編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回は、メルセデス・ベンツの伝統あるミディアムセダン「Eクラス」が登場です。お借りした車両は2015年モデルで、グレードは「E250アバンギャルド」、走行距離は4万kmとなっています。
九島●僕にとってEクラスは「上がり」の1台なんだよね。
竹岡●そういえばそんなこと言ってたよね。それってEクラスに乗ると満足して、「もうクルマはこれでいいや!」ってなることだよね。
編集部●確かに、メルセデスには癒やしというか、疲れているときほど、しっくりくる感じはあります。
九島●それは昔から変わらないね。箱根でジャーマン3(メルセデス、BMW、アウディ)を比較試乗すると、その瞬間はハンドリングがいいBMWとかが人気なんだけど、取材が終わりさあ帰ろうってなると、みんなメルセデスに乗りたがる(笑)。
編集部●すごくわかる気がします。さて、今日のテーマは、2009年から2016年まで販売されていた「W212」と呼ばれる先代Eクラスです。じつは今、高級セダンの中古車がお買い得なんですよ。
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