山道を切り裂く！　日産シルビアの1000馬力越えのドリフトを見よ！

　だ、誰でしょう？　のどかな自然のなかでど迫力のエンジンサウンドを響き渡らせているのは！

　あれあれ、ドリフトがずいぶん上手じゃないですか。ドリフトの角度も滑走距離も凄い！　相当パワーの出ているシルビアですね。
　S15型の顔つきをしているけれど実はS14型のこのシルビアは、スーパーチャージャー付きで7500rpmでなんと1060馬力（！）を発生するモンスターです。運転するのはフォーミュラーD（アメリカのドリフト選手権）でも活躍するマット・フィールド選手。

　それにしても美しい映像ですね。BGMはなく、エンジン音だけを聴かせる演出もクルマ好きには響きます。

　彼が走った後にはタイヤの黒い筋がクッキリ。でも、彼が走る前の路面にはタイヤ痕がなかったりします（ときどきありますが）。つまり彼はあのクルマでのドリフト練習走行なしに１本目からあれだけの走りをしているということになります。どれだけの腕があれば、そんなことできてしまうのでしょうか？

　おっと、道をふさぐニワトリ。止まってあげるやさしさ……（そして止まる直前までドリフトしているのはさすが！）

　……ええっ！

　ニワトリさんがおいしかったかどうかはともかくとして、素晴らしい走りでしたね。見ていて爽快になるドリフト動画でした。