中古車目利き講座 日産 プレサージュ

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日産 プレサージュ
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プレサージュ ファミリーユースで人気があるプレサージュ。ミニバン系の車両は、ドアとリアゲートの開口部周辺をしっかりチェック。開閉具合を試してみると同時にダメージを受けていないか調べてみよう。室内も念入りに見て、汚れや傷に注意。外装では、ドアのステップ部やリアゲートの下部など、人の乗降や荷物の出し入れなどで頻繁に使う部分の傷もチェックポイントだ。エンジンや走行系は記録簿を見て、定期点検整備を行っているか、基本項目以外の修理や部品交換をしていないかなど、点検整備の項目と時期をチェックしよう。
2004 PRESAGE X 2.5。2003年7月から販売された2代目のプレサージュ。セダンのティアナをベースにミニバンに仕立てているが、作りのよさと高級感に加えて、特に両側スライドドアの使い勝手がファミリー層の注目を集めている。参考車両は、2004年4月に一部変更した後から2004年9月まで生産された、2代目の前期にあたる。エンジンは2.5と3.5リッター。仕様グレードは、ベーシックな「V」、スポーツ系の「ハイウェイスター」、豪華装備の「X」を基本に、FF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)の設定がある。2.5は、全車4速オートマチック。3.5はCVT(無断変速)で、仕様グレードはXのみ。2004年10月には、一部改良/変更されている。
CHECK POINT
01
できるだけ試走して車体の疲労を見抜く
02
使い方によってはインテリアの汚れに注意
03
記録簿を見て日頃の点検整備状況を探る
エンジンルーム内の状態を探る
バンパーやフェンダーだけで衝撃を吸収できないような事故を起こすと、車体内部までダメージを受ける。大きな事故でダメージを受けて修理しても、見えない内側の鉄板に皺がよっていたり、修正した跡が残っていることもあるので、隅まで観察してみよう。周囲と色が違っている部分は、修理した後で再塗装したり、部品を交換している証拠だ。さらに細部に目を向けて、エンジンと周辺の部品をチェック。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。
プレサージュ
プレサージュ 車体側面の映り込みを観察する
車体表面に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、事故を起こして板金塗装した修理跡かもしれない。正面、左右、上下から、見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。また、やや離れた位置から、全体を見てみよう。ナンバープレートの曲がり、左右のヘッドライトの色の違い、バンパーのずれ、さらに、部分的に艶がないとか、色がくすんでいるなど、他の部分と違って見えたら、補修したり修理したことが考えられる。大きな事故などでダメージを受けた車両は、車体の切れ目の隙間(チリ)が均等でなかったり、車体全体がなんとなく歪んで見えることがある。
交換するには理由がある
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを見て、脱着した形跡があるようなら要注意。事故の修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれにエンジンの修理などのためにボンネットを外することもあるが、その場合は整備記録が残っているはずだ。
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プレサージュ ぶつけた跡が残る
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体前部をぶつけると、ラジエターサポートを修正あるいは交換する確率が高い。歪みや手を加えた痕跡がないか、念入りにチェックしよう。塗装が周囲と違ってたり、部品を交換した形跡にも注意。左右フェンダーとの接合部も、不自然なところはないか見てみよう。
フェンダーの状態を見る
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷が付いていれば、工具を使ってネジを脱着した跡、つまりフェンダーを交換あるいは修理している。フェンダーに手を加えても事故車(修復歴車)の扱いにはならないが、フェンダーに異常がなければ大きな事故は起こしていないと判断できる。また、車体前部に損傷を受けて、ヘッドライトまわりの部品を交換している場合は、ネジが新しい、傷が付いている、部品の位置がずれているなどの異常から疑うことができる。
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プレサージュ 色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれのチリが均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色合わせがうまくいかないと、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。
車体側面のダメージを推測する
ドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換する際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。無塗装のネジを使っているのでわかりにくいが、左右のドアを見比べて、特定のヒンジだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。
プレサージュ
プレサージュ 支え金具と周辺を観察する
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。ドアを支えている金具(ヒンジ)と周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか、確かめてみる。ずれているせいで、スムーズにロックできないこともある。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した形跡を探ってみる。ネジの脱着が修理や交換したかどうかの目安となる。また、ヒンジが接している周辺の鉄板に歪みが残っている場合は、ダメージが大きかったと推察できる。
開口部をチェックする
リアゲートの開口部を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されている。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両は、溶接部分が不自然に見える。特にスポット溶接(丸い窪みが点状に並んでいる)が乱れていたり、窪みの大きさが不揃いに見える場合は、車体の左右を見比べて異常をチェック。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。同形式の車両が複数あれば、比較してみるとさらに確認しやすい。
プレサージュ
プレサージュ プレサージュ プレサージュ スライドドアをチェックする
一般的なヒンジ式のドアに比べると、スライドドアは複雑な構造になっている。参考車両はオートクローザーだが、基本的なチェックポイントは手動式と同じ。アーム(ドアを支えている金具)やレール(スライドさせる溝の金具)などが歪んでいないか、観察してみよう。アーム類は固定しているネジの頭に工具をかけた形跡がないかを見るが、ドアの立て付けを修正するためにネジを回すことも多いので、必ずドア自体や周辺を含めてチェックしよう。
バンパーの裏側にもヒント
リアバンパーの奥には、車体の鉄板を溶接している場所がある。溶接部が整っていれば修理などで手を付けていないと判断できる。しかし、軽度の追突などでも、ダメージを負いやすいので、歪みなどにも注意して見てみよう。
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プレサージュ 床下をチェックする
床下を覗くと、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。鉄板部や各部支え金具の歪み、部分的な変形はないかチェック。マフラーなどの床下に設置された部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分はそのまま手を付けていない(補修や部品交換といった修理をしない)ことがあるので、事故などで受けたダメージ跡を見付けることがある。
給油口の蓋もチェックポイント
フューエルリッド(給油口の蓋)は、リアフェンダーを板金修理するために外すことがある。ネジを脱着した形跡がないか点検してみよう。フューエルリッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲と違って見えることがある。いずれにしても、リアフェンダー周辺を修理していることが疑える。
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プレサージュ スペアタイヤの周辺をチェック
車体後部の床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。大きなダメージを受けてできた歪みなどが床部に残っている(走行に支障がない部分は修理しない)のを見つけることもある。塗装が周囲と違っていたり、防音防振材(床部や車体内部に貼ってある)の状態に剥がれていたり波打っているなどの異常があれば、修理しているかもしれない。また、スペアタイヤを外したら、タイヤ自体の状態(空気圧や傷の有無など)もチェックしよう。
点検整備記録に目を通す
点検記録簿(整備手帳など)の内容を、車両をチェックする前に確認しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのがわかり、車両各部の状態を探る参考になる。定期点検時の走行距離とも突き合わせてチェックしよう。詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推察できる。
プレサージュ
プレサージュのコンディションはここで見極める!
エンジンの調子をみる
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、高回転までスムーズに回転が上下するか試してみよう。比較的おとなしく走った車両は、ほとんど使われていない高回転域までスムーズに吹き上がらない場合もある。
プレサージュ
プレサージュ ホイールとタイヤをチェック
ホイールのリム(外周部分)に傷が多い車両は、運転が乱暴だったり不注意に扱っている、あるいは不慣れな運転で縁石などに擦ってしまったなどが想像できる。また、タイヤの減り具合も点検しよう。一部だけ異常に減った片減り(偏摩耗)状態になっていたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。
試走してチェック
異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、トランスミッションの状態を確かめてみよう。オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かして、操作してみる。さらに、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。使い方によっては5万kmも走行しないうちに不良になることもある。アクセルを踏んで動き出す時や加速する時のタイミングが長い場合は、滑って繋がりが悪くなっているので要注意。
プレサージュ
プレサージュ プレサージュ 装備類を操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの作動をチェックするのは常識だが、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。また、運転席まわりの操作部だけでなく、後部席の装備もチェックしよう。特にリアエアコンの作動は、エンジンが掛かっている状態で行い、効き具合はもちろん、カビの臭などの異臭にも気を付けよう。
車両の扱い方を推察する
インテリアの状態を見れば、どのように扱われていたかが想像できる。特にミニバン系は後部の内装やシートがひどく汚れていたり傷が多い場合は、常に荷物を出し入れしている。一般に、乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。
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中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
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