
【軽自動車買取時の相場価格】信頼できる業者に、愛車を高く買取してもらうために
- 2018.1.23
- 【車売却ガイド】車買取・査定の為のお役立ち情報
いざ軽自動車を売却しようとしても、信頼できる買取業者の基準や買取価格が決まるメカニズムを知らないと損してしまう可能性があります。軽自動車を売る前には、買取時の相場価格や流れをしっかり把握しておきたいものです。
大切な愛車ですから、信頼できる業者に、そして高く買取りしてもらいたいのも当然ですね。ここでは、「信頼できる買取業者の基準」「買取の流れ」「軽自動車の買取相場」などについてご紹介します。
愛車を賢く売却する方法をマスターすることができれば、軽自動車を相場よりも安く手放してしまう心配も少なくなるでしょう。
目次
信頼できる軽自動車の買取業者を選定する基準とは

軽自動車を高く売るなら?専門の買取業者で高値買取
一般的な中古車買取店では買取査定後、買取車に関してオークションを行い、軽自動車専門店へ売却します。しかし、軽自動車専門業者では買取車をそのまま店頭で販売するため、中間業者を挟まず買取価格が高くなる傾向です。
では、なぜ専門の買取業者で査定してもらうと、高値での買取が可能なのか、その流通経路から見ていきましょう。一般的に買取専門店は、店頭で一般客向けに販売するのではありません。主に業者間のオークションなどで販売するため、業者間のオークションの落札相場をもとに査定額を決めることになります。
- 軽自動車の中古車流通は、一般的に下記の流れになります。
- 1.お客様が軽自動車を買取店で査定
- 2.売却
- 3.買取店はオークションへ出品
- 4.軽自動車専門店が落札
- 5.店頭で販売
- 一方、軽自動車専門店に軽自動車を直接売ると、下記のような流れになります。
- 1.お客様が軽自動車を軽自動車専門店で査定
- 2.売却
- 3.店頭で販売
具体例をあげてみましょう。
某軽自動車専門店の店長のもとへ人気車種の軽自動車が査定に出されました。店長は瞬時にその軽自動車を買おうと決めたそうです。他店の査定最高額が61万円に対して、そのお客様の売却希望額75万でした。そこで、店長は即決での契約と即車両の引き渡しを条件に75万円を提示しました。お客様は、他店より15万近くの高額査定に当然ながら大喜びで即決されたという事例です。
その軽自動車は車体が白色で程度が抜群な点が、店長の決め手でした。人気車種にも関わらず市場でも他の色が主流だったため、白は希少価値があったのです。オークションの取引データでも白はほとんどなく、「必ずユーザーに売れること」「程度が良いこと」から、80万円以上で売れると判断したのです。
買取った白の軽自動車のその後はというと、買取した日のうちに見込み客に連絡して即契約成立し、数日後には納車されました。以上のことから、軽自動車専門店で買取をしている販売店を見つけたら、一度プロの方に査定してもらって損はないでしょう。
安心して買取を任せられる業者はどう選ぶ?基準はランキングと加入団体
車の売却は、金額が大きくなる傾向のため、トラブルになると面倒な場合があります。安心して愛車を売るには、信頼できる車買取業者をしっかりと選んで取引をすることが大切です。
もし、何かしらトラブルが発生したとしても、信頼のできる業者であれば大事にならないように、迅速かつ親身に対応してくれることが期待できます。それ以前に、安心できる業者は、トラブル発生件数も少ない傾向といえるでしょう。
ここでは、車買取の優良企業を選ぶノウハウについて見ていきましょう。
- 1.ネットランキングの確認
- ネット上での口コミなどのランキングを参考にして、親切できちんとした業者選びをしましょう。実際に利用した売り手からの評判や口コミや感想で多いのは、査定額の高さのみではありません。業者の丁寧な対応やサービスの質などをチェックしてみましょう。
- 2.優良買取業者団体の加入
- 日本には、JADRI(呼称:ジャドリ 一般社団法人 日本自動車流通研究所 英語表記:Japan Automobile Distribution Research Institute)と呼ばれる優良買取業者の団体があります。中古車売買における各種制度などを取り決めており、その団体に加入しているかどうかも基準のひとつになります。
JADRIでは、自動車の流通に関するさまざまな基準があり、これらの指針を守らないと警告が与えられたり団体から排除されたりします。そのため、JASRIへの加入の有無を確認することで安心して取引できる優良業者を探す指標にもなるでしょう。取引をする前に、一度確認してみてはいかがでしょうか。
軽自動車をなるべく高値で買取に出すまでの流れ
軽自動車は人気があり、多く取引されていますので、多少古くなっても諦めず、査定してもらうと思いがけず高価買取してもらえることもあります。
車種毎の買取相場を知るためには?ネットで一括査定が可能
ネットで、「グーネット買取で相場検索」の入力フォームに、メーカー、車種名、年式、走行距離などを入力すると、複数の業者から査定見積もりが届きますので、簡単に概算の価格を知ることができます。査定だけなら無料で依頼でき、各買取業者が「どれぐらいの金額で買取可能なのか」がおおよそ把握できる点はメリットです。ただ、この段階では参考程度とお考えください。
自分の軽自動車はいくら?実車査定で愛車の価格を把握
実際に車を見て査定をしてもらうことで、車体の状態や程度などを踏まえてより正確な買取価格を提示されますので、具体的に知ることができます。その中で高額査定かつ、信頼できそうな業者を見きわめることが大切です。
愛車を少しでも高く売りたいなら?値上げ交渉で高値売却
上記のように買取価格を上げるための価格交渉は、それほど難しいことはありません。価格交渉が苦手だと思っている方も、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
買取業者は、1台でも多く買取して、1台でも多く売るという競争を行っています。特に人気車種や状態が良い車であれば、買取価格を上げても契約したい意向があるので、交渉を十分優位に進めることができるでしょう。
軽自動車の車種、年数などによる買取価格の違いとは
軽自動車の車種毎による買取価格の違いとは?古い車種でも値下がりがしにくい
軽自動車は「燃費が良い」「税金が安い」「各種メンテナンス費用が普通自動車より安価」などの経済的な理由から、依然として売れ行きが好調です。ほかの車種に比べて買取価格が下がりにくい軽自動車のメリットを活かして、ぜひ高価買取を実現しましょう。
利用年数による買取価格の違いとは?減価償却の観点などが基準
車の減価償却(耐用年数)の年数は、軽自動車は4年で、償却率(価値が下がる率)が0.166%、残存価格(これ以上は下がらない価値)が10%です。計算すれば自分の車の状況が把握できます。この基本的な価格をベースに、人気・程度などを勘案して買取価格が決まります。人気モデルは、この計算式の数値以上の買取価格になる傾向です。
年式についで重要なのが色です。車種にもよりますが、一般的に白と黒が人気で、同程度の場合で見ると数十万円もの差が出ることがあります。ほかに、カーナビや高級な革シートなどがプラスのポイントになる場合も多いでしょう。
以上のことから、個々の要素をプラス評価してくれる専門店で査定・契約するのが何かとお得になる可能性が高いのです。大切な愛車ですから、きちんと査定してもらい、納得できる買取価格を目指しましょう。
まとめ
信頼できる買取業者を選ぶための基準は、ネットランキングとJADRIの加入の有無を見ると良いでしょう。さらに、買取を依頼する前にネットで一括査定を行うことをおすすめします。なぜなら、業者とやりとりをする前に、自分の車種の買取相場を一括査定により把握することができるからです。
一括査定において買取価格が高めの業者を数社ピックアップできたら、相対的に安値の価格を提示してきた業者に対して、別業者の高い買取価格を提示してみましょう。業者同士で買取価格を競争させることにより、価格交渉を優位に進めることが期待できます。軽自動車の最大のメリットは、買取査定価格が下がりにくく、旧車種でも高値の買取ができることもあることです。
利用年数による価格の差は、減価償却の観点などにより決まります。車種や年数による違いで差が付く傾向ですが、買取業者により異なるため、参考程度に見ておくとよいでしょう。
軽自動車の見積もりをすぐに査定したいという場合は、こちらのページから買取相場と近くの店舗を調べることができます。手続きも簡単なので売却を検討している方は、ぜひ利用してみましょう。