【車買取専門店】専門店で行う買取はお得なの?下取やオークションとの違いやトラブル回避策について知ろう
- 2019.2.27
- 【車売却ガイド】車買取・査定の為のお役立ち情報
トラブルを起こすことなく、どうすればより高く車を売ることができるのか、その方法を知りたいと思いませんか?
ここでは、車を高額で手放すにはどんな方法があるのか、トラブルを起こすことなく納得して気持ちよく車を手放すためには、どのようなことに注意すればいいのかを、具体的にお伝えしていきます。
目次
【車買取の方法とは?】下取、買取専門店、オークションの違いを知り、自分にあった方法で売却しよう
車を売るための方法には、主に
1.ディーラーによる下取
2.買取業者(買取専門店)による買取
3.インターネットオークションなどを利用した個人売買
の3つがあります。
これらは買取の形態が異なるだけでなく、買取額や手間の面でも差が出てきます。
まずは、それぞれの買取方法がどのような特徴を持っているのか、メリット・デメリットとあわせて見ていきましょう。
【ディーラーによる下取】手間や時間をかけたくない人におすすめ
下取とは「新しい商品を購入することを条件に、それまで使用していた古い商品を買い取ってもらう」方法を指しています。
つまり、ディーラーで新車または中古車を購入する際に、それまで乗っていた愛車を引き取ってもらい、その分の売却額相当を購入価格から差し引く方法です。
下取の最大のメリットは、何と言っても手間や時間がかからずに楽ちんだという点。次の車を購入する際のサービスの一環として、売却(下取)の手続きもディーラーが一緒に進めてくれるのです。自身で売却先を探したり手続きを行う必要がないため、これらに要する手間や時間を省きたい人にとっては非常にありがたいサービスだといえるでしょう。
一方で、ディーラーによる下取の場合、買取額は他の方法に比べて安く設定される傾向にあります。これは、手間や時間をかけずに済むこととのトレードオフでもあるため、その点に納得して利用する必要があります。
また、下取はあくまで「購入価格からの相殺」であり、売却金額を現金で受け取れるわけではありません。オプションなどの値引きに充当するといった形で、売却金額が曖昧になりやすいこともあるので、その点にも注意しましょう。
→グーネット買取|【車の売却はディーラーと買取業者どちらでする?】下取と買取を徹底比較!違いを知り、あなたに合った方法を選択!
【買取専門店】手間や時間がかかっても高く買取してもらいたい人にオススメ
買取とは、「現在乗っている車を売り(買い取ってもらい)、査定価格に応じた現金を受け取る」行為のことです。下取とは違って次の車の購入は関係なく、純粋に売却のみとなっています。
売却金額は現金で受け取るため、それを次の車の購入に充てるのも、それ以外の用途に使うのも自由であり、その点も下取とは大きく異なります。
買取の最大のメリットは、買取業者間での競争原理が働くことから、下取に比べて高い査定額が期待できる点にあります。
また、買取業者の多くは、中古車販売店や中古車買取専門店であるため、買取に精通しているのも特徴です。信頼できる業者であれば、車の価値を正確に査定してもらえる、買取手続きに伴うトラブルが発生しにくいなど、プロならではの仕事を期待できることでしょう。
一方で、高く買い取ってもらうためには、たくさんの買取業者の中から「高く買い取ってくれる」業者を自力で見つけなければなりません。そのためには、ネットやチラシを調べたり、あるいは自分の足で買取店を巡るなど、下取に比べてはるかに時間や手間がかかります。
また、査定額が適正かどうか判断したり、高値が付きやすいタイミングを狙うためには、それらに関する知識を身につける努力も必要になります。
ある程度は手間や労力、時間をかけつつも、それなりに信頼できる場所でなるべく高く売りたい。そんなニーズに応えられるバランスの良い売却方法が、買取専門店での売却といえるでしょう。
◆値が付かないケースや売却タイミングには注意も必要
一般的には下取に比べて高額になる傾向がある買取ですが、極端に古かったり状態が悪かったりする車の場合、値段が付かない「ゼロ査定」になることもあり得ます。下取の場合は、こうした車での一定額で引き取ってくれるケースが多いので、車の状態によっては下取を利用する方がお得なケースもあります。また、下取では古い車の引き取りは新車の納車と引き換えに行われますが、買取は純粋な売却のみのため、タイミングによっては自身で代車の手配が必要になることもあります。これも下取と異なる点なので、両者を比較検討する際には注意しておきましょう。
→グーネット買取|【車の売却はディーラーと買取業者どちらでする?】下取と買取を徹底比較!違いを知り、あなたに合った方法を選択!
◆一括査定サービスの活用で、簡単に高額査定を狙おう
買取の場合は自身で業者を探す必要がありますが、この際に便利なのが一括査定サービスの存在です。一括査定サービスではその名の通り、1度の情報登録で複数の買取業者から見積もりをもらえる上、その結果を比較して好条件の業者を選ぶことが簡単に行えます。ただし、一括査定サービスでは個人情報が複数業者に渡ることになるため、営業電話が頻繁にかかってくることにつながります。しつこい営業電話を避けたいときは、グーネット買取のようにメールアドレスのみで利用できるサービスもおすすめです。
→グーネット買取|車査定相場を調べる
【ネットオークションによる個人売買】高く売れる可能性が高いもののリスクも高くなる
ディーラーによる下取も買取専門店による買取も、どちらも専門業者への売却となります。
この2つとはまったく異なる3つめの売却方法が、インターネットオークションなどを利用した個人売買です。そして個人売買の特徴は「ハイリスク・ハイリターン」であるといえるでしょう。
メリットとしては、個人間の売買取引であるため間に業者が挟まれず、中間マージンが発生しないという点が挙げられます。つまり、売る方にとってはより高く、買う方にとってはより安く買える取引になる可能性があるのです。
うまくいけば売り手と買い手双方に利益がある売買取引になり得るものの、一方で取引に伴うリスクが高いのも個人売買の特徴です。
専門業者ではない個人であるということは、車の売買にともなう専門知識が不足しがちであることも意味しています。そうした知識不足から、品質に対する保証や輸送・引き渡しに伴うトラブル、あるいは契約手続きや金銭取引面でのトラブルなど、さまざまな問題が発生する可能性があるのです。
3つの方法の中ではもっとも高く売却できる可能性があるものの、リスクも相応あるいはそれ以上にあるため、安易に手を出せる方法ではないというのが現状です。
【コラム】一般人が参加できないオートオークションとは?
インターネットオークションなどでの個人売買とは別に、中古車の売買には「オートオークション」というものも存在しています。
オートオークションは基本的に業者向けに開催され、中古車を取り扱う業者が車を仕入れるために用いられています。最低限でも古物商の資格を持った業者でなければ参加できず、オートオークションによってはそれ以上の参加資格を求められることもあります。当然ながら、一般人が個人で参加できるものではないため、あまりなじみがあるものとは言えないでしょう。
そして、どうしてもオートオークションで車を売りたい、あるいは購入したいというニーズに応える形で、オートオークションへの出品や落札を代行する業者も存在しています。
オートオークションへの出品は、うまくいけば高く売却できる可能性があります。
一方で、代行手数料や出品料、成約料、さらには陸送費などの費用がかかる上に、必ずしも売れる(落札される)可能性がないというリスクもあります。また、オートオークションにはクレーム期間の設定があるため、落札者からのクレームがあればそれにも対応する必要があります。
代行という手段を採れば確かに参加はできるものの、やはり中古車の売買を専門とした業者でなければ、メリットよりもデメリットの方が大きいといわざるを得ないでしょう。
【買取専門店でトラブルを防ぐ】査定や契約書について知り対応策を立てよう
インターネットオークションなどを利用した個人売買に比べればはるかに安全とはいえ、買取専門店だからといってトラブルが皆無というわけではありません。
車の買取には高額な金銭取引が伴うため、後になって「知らなかった」「そんな話は聞いていない」「金額に納得できない」といったトラブルにつながることも少なくないのです。
「こんなはずじゃなかったのに」という後悔をなくすためにも、査定や契約書についてしっかりと知った上で、トラブルを未然に防ぐように対応しましょう。
【査定前の注意点】傷やへこみは安易に修理をしないこと
当然ながら、車の状態がよいほど査定額も高くなる傾向にあるため、少しでも高く買い取ってもらうための工夫をしたくなるところでしょう。
しかし、ここで注意したいのが「傷やへこみは安易に修理をしない」という点です。
普通に考えれば、傷やへこみを修理した方が査定額が高くなりそうに思えますが、実はこれは大きな勘違いなのです。
例えば小さな傷を自分で塗り直した場合、どれだけきれいに修復したつもりでも、査定の際にはしっかりと「傷やへこみの修復歴あり」と認識されます。それどころか、下手に自分で修復するとマイナス査定になることもあるのです。もちろん、事故歴を隠すようなことは論外なので注意しましょう。
また、専門業者に修理してもらうにしても、査定のマイナス分よりも修理代の方が高くつくケースも多いので、修理せずにそのまま買取に出す方がかえってお得になるのです。
一方で、車内外の汚れや臭いといったマイナス部分は、洗車や車内清掃で簡単に解決することができます。こうしたちょっとした努力でも査定額がアップする可能性はあるので、ぜひ実践するようにしましょう。
→グーネット買取|車を査定に出す前に知っておきたい注意点とは
【買取契約のキャンセル】猶予期間ならキャンセル料は無償のケースも
結論から言えば、猶予期間内であればキャンセルは可能であり、その場合はキャンセル料(違約金)がかからないケースもあります。猶予期間は一般的に3日~1週間程度ですが、これは買取店によって異なります。
本来、契約を交わした後のキャンセルは不可能であり、買取店側は契約成立の時点ですでに中古車としての販売に向けて動き始めています。どうしてもキャンセルしたいときには違約金が発生するし、場合によってはすでに売り先が決まっていてキャンセルできないこともあります。
キャンセルを希望する理由は人それぞれですが、例えば「他の店でもっと高く買ってくれるといってきた」「知人に譲ることになった」などの自己都合であれば、契約書にサインする前にその可能性を考えることで、十分に避けることができます。
基本的にキャンセルは売り手にとっても買い手にとってもデメリットになるので、「キャンセルできるかも」という甘えはあらかじめ捨て、しっかりと売却を決めた上で契約書にサインするようにしましょう。
→グーネット買取|車の売却(買取)契約後にキャンセルした場合キャンセル料は発生するのか
【買取業者とのトラブル】契約書の確認や対処方法を知ろう
・査定に関する費用の発生
・契約締結後の減額
が挙げられます。
◆査定費用や出張費用に注意
買取業者は「無料査定」を売りにすることが多く、自宅などに来てもらう出張査定も無料で受けられるケースがほとんどです。買取の敷居を下げ、自店を選んでもらうための施策としては一般的といえるでしょう。しかし、あくまで無料が多いというだけであり、全ての業者が無料査定を提供しているわけではない点には注意が必要です。
この点をよく確認しないまま、無料で受けられると思い込んで査定を依頼して、後から金銭面のトラブルになることもあります。あるいは、査定料金がかかることをあえて説明せず、後から請求するような悪質なケースも考えられます。
査定は必ずしも無料とは限らないという点を念頭に置いて、必ず事前にしっかりと確認するように心掛けましょう。
→グーネット買取|車買取でよくあるトラブルと対処法
◆買取契約後の減額を提示されることも
買取において厄介かつ心配なのが、契約を交わした後に買取金額の減額を提示されるケースです。売り手としては、査定額に納得したから契約したつもりなのに、後から減額されたのでは困ってしまいますよね。
契約後の減額は、買い取った車に不具合があり、満額を支払えない場合に提示されます。
この原因としては、
1 隠していた修復歴が見つかった
2 査定時に見落としていた傷やへこみが発見された
3 査定から引き渡しの間に新たな傷やへこみを付けてしまった
という3つのパターンが考えられます。
事故や故障の修復歴を隠していた場合は、当然ながら減額に応じなければならないでしょう。
査定後に自分で傷を付けてしまった場合は、自身で認識しているのであれば、やはり減額に応じるべきでしょう。
しかし、査定士が査定時に見落としていたケースに関しては、売り手には一切の責任がないため、基本的には応じる必要がありません。
なお、減額に関しては売買契約書に記載された内容が優先されます。
金銭面でのトラブルを未然に防ぐためには、契約書の内容をしっかりと理解および確認し、納得してからサインするようにしましょう。
→グーネット買取|車の売却(買取)契約後に減額されるケースってあるの?
また、トラブルが起きないようにするには、誠実で、対応がよく、説明なども丁寧に行ってくれる買取業者を選ぶことも大切です。
グーネット買取では、掲載している買取店に対して、実際に利用したユーザーによる評価・レビューを実施。その評価によるランキング情報も掲載しています。査定価格への満足度に加えて、担当者による説明や手続き対応など、さまざまな面での評価を買取店選びの参考にできるでしょう。
→グーネット買取
まとめ
・下取りは、新車購入が決まっていて、手間や時間をかけたくない人におすすめ
・オークション代行は、リスクが大きいので素人が手を出すのは難しい
・買取専門店は、手間や時間をかけてでも高額に車を売却したい人におすすめ
・買取専門店でトラブルを起こさないよう、対処方法を考えよう
中古車買取店で売却したユーザーの声が確認できるから、「グーネット買取」は安心でおすすめです!