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カーナビは目的地に素早く到着するための道具…という時代は完全に終わった。実際、カー用品店に行ってみるとその華やかなディスプレイや操作性などに目を奪われるハズだ。新製品を見てみると分かるが、今や「カーナビは車内のエンターテイメントアイテム」になっているのだ。しかし、新車や中古車を買おうとするタイミングで、カーナビを買おうかどうしうようかと考えると、これが案外迷ってしまうのだ。新車を買おうとしている人の場合は、メーカー純正のライン装着オプションにするか、アフターパーツメーカーの商品にするかで迷う。一方、中古車を買おうとしている人の場合は、すでに装着されているカーナビをそのまま使うか、アフターパーツメーカーの最新商品に買い換えるか、というところで迷う。 |
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迷いが出た場合に、チェックしたいのは3つ。1つは、地上波デジタル放送やワンセグ放送が受信できるかどうか。もう1つは、iPodなどのモバイルプレーヤーが接続できるかどうか。そしてもう1つはビデオモードで収録したDVD-Rが再生できるかどうか。これら3つのポイントに対応しているかどうかも重要なのだが、もっと重要なのは「その機能をあなたが必要としているかどうか」ということだ。次のコーナーでは、全国展開をしているカー用品店でチェックした売れ筋商品をガイドしてみたので、好みのカーナビがあるかどうかじっくりと読んでみてほしい。 |
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パイオニア AVIC-HRZ88 21万円
パイオニアの売れ筋商品と言えば、楽ナビ(30GB・HDDナビ)だ。
液晶画面は7インチのワイドで、オーディオ機能、DVDプレーヤー機能を併せ持つ2DINサイズの一体型になっている。特にDVDはビデオモードで収録したDVD-R/RWの再生も可能なので、さまざまな映像を再生できるのは見逃せないポイント。価格もメーカー希望小売価格で消費税込み21万円という手頃な設定が嬉しい。
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パイオニア AVIC-HRZ88G 30万4500円
パイオニアの楽ナビ(30GB・HDDナビ)の地上波デジタルTV/ワンセグ放送対応版がコレ。これ1台あれば、DVDはもちろん、TV放送を安定した映像で楽しめるのだ。カーナビ自体の性能や使い勝手は評価が高いパイオニアなので、さらにエンターテイメント性を拡張するTV視聴機能が充実しているのは嬉しい限りだ。価格は消費税込み30万4500円となっているが、3年間使う想定で考えれば、毎月8000円程度でこのフル機能が楽しめるので、むしろ安いくらいではないだろうか。
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富士通テン AVN6606HD 20万4750円
富士通テンのお手頃価格モデルがコレ。7インチディスプレイの2DINサイズ一体型ナビ。40GBのHDDを搭載しており、最大約3000曲を収録可能。また、カーナビの使用状況に関わらずCCDの曲を2〜3曲聴いている間にCD1枚分を収録できる4倍速録音機能も搭載している。同時発売のフロントアイカメラ「FEC106」も接続可能となっており、死角にいる歩行者や自動車などをナビ画面上に映し出すことができる。
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パナソニック CN-DV155FD 18万9000円
ストラーダブランドで展開しているパナソニックのお手頃価格版ナビがコレ。HDDナビではなくDVDナビなので価格も抑え目で、消費税込み18万9000円という設定は嬉しい限り。特徴は7インチディスプレイと本体が別になっているところ。これによって見やすい位置にディスプレイを取り付け可能であり、本体もシート下などに装着できるので、コンパクトカーなどでも取り付け自由度が高いのだ。
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パナソニック CN-HDS625TD 26万4000円
ストラーダの人気HDDナビがコレ。7インチワイドモニターを採用した2DINサイズの一体型。HDDは40GBの大容量で、iPodの接続にも対応している。また、車載用地上デジタルチューナーがセットになっているので、安定したTV映像が楽しめる。このほか、ビデオモードのDVD-R/RW再生にも対応しているので、さまざまな映像が楽しめる。もちろん、カーナビ性能も優れており、2D画面、3D画面ともに地図のデザインを基本から見直し、地図画面表示時の画面コントラストを上げるなどして、操作性と見やすさを向上させている。
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富士通テン AVN6606HDTV オープン価格
ベーシックなAVN6606HDに地上デジタルTVチューナーをパックにしたのがコレ。基本性能はAVN6606HDと同等で、専用接続なので地デジの操作もタッチパネルでできるのが嬉しいところ。また、地デジもワンセグもフロント・リア4chアンテナでキャッチするので、安定した映像が楽しめる。価格はオープン価格となっており、販売店で独自に決定しているので、最寄のカー用品店などで気軽に尋ねてみよう。
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サンヨー NV-SB250DT 9万9750円
持ち運びができるカーナビで人気が高いサンヨーの「ゴリラ」に、バッテリーまでも内蔵した最新版の“ミニゴリラ”が追加された。ワンセグにも対応しているので、車内だけでなく、屋外などに持ち出しても安定したTV放送が楽しめる。メモリーは2GBに拡張され、住所地番の検索数は約3000万件にパワーアップ。ピンポイントで検索できる場所もDVDナビ並みに増加した。また「ジャンクション・ランプガイド」や「交差点拡大」なども可能で、画面の見やすさは格段に向上している。
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ソニー ナブ・ユー オープン価格
コンパクトで取り付けが簡単なカーナビとして注目されているのが、ソニーの「ナブ・ユー(nav-u)」だ。ダッシュボードに吸盤で装着するタイプなので、シガーライターソケットからの電源のみで稼動させることができる簡単さが特徴となっている。4.3型のワイド液晶を採用しており、コンパクトカーでも見やすい位置に装着することができる自由度を持っている。また、ワンタッチで簡単に装着可能なVICSビーコンユニットもオプション設定されており、渋滞情報なども入手可能となっている。価格はオープン価格となっているので、最寄のカー用品店に行ってチェックしてみると良いだろう。参考までにソニーの直販サイトでは消費税込みで6万円程度の設定になっている。
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ケンウッド HDV-990 23万6250円
ケンウッドの7インチワイド液晶の2DINサイズナビとして人気が高いのがHDV-990。特徴は、USBマスストレージクラスに準拠したポータブルオーディオプレーヤーやUSBメモリー、ポータブルHDDなどのUSBデバイスが接続可能なところ。HDDへの超高速50倍速音楽転送機能を搭載しており、約4,500曲収録可能となっている。また、iPod対応、40GBのHDDとDVDのツインドライブ内蔵、ワンセグTVチューナー内蔵といった最新メカがふんだんに盛り込まれているのが魅力だ。地上デジタルTVチューナーは9万9750円のオプション。
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クラリオン MAX760DTB 24万6750円
クラリオンでは、MAX760HDにワンセグチューナーを組み合わせたモデルを発売している。選局はプリセットチャンネル、専用カードリモコンで操作可能となっており、フロントガラスに貼り付けられるフィルムタイプのアンテナが同梱されているので、装着もスマートにこなすことができる。また、バージョンアップで対応予定となっている地上デジタルTVチューナーとのダイレクト接続も注目。ナビゲーションからのタッチパネルコントロールが可能となり、シームレスな操作が可能となる。iPod接続が可能なほか、CDをかければ自動的にハードディスクに録音してくれるミュージックキャッチャー機能も搭載している。カーナビ性能では、傾斜角度も測位できる性能を持っており、高速道路に乗ったかどうかまでも認識できるのはさすがだ。
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