高速道路の制限速度は、軽自動車も普通車も同じです

高速道路の制限速度は、軽自動車も普通車も同じです
車の制限速度は標識や標示などで定められている規制速度の場合は、その標示の速度に従う必要があります。規制速度がない道路では、道路交通法に定められた法定速度を守らなければなりません。

高速道路での法定速度は、軽自動車も普通車も同じ時速100㎞となっています。以前は軽自動車は時速80㎞が制限速度でしたが、2000年に道路交通法が改正されて、現在の速度になりました。

ただ、軽自動車は排気量が660ccと決まっており、普通車よりもエンジンパワーが弱く、ボディの重量も軽くなっています。スピードが出にくく、風に影響を受けやすいのが特徴です。

また、馬力があるターボエンジンを搭載するとスピードが出やすくなるとも言われています。高速道路を安全に走行するには十分に車間距離を保持する、スピードを控える、走行車線を基本的に走ることなどが大事です。

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軽自動車の高速道路における制限速度は、基本的には時速100㎞です

車の制限速度とは?

車の制限速度は、道路交通法によって定められています。標識や道路の標示で制限速度が決められている場合があります。

規制速度が表示された道路では、表示以上の速度を出すと法律違反となります。道路標示や標識がない道路も多いですが、そういった道路であっても制限速度がないわけではありません。

道路交通法によって規定された法定速度が制限速度となります。法定速度は自動二輪車を含む自動車は、一般道での最高速度は時速60㎞、原付は時速30㎞、小型特殊車は時速15㎞となります。

高速道路での制限速度

一方で、高速道路では自動二輪車を含む自動車は時速100㎞、最大積載量5000kg以上の貨物自動車、大型特殊車、三輪の自動車、けん引車などは時速80㎞となっています。原付や小型特殊車は高速道路は走行できません。

軽自動車も普通車と同様に、高速道路での制限速度は時速100㎞ですが、確か普通車とは違っていたのでは?と記憶している人もいるでしょう。実際に以前は、軽自動車の高速道路での制限速度は時速80㎞でした。

2000年10月に法律が改正されて、今のように制限速度が時速100㎞に変更されたので間違えないようにしましょう。軽自動車の需要が高まり、性能が良くなっており、ターボエンジンを搭載するなど、エンジンパワーも一部上がってきています。

そのため、普通車と同じ制限速度にしても問題ないと判断されたからです。それでも、やはり軽自動車の方が普通車よりも作りが弱い、加速が遅いなど性能面での違いを感じてしまう人もいるかもしれません。

軽自動車はエンジンパワーが弱いなど高速道路走行に向かない設計になっています

エンジンパワーが弱い

軽自動車は実際のところ、普通車よりもエンジンパワーが不足しています。元から軽自動車は街乗り、一般道における近場の買い物、レジャー、通勤などを目的に乗ることを想定して設計されています。

コンパクトで小回りが利く、短距離をさっと乗るには便利なのが利点でもあります。そのため、エンジンは普通車よりもコンパクトでパワーも小さいものが搭載されているのです。

660cc以下と排気量も制限されているのでパワーが必要となる高速道路を普通車と肩を並べて走るには限界があると言わざるを得ないでしょう。

車体重量が軽い

また、軽自動車は普通車に比べても車体の重量が軽く、薄い設計になっています。元々風の影響もさほど受けない一般道を走行するように設計されているので、強い風をもろに受けると風に煽られて最悪車体が浮き上がり、ひっくり返るリスクが生じます。

高速道路は一般道よりも地面から高い位置に作られており、平地よりも風の影響を受けやすいです。更に、トンネルの出入り口や山間部などは特に強い風が集まりやすいので、軽自動車では危険な場合もあります。

また、高速道路は遠距離運送の大型トラックなどが利用しやすく、重量の重いトラックは結構なスピードで横を通り過ぎると、ダイレクトに軽自動車のボディに強風が当たるので危険です。

シートも硬く、長時間の運転では疲れやすい

エンジン以外にも軽自動車のシートも、短時間短距離のドライブを想定して設計されています。そのため、長時間長距離の高速道路を軽自動車で走行するとシートが硬く、運転席のスペースも狭いので体が疲れてしまうと考えられています。

ターボエンジンを搭載するとエンジンパワーが強くなります

ターボエンジンを搭載するとエンジンパワーが強くなります
ターボエンジン搭載車がおすすめ

軽自動車で高速道路を制限速度以内で負担なく走行するには、ターボエンジンが搭載されたタイプがよいと考えられています。ターボエンジンは、ターボチャンジャーという機器が搭載されたエンジンのことです。

ターボチャンジャーは圧縮した空気をエンジンに送入して、排気量よりも大きな力でエンジンのタービンを回す装置で、エンジンパワーを強大にしてくれます。通常軽自動車の排気量は660㏄と決められています。

そのため、ターボが搭載されていれば、決まった排気量でエンジンを大きくすることなく、回転数を上げることができます。エンジンパワーを強くし、スピードや馬力を出すことができるというわけです。

高速道路でのスピードアップはもちろん、馬力が必要な坂道でもターボエンジン搭載の軽自動車なら、割とスムーズにスピードを落とさないで上ることができると言えます。

ターボエンジンの特徴

ただし、ターボエンジン搭載の軽自動車は、搭載していない軽自動車に比べると多少燃費が悪いとされています。しかし、それほど大きな差異はないのであまり気にしないという人なら問題ないでしょう。

更に、部品の数が多いので、通常エンジン搭載の軽自動車よりは故障や不具合が起こりやすいとも言われています。とはいっても、すぐに壊れてしまうほど脆い作りになっているわけではありません。

日頃から定期的なメンテナンスを行い、劣化したパーツを交換するなど整備しておけばまず問題はないと言えるでしょう。むしろメリットの方が大きいので、坂道が多い地域に住んでいる、もしくは坂道が通勤ルートにあってよく通る、軽自動車で高速道路に乗る機会が多いという人ならターボエンジンを搭載した軽自動車がおすすめだと言えます。

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高速道路を走る際は、車間距離をとるなど気を付けたいポイントがあります

高速道路を走る際は、車間距離をとるなど気を付けたいポイントがあります
車間距離を十分にとる

軽自動車でも高速道路を安全に、そして快適に走行するのに気を付けたいポイントがあります。まず、一般道を走る時よりもやや長めに車間距離をとった方がよいでしょう。

軽自動車の中には車高が高めなスーパーハイトワゴンなどの車種もあります。しかし、それでも軽自動車は普通車やトラックに比べるとどうしても車高は低く、コンパクトな作りです。

そのため、車と車の間で死角になりやすく、他の車からは見えない場合もあります。そうなると、車線変更時や合流地点などで軽自動車の発見が遅れて事故につながることもあるので、注意が必要です。

速度を抑える

更に、高速道路は平地から高い位置にあるのでどうしても風の影響を受けやすいとされています。特に風が強い日は、たとえ軽自動車の制限速度時速100㎞であっても、スピードを制限速度ギリギリまで出すのは危険です。

スピードに乗った軽自動車は割と簡単に強風に煽られて安定性を失い、車両が横転する事故にもつながるからです。強風の日は、また風が強くなったきたと感じたらスピードをやや落として走行するか、できれば高速道路の走行を避けたほうが安全だと言えます。

走行車線を走る

また、軽自動車は普通車よりもエンジンパワーが劣るので、追い越し車線をパワーのある普通車と肩を並べて走るのはとても危険です。特にエンジンパワーが大きな車種が後ろにつくと煽られるリスクも高く、事故や事件につながる可能性もゼロではないからです。

軽自動車で高速道路を走行する時は基本的に走行車線を走るのが無難です。万一追い越しが必要な時は、その際にだけ追い越し車線に出て追い越したら、すぐにまた走行車線に戻るようにしましょう。

荷台に重い荷物を積む

そして、軽自動車の中でもスーパーハイトワゴンと呼ばれる車高の高いタイプは、特に風圧の影響を受けやすいと言えます。また、加速により車体がふわっと浮かびやすく、安定性を失いやすいです。

車体の軽さをカバーするためには、高速道路を走らせる時は荷台にやや重い荷物を積みましょう。重量を増やすことで軽自動車が安定しやすくなるからです。

(まとめ)高速道路の制限速度は軽自動車も普通車と同じなの?

1.高速道路の制限速度は、軽自動車も普通車も同じです

高速道路での軽自動車の制限速度は、標識などで指定されていない限り、普通車と同じ時速100㎞です。ただ、軽自動車は重量が軽く、エンジンパワーも弱いので安全に高速道路を走行するには車間距離を取るなど注意点があります。

2.軽自動車の高速道路における制限速度は、基本的には時速100㎞です

車の制限速度は道路交通法によって決まっており、高速道路では軽自動車も普通車と同様に時速100㎞となっています。以前は時速80㎞でしたが、軽自動車の性能が上がったので同じになりました。

ただ、標識で速度が指定されている場合もあります。

3.軽自動車はエンジンパワーが弱いなど高速道路走行に向かない設計になっています

軽自動車は元々街乗りを目的として設計されています。そのため、エンジンパワーが普通車より弱いので、スピードが出にくいとされています。

更にボディが軽く、強い横風にあたると不安定になるなどの高速運転にはあまり向かない構造になっています。

4.ターボエンジンを搭載するとエンジンパワーが強くなります

軽自動車は排気量の上限が決まっているので、エンジンパワーが普通車よりも劣ります。しかし、ターボエンジンを搭載することで、エンジンパワーが強化され、スピードや馬力が出やすくなります。そのため、坂道や高速道路でも走りやすくなるとされています。

5.高速道路を走る際は、車間距離をとるなど気を付けたいポイントがあります

軽自動車で高速道路を安全に、快適に走行するには十分に車間距離を保つことが大事です。更に、風が強い日は特にスピードを抑える、基本的に走行車線を走る、車高が高いタイプは安定させるために重い荷物を積むなどもポイントです。

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