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ファミリーカーとして愛用している人も多い日産リバティ
ミニバンの先駆者的存在
日産自動車では、リバティと呼ばれるミニバンを販売していました。
もともとは「プレーリー」という名称で販売していたのですが、モデルチェンジの際にリバティに変更されました。
日産リバティは海外にも輸出されていましたが、こちらはプレーリーの名称が採用されています。
他の車種にはない使い勝手の良さから、日本国内だけでなく海外からも人気があったようです。
初代モデルが市場に投入されたのは1982年です。
この車の特徴として両サイドにセンターピラーレス構造を採用。
その結果、ベンチシートや回転対座といった豊富なシートバリエーションが可能となりました。
ミニバンはすでに一つジャンルとして確立されていますが、リバティが登場した当初は、ミニバンという概念が存在していませんでした。
このためリバティが発売された当初は「ボクシーセダン」として扱われています。
全く新しい形のセダンは、現在のスタンダードとなる多くの機能が盛り込まれています。
ファミリーカーとして安定した人気
日産リバティはファミリーカーとして活用している人が多い傾向です。
シートは3列になるため、大人数でどこかへ出かける際に重宝します。
また2列のレイアウトで使用すれば、トランクスペースを広く利用できます。
ベビーカーのようなかさばる荷物でも、十分に収納することが可能です。
またテントなども積載できるので、日常生活だけでなくレジャー目的として使用する方からも人気です。
運転席と助手席の間には適度な隙間があるため、ゆったりとしたスペースで運転することができます。
助手席側に搭載されたリモコン式のオートスライドドアは、モデルチェンジによって新たに搭載されました。
日産リバティは22年にわたって販売が続けられました。
しかし2004年12月に生産を終了。
後継車種として、パノラミックルーフを搭載したラフェスタが挙げられます。
しかし今でもファミリーカーや福祉車両として活用されているため根強い人気があります。
扱いやすさで日産リバティは中古車でも人気
3列のシートを畳むことができる日産リバティは、荷室スペースを広く設けることが可能です。
このためベビーカーやアウトドア用品といった大型のアイテムも難なく収納できます。
加えてボディサイズは5ナンバーに収まる大きさです。
狭い道幅の道路で運転する場合でも、苦労することが少ないでしょう。
また女性でも無理なく運転ができると評判です。
スライドドアも装備されているため、小さな子供や高齢者の方でも乗り降りがしやすい特徴があります。
高い実用性があるため、生産が終了した現在でも中古車市場では高い人気があります。
日産リバティは生産終了してから10年以上経過していますが、市場では安定した人気があります。
ミニバンは中古車市場で特に高い人気を誇るジャンルです。
このため、日産リバティを査定に出そうと考えた場合、高値のつく可能性が十分にあります。
10年以上年式の落ちた車でも50万円近い買取価格がつくケースは多く見られるようです。
もし日産リバティを売却する場合は、あらかじめ洗車をして新車に近い状態にすることが大切です。
生産終了から期間が経っているこの車は、年々程度の良い個体が減っています。
中古市場ではきれいな状態のものが望まれるため、大切に乗ってきたことを証明できると査定額もアップできます。
中古車の買取り、査定に関してのエキスパート集団です。
車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
日産 リバティ(平成16(2004)年5月)カタログ・スペック情報（現行モデル）
| ボディタイプ | ミニバン・ワンボックス |
|---|---|
| ドア数 | 5ドア |
| 乗員定員 | 7名 |
| 型式 | UA-RNM12 |
| 全長×全幅×全高 | 4575x1695x1630mm |
| ホイールベース | 2690mm |
|---|---|
| トレッド前／後 | 1470/1470mm |
| 室内長×室内幅×室内高 | 2620x1470x1200mm |
| 車両重量 | 1560kg |
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