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更新日:2018.08.28 / 掲載日:2017.02.20
アバルト、「595シリーズ」のラインナップをリニューアル
ラインナップをリニューアルしたハッチバックモデル「595シリーズ」
FCA ジャパンは、アバルトブランドのハッチバックモデル「595シリーズ」のラインナップをリニューアルして、2月25日より日本で発売する。今回のラインナップのリニューアルでは、これまで「アバルト 500」としていたモデルの名称を、シリーズと共通の「595」に変更。シリーズ共通の変更として、前後バンパーをよりアグレッシブなデザインに改め、フロントバンパーにLEDデイランプを追加。エアインテークにワンメイクレース仕様車からインスピレーションを受けた「ABARTH」の浮き文字を設定している。リアコンビネーションランプは、形状を変更してエクステリアデザインのイメージを一新させている。
ABARTH 595C TURISMO
リアコンビネーションランプは、形状を変更してエクステリアデザインのイメージを一新させている
インテリアは、グローブボックスとカップホルダーを追加して利便性を高めたほか、ステアリングホイールの形状を刷新。センターコンソールのエアコン吹き出し口を、横型から縦型に変更するなどの変更を実施している。メーターパネル内のTFTメータークラスターは、機能向上としてGメーターのグラフィックを改良し、純正オーディオとして5インチのタッチパネルを採用。USB入力やBluetooth接続などにも対応する新型ラジオ「Uconnect」を標準で装備する。
ABARTH 595 COMPETIZIONE
ボディカラーに「Giallo Modena(イエロー)」を追加した「595 コンペティツィオーネ」
各モデル個別の変更は、595では、ボディカラーに「Rosso Abarth(レッド)」を追加してシート形状をスポーティなタイプに変更。エンジンの最高出力を、従来のMT車135PS、SMT車140PSから、どちらも145PSに向上させている。
595 ツーリズモとソフトトップを備える595C ツーリズモは、ボディカラーに「Bianco Iridato(パールホワイト)」を追加して、シート形状をスポーティなタイプに変更。足まわりに、新デザインの17インチホイールを採用し、ブレーキキャリパーをブラックカラーとしている。また、ギャレット製大径タービンの採用などによって、エンジンの最高出力を160PSから165PSにアップさせている。
595 コンペティツィオーネは、ボディカラーに「Giallo Modena(イエロー)」を追加してシートをカーボンシェルタイプに変更。ステアリングホイールは、カーボンインサート付きのレザー/アルカンターラ表皮となる。17インチホイールも新デザインを採用している。
そのほか、全モデルに右ハンドル仕様を設定するほか、5速MTには左ハンドル仕様も設定する。
メーカー希望小売価格は293万7600円(税込)~381万2400円(税込)