックサス(ハイドラクティブIII)が付いているいわゆる“本物のシトロエン”だ。具体的になにがいいって、まずサスペンションがすばらしい。コイツのプラットフォームはプジョー407と共通の前ダブルウィッシュボーン/後マルチリンクでコイル/ダンパーユニットをハイドロに変えたものなんだけど乗り味がまったく違うのにはビックリ。

グッと手応えを増したステアリング

C6やC4と比べるとオーソドックスなデザイン。ステアリングはセンターパッドが固定される

C6やC4と比べるとオーソドックスなデザイン。ステアリングはセンターパッドが固定される

たとえば、加速の時の独特のスクォート感、うねりを乗り越えたときのものすごくゆったりしたピッチングサイクル、ソフトなくせに不思議なほどロールしないアンチロール制御などなど……。まさにハイドロシトロエンだけが持つ世界。しかも、この足の魅力は独特な乗り心地だけじゃなく、ハンドリングや高速スタビリティも絶品。とりわけ感動したのは高速直進性で、さっきまでシナシナ柔らかく動いていたサスがまるで別物のようにガッシリと路面をとらえ、バネ上だけがあたかも路面とは無関係のごとく滑るようにカッ飛んでゆく。その時ドライバーはグッと手応えを増したステアリングに軽く触れているだけ。これほど高速クルーズが楽ちん快適なクルマは他にちょっと例がない。

オススメはツアラーか?

主要諸元

主要諸元

見た目の印象も質感が高くかつてのフランス車とは思えないほど。ただ気になるのはボディサイズがデカいこと。全長4795×全幅1860×全高1470mmと全幅がデカい。セダンとワゴンのツアラーに試乗したが、オススメはツアラー(ワゴン)の3.0。225psのV6+6速ATに乗っちゃうと、143psの2L仕様のパワーのなさと4ATのカッタルさは到底我慢できない。最上級グレードを選んでも価格は499万円だからここはぜひ3Lをチョイスすべきだと思う。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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