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車買い替え時の保険の契約変更のタイミングと条件【車買取・査定の為のお役立ち情報】

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【車買い替え時の保険の契約変更のタイミングと条件】必要書類を把握し、納車日までに手続き完了!

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車を買い替える際に、気になるものと言えば「自動車保険の手続き」ではないでしょうか。
「車を買い替える予定があるが、自動車保険の手続きの仕方が分からない」「車の買い替えと同時に前の保険を解約し、新たに加入すべきなのか知りたい」「車を買い替える予定があるが、保険切り替えのベストなタイミングはいつなのか知りたい」といった悩みを抱えている方は多いものです。

車を買い替えたものの、保険の切り替えを忘れたまま長い年月が経過した後、事故を起こしてしまい補償が受けられないケースや、納車日当日に保険の切り替えるタイミングが分からないまま無保険で運転し、事故発生時にトラブルとなるケースもあります。

しかし、納車日までに自動車保険の車両入替手続きをすることができれば、問題なく新しい車の納車と同時に補償を切り替えることが可能です。さらに、既に納車後だとしても、猶予期間内で条件を満たしていれば自動車保険の切り替えができるのをご存じでしょうか?

本記事では、車買い替えに伴う契約変更(車両入替)のタイミングはもちろん、条件や事前準備、車両入替後の等級や保険料、そして車買い替えに伴う自動車保険の契約変更に関するよくある疑問など、車買い替え時に必ず考えなければいけない保険の問題について、丁寧にご説明しています。

本記事を参考に、買い替えに伴う保険の切り替え方法を知ることで、不安なく納車日を迎えることが可能です。
車を運転する上で欠かせない保険の情報をしっかり入手し、安全・安心な状態で運転しましょう。
もし、車買い替え時に代車の利用を検討されている方は、代車の保険に関する情報を下記ページにて記載していますので、ぜひ一度ご確認ください。

関連記事:【代車は無料で借りられる?】車を売却するときの買取業者との交渉のコツ

目次

1.タイミングや条件は?スムーズな契約車両変更(車両入替)手続きのコツ
  1. 自動車保険の「車両入替」のタイミングは?納車日前までに済ませるのがベスト!
  2. 自動車保険の「車両入替」の条件と準備するものは?車両情報は最低限必要
  3. 等級や自動車保険料はどうなる?等級は変化なし、保険料は車種により変動
2.【Q&A】契約変更を忘れていた場合の補償の有無など車買い替えに伴う自動車保険のよくある疑問
  1. 自動車保険の契約変更をもし忘れていたら?条件を満たしていれば補償の対象に
  2. 納車日が休日で当日に保険の変更手続きができない場合は?30日以内に変更すれば大丈夫
  3. 車を買い替えたら保険は解約して新規加入するべき?等級が上がった直後なら保険の見直しを
3.車の買い替えは保険を見直すチャンス!?最適な保険を見つけるための見積もりのポイント
4.まとめ

【タイミングや条件は?スムーズな契約車両変更(車両入替)手続きのコツ

車の買い替えをする際に、まず必要となるのが「車両入替」すなわち保険の契約車両変更です。

自動車保険の「車両入替」のタイミングは?納車日前までに済ませるのがベスト!

車両入替とは、保険の契約車両の変更、つまり保険契約期間内に新しい車に乗り換えた際、現在契約中の車から、新たに購入した車に保険を切り替える作業のことを言います。
車両入替の際にはいくつか注意すべき点がありますので、確認していきましょう。

納車日よりも前に、手続きを行う
車両入替に関する手続きは、納車日前に終わらせておくことが基本です。そうすることで、納車日に新しい車に補償が切り替わるため、無保険の時期が発生しません。車両入替手続きには新しい車の車検証が必要となるため、車検証が手に入る時期に申し込んでおくと楽でしょう。

保険の契約変更は、車を購入した本人が行う
基本的には、契約者本人、すなわち記名被保険者が、保険会社・損保会社に直接連絡する必要があります。ディーラーや中古車買取業者だけに任せるのは危険です。必ず確認し、人任せにしないようにしましょう。

自動車保険の「車両入替」の条件と準備するものは?車両情報は最低限必要

車を買い替えるからといって、どのような車でも「車両入替」ができるわけではありません。車両入替を行うためには、満たすべき条件があります。

<車両入替をする際に必要な条件>
買い換え後の自動車の所有者は、次のいずれかに当てはまる必要があります。

・入替前の車の所有者
・入替手続き前の契約の記名被保険者
・入替手続き前の契約の記名被保険者の配偶者
・入替手続き前の契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族

契約者本人や配偶者、親族であれば当てはまる可能性が高いのですが、保険の契約内容などによって異なることもありますので、詳細は必ず保険会社に確認してください。

そして、車両入替後の自動車と、現在の自動車の用途車種が同じである必要があります。

ただし、

・自家用小型乗用車
・自家用普通乗用車
・自家用軽四輪乗用車
・自家用小型貨物車
・自家用軽四輪貨物車
・自家用普通貨物車(0.5t以下)
・自家用普通貨物車(0.5t超2t以下)
・特殊用途自動車(キャンピング車)

この自家用8車種については、同一用途車種とみなされるため、車両入替が可能です。

(例)自家用軽四輪乗用車→自家用普通乗用車への車両入替

ですが、一部の保険会社では、以下の場合、車両保険の引き受けができないことがあります。

・車両価格が800万円を超える車
・外車
・スポーツカー

また、前述の自家用8種類のうち「自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車・自家用小型貨物車・自家用軽四輪貨物車」の5種類のみを同一用途車種とみなすところもあるため、詳細につきましては加入中の保険会社にご確認ください

<車両入替をする際に必要な書類や車に関する情報>
両入替をする際には、新しい車の車検証が必要です。しかし、納車日以前で車検証が手に入らないというケースもあるでしょう。
その場合は、

・型式
・車名
・初年度登録年月(軽自動車の場合は、初度検査年月)
・登録番号(ナンバープレート)
・車台番号
・所有者
・使用者

を、次に購入する車の店舗(ディーラー・中古車販売業者)に確認しておくことで、車検証の現物がない場合も、スムーズに車両入替が行えます。

中古車を購入する場合、変更前のナンバープレートが付いていることがあるため、必ず新規取得したナンバープレートの番号を伝えるようにしましょう。

また、車両保険を希望する場合は、

・売買契約書
・注文書

など、購入金額が記載された書類が必要となります。

車両入替に必要な条件、書類についてご理解いただけたでしょうか?ただし、加入している保険会社や契約内容、新車ではなく中古車条件によっては、要件や必要書類に違いが出ることがあります。詳細につきましては、必ず保険会社に確認するようにしてください。

等級や自動車保険料はどうなる?等級は変化なし、保険料は車種により変動

それでは、ディーラー、買取業者それぞれの手続きの流れについて見ていきましょう。流れを理解することで、より自分に合った方法を選びやすくなります。

1.車両入替に伴う等級の扱いについて

基本的に、車の買い替えで等級が変化することはありません。買い替えに伴い、以前の車の保険を解約し、新規に加入する場合も、等級が引き継がれます。しかし、等級が上がる期間に、変動があるため注意してください。

2.車両入替に伴う保険料の変化について

一括支払い済みの自動車保険が、車両入替をしたことにより、差額が発生することがあります。
その理由の一つが、ほとんどの保険会社に適用されている「型式別料率クラス制度」です。損害保険料率算出機構が1年に1度算出しているもので、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車の保険に関しては、型式ごとの事故実績によって保険料が変化します。
この制度により、例え契約者本人が同条件であっても、事故率の高い形式の車は保険料が上がり、逆に事故率の低い車は保険料が下がる可能性があります。

3.保険料が変化した場合の支払い・返戻の方法について
追加保険料は、契約時の払い込み方法と同じ方法で払い込んでいただくことが一般的です。
(例えば、クレジットカード分割払いであれば、追加保険料もクレジットカード分割払いなど)
また、返戻の場合はお客さまの指定口座に保険会社から振り込まれることが多いようですが、各保険会社によって方法が異なります。

保険料の支払い、返戻に関しても手続きは非常にシンプルです。ただし、契約している保険会社にて、必ず内容確認をしておきましょう。

車両入替をした場合も、基本的には現在の等級が受け継がれるため、特に難しい手続きは不要です。次の購入車種によっては保険料が変動することもありますが、差額の支払い・返戻に関する手続きも、ほとんど手間は掛かりません。保険会社から求められる必要書類をしっかり準備すれば、後は、保険会社が手続きを進めてくれます。

【Q&A】契約変更を忘れていた場合の補償の有無など車買い替えに伴う自動車保険のよくある疑問

「ついうっかり自動車保険の契約変更を忘れていた!」という方が事故を起こしてしまった場合など、どうすればよいのでしょうか?

自動車保険の契約変更をもし忘れていたら?条件を満たしていれば補償の対象に

救済措置として、自動車保険には「被保険自動車の入替における自動担保特約」が自動付帯されているため、手続きを忘れていたとしても、次の4つの条件を満たしていれば以前の車での契約内容での補償が可能です。

・車両入替の要件を満たしていること
(自家用8車種、自家用5車種など、保険会社によって内容が異なるため、確認が必要)
・車検証などで、取得日が確認できること
・新たな車の取得日翌日から起算して、30日以内であること
・契約中の車は、廃車・譲渡・リース業車へ返還済みであること

しかし、だからといってギリギリまで放置しておいて良いというわけではありません。あくまでも救済措置ということを忘れず、早めに手続きを行いましょう。

納車日が休日で当日に保険の変更手続きができない場合は?30日以内に変更すれば大丈夫

納車日が休日の場合は、平日など各保険会社の窓口が空いている時間帯に手続きをしておけば、例え納車日が休日でも保険の切り替えは可能です。

また、納車日が休日で当日に保険の変更手続きができない場合も、自動車保険に自動付帯されている「被保険自動車の入替における自動担保特約」で30日以内に変更をすれば、さかのぼって補償されます。

ただし、車両保険については注意が必要です。旧契約で車両保険に加入していない場合は、車両保険未加入のまま継続されてしまいます。新車購入と同時に車両保険加入を考えている場合は、切替前に事故を起こしてしまうと未加入の扱いとなり、補償を受けることができなくなります。

旧契約で車両保険に加入している場合はそのまま引き継がれてしまったり、新車購入で新たに車両契約に加入したい場合も、その前に事故を起こしてしまうと未加入の扱いとなり保証を受け取ることができなくなってしまったりすることもあり得るのです。詳細につきましては、契約保険会社ごとに異なる部分があるため、あらかじめ詳細をご確認ください。

車を買い替えたら保険は解約して新規加入するべき?等級が上がった直後なら保険の見直しを

車の買い替えの際には、「現在の保険を解約し、新規加入する」「車両入替による契約変更をする」という2つの方法から選ぶことができます。しかし、損得に関しては現在の状況にもよるため、一概にどちらが得だとは言い切れないのです。

  得するケース 損するケース
解約後、新規契約 ・等級(※)が上がった直後(等級引継ぎが契約後1年間のため)・等級が20等級の人 ・自動車保険を一括払いにした場合、短期料率が加味された返戻金となるため、解約時期によっては損・1年未満で解約・新規加入した場合(保険を途中で切り替えてもその等級をそのまま継続できる「保険期間通算特則」があるため)
契約変更(車両入替) ・等級継承(契約者の配偶者 ただし内縁関係でも可・契約者の同居の親族・配偶者の同居の親族)が可能な人・同居の子どもが新車を購入した場合、車両入替で親の高い等級を引き継いだ場合 ・保険料の見直しをしないことで、他会社の低料金・同内容を見逃す可能性がある
※日本では、ノンフリート等級制度(事故歴に応じた保険料の割引・割増を適用する制度)を採用している保険会社がほとんどです。この表では、その等級を示しています。

上記の表でお伝えしたように、契約内容によって新規契約、車両変更のメリットは異なります。現在の自分の契約内容に合わせて、どちらを選択すべきかを決めることが大切です。

車の買い替えは保険を見直すチャンス!?最適な保険を見つけるための見積もりのポイント

1.買い替えは保険を見直すチャンスと言われる理由
保険の契約を変更するには、さまざまな書類・資料が必要です。日常の中で、改めて資料を揃えるのは手間がかかるため、面倒に感じてしまう人も多いでしょう。しかし、車の買い替えをするときには、手元に車両入替(契約変更)に必要な資料が揃っているため、保険の見直しがスムーズにできるのです。それが、買い替えをするときが保険を見直すチャンスと言われる大きな理由と言えます。

2.契約内容の見直すポイントとは?他社に見積もりを取るべき?
保険の契約内容を見直す際に、注目したいポイントについてご紹介します。

・年齢制限
補償の対象となるドライバーの年齢を「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」と区分しているため、年齢幅を狭く設定することで、保険料が安くなる可能性があります。

・運転者限定
「家族限定」「本人・配偶者限定」「本人限定」などが一般的ですが、運転者の範囲を狭くすることで保険料が安くなる可能性があります。

・使用目的
・年間走行距離

使用目的と年間走行距離の設定がない保険会社もありますが、設定されている場合は、現状と合った内容になっているかを確認しましょう。使用目的の場合は、「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」で分類されるのが一般的ですが、使用状況をしっかりと確認して最も適した目的に変更しましょう。年間走行距離は、距離が短いほど保険料を安く抑えることができます。

・特約の重複
家に複数の自動車があり特約が重複している場合、1台のみに特約をセットし、その他を外すことで重複を排除、保険料を安く抑える可能性があります。

その他にも、

・新車割引(保険始期年月が初年度登録年月の翌月から25カ月以内)の有無
・インターネット割引(新規契約の際にインターネットから申し込むことで受けられる割引)の有無
・車両保険の有無(見直し含む)
・ダイレクト型(通販型)の自動車保険への乗り換えを検討する
・ASV(先進安全自動車)に車を買い換える
といった内容を重点的にチェックすることで、なるべく安い保険料で手厚い補償を契約することが可能です。しかし、保険料だけに注目してしまうと、いざというときに必要な補償が受けられないことがあります。不要なサービスは省いて構いませんが、あくまで「どういった補償が必要か」という点をベースに置きながら、契約内容を見直すことが大切です。

車の買い替えには、自動車保険の車両入替がつきものです。そのため、保険の変更と同時に補償内容と保険料を見直す絶好のチャンスと言えるでしょう。

今回ご紹介した内容は、あくまで一例です。保険会社によってさまざまな割引条件が異なるため、契約の際は必ず詳細をご確認ください。

まとめ

・車買い替えに伴う契約変更(車両入替)は、納車日前までに済ませておくことがベスト
・車買い替えに伴う契約変更(車両入替)の条件
自家用8車種、自家用5車種など(保険会社によって内容が異なるため、確認が必要)」「新しい車の車検証などで、取得日が確認できること」「新たな車の取得日翌日から起算して、30日以内であること」「契約中の車は、廃車・譲渡・リース業車へ返還済みであること」
・車検証または車両情報(車両保険の場合は、購入金額が書かれた書類も)を準備しておくこと
・車両入替後も等級は変化なし。保険料は車種により変動する

・自動車保険の契約変更を忘れていた場合、条件を満たしていれば補償の対象になる
・納車日が休日でも、事前に納車日を指定しておくことで納車と同時に補償が適用される
・車買い替え時は保険の見直しのチャンス!新規加入が得な場合と、車両入替が得な場合があるので注意

また、車を買い替える際には、同時進行で現在の車の買取作業を進める必要があります。必要な書類が揃っていないと、思わぬ時間や手間がかかることになりかねません。下記ページを参考に、買取に必要な書類もチェックしておきましょう。

【車の買取に必要な書類の解説】なるべくスムーズに買取をしてもらい、高値で愛車を売るために車の買い替えを検討しているのであれば、まずはあなたの愛車の相場を調べてみませんか?実際に業車へ売却する際、交渉を有利に進めるためには、相場や現在のおおよその査定価格を把握しておくことが重要です。

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