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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2007.01.24
ホンダ エリシオン・プレステージ 新車紹介
ホンダ エリシオン・プレステージ 新車紹介
紹介
発表/2006年12月21日
文●諸星陽一 写真●本田技研工業
■300馬力の3.5L・V6エンジンを搭載したプレステージが登場
■ドライビング/ユーティリティ
今回のマイナーチェンジでは新デザインのヘッドライト、グリル、フロントバンパー、ボンネットフード、リヤパネル・ガーニッシュなどを採用。インテリアも木目の加飾パネルをスポーティなものに変更するなどした。また、ミッションは2.4L、3Lともに5ATが採用される。
そしてもっとも大きなトピックスと言えるのが、3.5LのV6エンジンを搭載したプレステージというグレードの追加。ホンダのグレード名のなかでプレステージというネーミングは特別な意味を持つ。かつてはオデッセイなどにも最上級グレードとしてプレステージが用意されていた。
このプレステージに搭載されるV6エンジンは、FF用が300馬力、4WD用が279馬力を発生するパワフルさを持つ。さらに、18インチホイールと専用サスペンションチューニング、サスペンション取付部の剛性アップなどにより、ハンドリング性能と走行安定性を向上。
また、エンジンのこもり音と逆位相の音を発生させ、こもり音を打ち消すアクティブノイズコントロールなど、上級モデルにふさわしい装備も採用される。
エクステリアでは大型ワイドグリル、ストロングノーズ・デザイン、一文字リヤコンビランプなどを採用し、標準タイプのエリシオンと差別化がはかられているのも特徴だ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
横一直線のダッシュボードが装着され、すっきりしたデザインとなっているインパネ。大型のコンソールボックスのおかげで、乗用車感覚のデザインに仕上げられているのもプレステージならではのスタイル。
標準タイプのエリシオンは、左右ウォークスルーが可能なレイアウトだが、プレステージは大型のセンターコンソールボックスが装着される。
標準タイプのエリシオンは2列目シートがベンチタイプとなるが、プレステージは2列目がキャプテンシート。ベンチタイプはオプションで用意される。
■インテリア/エクステリア写真[2]
2列目、3列目ともにチップアップ&ロングスライドによってラゲッジルームのスペースアップが可能で、ラゲッジルームの使い勝手は標準タイプと同等。
300馬力という高出力を誇るV6エンジン。VTECを採用し、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定も取得。
デュアルエキゾーストを採用し、迫力のあるリヤビューを持つプレステージ。アウトサイドドアハンドルのまわりも、標準のエリシオンとは異なるデザインを採用する。
エリシオン・プレステージSZ(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4920×1845×1790mm |
---|---|
ホイールベース | 2900mm |
トレッド前後 | 1590mm |
車両重量 | 1980kg |
エンジン | V6OHC |
総排気量 | 3471cc |
最高出力 | 300ps/6200rpm |
最大トルク | 36.0kg m/5000rpm |
10・15モード燃費 | 8.5km/L |
サスペンション前後 | ダブルウイッシュボーン |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 225/50R18 |
バリエーション&価格
SG | 357万円(388万5000円) |
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SG・HDDナビパッケージ | 395万8500円(433万6500円) |
SZ | 451万5000円 |
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は4WDの価格。