インプレッション:ヒュンダイ TB
ヒュンダイ TB ヒュンダイ TB
■プロフィール
 日本国内におけるヒュンダイのラインアップで、エントリーモデルとなるのがTB。ちなみに、本国ではこの下にアトスというモデルが控えているが、こちらは輸入されていない。さてTBだが、デビューは2002年で、日本には同年10月から輸入が開始されている。当初、搭載されたエンジンは1.3LのOHCであったが、現在は1.4L DOHCに変更。平成17年排出ガス規制75%低減も達成している。
(発表:2005/10/19 UP:2006/3)
ヨーロピアン・ホットハッチをほうふつとさせるソリッドフィールが魅力
 3.8mの全長に1.4Lのエンジンを組み合わせる5ドアハッチのTBは、国産メーカーだとトヨタ・ヴィッツ、日産・ノート、ホンダ・フィットといったコンパクトクラスとバッティングすることになる。
 乗り出してまず感じるのは、全体としての仕上がりがビシッとしていること。ピシッではなくさらにその上をいく、しっかりしたボディを持っているのだ。そのしっかり感はボディだけではない。いわゆるヨーロピアン・ホットハッチのような、ソリッド感にあふれたフィーリングがあらゆる部分から感じられる。
 さらに、アクセル操作に対するエンジンのピックアップのよさはバツグン。4ATによる駆動力伝達には無駄な要素を感じられず、アクセルペダルを踏む、緩めるという操作に対して、敏感に車体が反応する。
 このレスポンスのよさはハンドリングも同様で、ステアリング操作とボディの動きが素直にシンクロする。峠に持っていって走らせば、日本で言うところの「スポーツ」とか「R」といったグレードネームを付けてきそうなフィーリングだ。ATの出来はいいのだが、できればマニュアルで高回転を維持しながら走らせてみたくなるようなタイプのクルマだ 。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
ヒュンダイ TB じつにシンプルなデザインのインパネ。ヒュンダイはウインカーレバーを右配置にするなど、日本での使い勝手を十分に考慮した造りをしている。 ヒュンダイ TB リヤシートはクッションだけでなく、シートバックもフラットな形状。フロアはかなりフラットな形状で、足もとはスッキリとしている。
ヒュンダイ TB フラットな形状のクッションだが、ホールド性はなかなか。硬めのシートで、クルマからのインフォメーションもしっかり伝えてくれる。 ヒュンダイ TB クッキリしたキャラクターラインやプレスラインが、引き締まったエクステリアを作り出す。GLSはルーフスポイラー付き。
ヒュンダイ TB リヤのタイヤハウスの処理も上手で、ラゲッジルームは使いやすい形状を持つ。シングルフォールディングしたうえで、タンブルも可能。 ヒュンダイ TB 最高出力は95馬力とけっして高くはないが、力強さを感じさせてくれるエンジン。指定燃料がレギュラーなのも好感が持てる。
ヒュンダイTB 1.4GLS(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3825×1665×1495mm
ホイールベース 2455mm
トレッド前/後 1450/1440mm
車両重量 1110kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1399cc
最高出力 95ps/6000rpm
最大トルク 12.7kgm/3200rpm
10・15モード燃費 14.8km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 175/65R14
バリエーション&価格
1.4GL 99万7500円
1.4GLコンフォート 110万2500円
1.4GLS 120万7500円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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