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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.06

ムラーノ顔の日産プレサージュ 威風堂々!!

プレサージュというより、ムラーノ

ライダーもフェイスリフト オーテックジャパンがプロデュースするライダーシリーズも本体のマイチェンに合わせてフェイスリフトされている

ライダーもフェイスリフト オーテックジャパンがプロデュースするライダーシリーズも本体のマイチェンに合わせてフェイスリフトされている

【本記事は2006年7月にベストカーに掲載された記事となります。】プレサージュのデビューは2003年6月。デビューから3年でのマイチェンとなった。で、この顔ですよ!! プレサージュというより、ムラーノです。見事ムラーノ顔に大変身。大胆なワイド感あふれるフロントグリル、抑揚感を感じさせるボンネットフードからフェンダーのラインなど、こりゃあ、別のクルマですよ、実際。・なんといっても驚きのフロントマスク!!というわけで、フロントセクションは従来のイメージを完全に払拭し、まったく新しいフロントマスクを作り上げている。フロントグリル、バンパー、ヘッドランプ、ボンネットフード、フロントフェンダーなど、フロントセクションのパーツすべてを一新。上品だけどちょっと自己主張の小さかった従来型に対し、押し出し感ばっちりのフロントマスクに変身した。ま、ムラーノに似ているという声もあろうが、かっこよくなったのだから、文句はない。L字形のヘッドライトの形状とワイド感のあるフロントグリルのデザインは最近の日産車に共通するアイデンティティ。自己主張の強いクルマになったなぁ、と思う。

リアセクションもちゃんと手が入れられています

後ろ姿は大きく変身したフロントセクションと比べるとほとんど変わっていないように見えるが、赤一色のリアコンビランプは従来型と大きく印象を違えている部分。また、リアバンパーも形状を若干変えている

後ろ姿は大きく変身したフロントセクションと比べるとほとんど変わっていないように見えるが、赤一色のリアコンビランプは従来型と大きく印象を違えている部分。また、リアバンパーも形状を若干変えている

フロントセクションがあまりにも大胆に変わってしまったため、リアセクションはほとんど旧型と変わっていないように思ってしまうが、そんなことはない。ちゃんと手が入れられているのでありました。リアコンビランプが全面レッドレンズで覆われたのが後ろ姿では目立っているけど、リアバンパーの形状も変えられており、実際に見ると、従来型とは大きく違っていることに気づかされるのだ。

インテリアもまったくの別ものに変身!!

旧型のインパネから大変身 下の写真が従来型のインパネ。独特のセンターメーターから一転、一般的なメーター位置に変更されている。どちらがお好みですか?

旧型のインパネから大変身 下の写真が従来型のインパネ。独特のセンターメーターから一転、一般的なメーター位置に変更されている。どちらがお好みですか?

・インテリアもまったくの別ものに変身!!エクステリアの変貌ぶりにビックリしたが、ドアを開けて室内を見てさらにビックリ!! あらららら。従来型の特徴的だったインテリアから一転、見事なまでにインパネデザインが変わっているではありませんか!!プレサージュのインパネは、センター部に操作パネルを集中させた楕円形のセンターパネルを配置し、メーターパネルもセンター部にレイアウト。特徴的なデザインが印象的だった。が、しかぁし!! 新型プレサージュのインテリアは一般的なステアリング奥のメーターパネルに変更されており、センターパネルもセレナと同じようなデザインとなっていることで印象激変。さらにシート地、ドアトリムクロスの変更などもあり、旧型の印象は残っていない。

シートアレンジに変更なし

セカンドシート、サードシートのアレンジは従来型の使い勝手を踏襲する

セカンドシート、サードシートのアレンジは従来型の使い勝手を踏襲する

と、大きくイメチェンしたインテリアだが、横にスライドするセカンドシートやサードシートワンタッチ床下格納機構、ワンタッチでセカンドシートの背もたれが前倒し、シート全体が前方にスライドするセカンドシートリモコンウォークインなどといったシートアレンジに変更はなし。使い勝手のいいシートアレンジだったのでこのままで問題なし、との判断だ。また、特に変更をアナウンスしてはいないのだが、インシュレーターの特性を変えたことで室内の静粛性が向上しているという。特に低周波のノイズがカットされており、ロングドライブでの疲労軽減にもつながる。

3.5Lの4WDを廃止し2.5L中心のグレード構成に

エンジンは3.5Lと2.5Lの2種 エンジンはV6の3.5Lと直4の2.5Lでこれまでと変わらないが、2.5L中心のグレード構成となっており、3.5LはFFのハイウェイスターが設定されるのみとなってしまった。4WDは2.5Lのみの設定

エンジンは3.5Lと2.5Lの2種 エンジンはV6の3.5Lと直4の2.5Lでこれまでと変わらないが、2.5L中心のグレード構成となっており、3.5LはFFのハイウェイスターが設定されるのみとなってしまった。4WDは2.5Lのみの設定

・3.5Lの4WDを廃止し2.5L中心のグレード構成にグレード構成には大きな見直しがはかられており、従来型には設定されていた3.5Lの4WDモデル(オールモード4×4)を廃止。4WDは2.5Lエンジン搭載車のみの設定となった。2.5Lの4WDはビスカスカップリングを使ったオンデマンドタイプで、アクティブトルクスプリットのオールモード4×4と比べるとちょっと見劣りする印象があるが、もちろん実用上はこれで充分。FFと4WDの価格差は29万4000円と少々大きめ。今回のマイチェンでプレサージュは2.5Lを中心としたグレード構成に変わっており、3.5Lエンジンを搭載するのは「350ハイウェイスター」のみとなってしまったのはちょっと残念。

2.5Lは4グレード構成

エンジンは3.5Lと2.5Lの2種 エンジンはV6の3.5Lと直4の2.5Lでこれまでと変わらないが、2.5L中心のグレード構成となっており、3.5LはFFのハイウェイスターが設定されるのみとなってしまった。4WDは2.5Lのみの設定

エンジンは3.5Lと2.5Lの2種 エンジンはV6の3.5Lと直4の2.5Lでこれまでと変わらないが、2.5L中心のグレード構成となっており、3.5LはFFのハイウェイスターが設定されるのみとなってしまった。4WDは2.5Lのみの設定

これに対し、2.5LはXE、XG、XL、ハイウェイスターの4グレード構成でラインアップ充実。前述のとおり各グレードにFFと4WDがラインアップされている。トランスミッションは3.5LがCVTで2.5L車は4速ATとなるのはこれまでと同じだ。価格は250XEの240万4500円から250ハイウェイスターの268万8000円までとなっており、従来型に対して3万~7万円の価格アップとなっているが、充分納得できる価格。350ハイウェイスターは302万4400円となる。前述のとおり4WDは2.5Lモデルに用意されており、29万4000円高となっている。フロントセクションを完全にリニューアルするという大胆なフェイスリフトを実施したプレサージュ。エンジンやシートアレンジは従来型との違いはないが、内外装のリニューアルでフルモデルチェンジなみのインパクトを与えるマイチェンだ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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