トヨタは人の活動をサポートする立ち乗り型のパーソナル移動支援ロボット「ウィングレット」を開発した。
タイヤが付いているベース部分は、長さが265mm、幅が464mmで真上から見るとA3用紙程度の投影面積。
動力は電気モーターで、最高巡航速度は6km/h。タイプSは航続距離が 5km、タイプMとLタイプが10kmとなっている。スティック(ステアリングユニットと呼ばれる)を変更することで、操作感の異なる3つのバリエーションがある。スティックの短いタイプSは両手が自由な状態でスポーティな走行が可能、長いタイプは移動手段として実用的な用途向けとしている。
パーソナル移動支援ロボットと呼んでいることや、最高巡航速度を6km/hに抑えたことから見ても、電動車いすやセニアカーなどと同じ扱いとすることが目的のようだ。福祉機器として使われることも十分に考えられる。
現在は開発段階だが、今秋から中部国際空港などで移動手段としての実用性の検証を開始。来年には複合型商業施設のトレッサ横浜で人混みのなかでの使用性や他者に与える心理的な影響などを検証するという。
今年で35回目となる国際福祉機器展が、9月24日(水)〜26日(金)の期間で開催される。会場は昨年同様、東京ビッグサイトの東展示ホール。
昨年の国際福祉機器展には15カ国・1地域から580社が出展。3日間で13万人近くの来場者を集めた。
海外からの来場者も多く、世界的にも注目を集めていることを感じさせるイベントとなっている。今年の国際福祉機器展でも、興味深いセミナーやシンポジウムも開催され、非常に充実した内容となることは間違いない。
また、福祉車両については、各自動車メーカー、架装メーカーが一堂に会して展示を行なうこともあり、ふだんは直接比較することができない使い勝手なども容易に比較できる貴重な場となっている。
入場は無料だが登録が必要。ホームページからの事前登録が便利だ。