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くたびれたクルマをリフレッシュ「中古車が新車を超える?」
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親水性と撥水性
親水(しんすい)と撥水(はっすい)についてはコーティング剤の広告などでも盛んに解説しているので、ここでは詳しくは説明しない。それぞれの特長だけは押さえておこう。撥水は、水をはじいて、加工面に付いた水が水玉になる。水をはじく代わりに油性の汚れが付着しやすい。空気中のほこりなどを吸い寄せて、乾燥すると汚れが残ることが多い。水滴を放置しておくと、しみやウォータースポットなどの原因にもなる。親水は、水が表面に拡がり、撥水とは逆に油性の汚れは付着しにくい。水性の汚れは付着しやすいが、汚れを洗い流す自己洗浄作用がある。
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ワックス
代表的なのが、カルナバロウを主成分にしているワックスで、固練り(固形)、半練り、液体の3タイプに分かれる。固形タイプは、石油鉱物系パラフィンワックスなどや合成樹脂、石油系溶剤など混合した合成ワックス。練りワックスはこれに珪藻土などが加わる。液体ワックスにはさらに界面活性剤なども添加されて水を加えた混合物。ワックス効果や耐久性は、固型がいちばん。塗り込みや拭き取りが楽なのは液体、半ネリの順。色が指定されていたり、汚れ落も落ちると表記している製品は、クリーナー成分(研磨剤)が入っている。もともとロウ(油脂)は酸化しやすく、クリーナーで削った部分に入り込むと、塗装面を痛めることになる。
ワックスは、深みのある艶が欲しい場合に最適だが、皮膜が薄いために、持続期間はせいぜい1カ月ほど。まめなクリーニングと塗り替えが必要だ。高温になるとボンネットのワックスが溶け出して、フロントガラスに油膜が付く。あるいは、洗車機のワックス洗車の後で水垢がとれなくなるという欠点もある。
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カルナバロウ
高級ワックスの代名詞になっているカルナバロウは、カルナバ椰子(やし)の葉から採れる天然樹脂。若葉から採取したものが最高級で、葉が育つにつれて等級が下がる。ブラジル北部地方でのパルナイバロウが高品質ワックスとして使われる。純粋なカルナバロウは硬く、そのまま使えないので添加剤などを加えてワックス製品にする。含有量が多いほど(黄色がかっているのが特徴)本来の効果を発揮するが、質のよさに比例して高価格になる。カルナバロウを使用したワックスは、とくに濃色系のボディカラーでは、しっとりとした深みのある艶が出る。
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コンパウンド
コンパウンドは、塗装表面を削って平滑にする研磨剤。ワックスやコーティング剤に含まれている場合も多いが、本格的な磨きでは、コンパウンド作業を単独行程として行う。
一般製品では、微粒子の大きさによって、細目、極細、超極細などとわかれているが、塗装の傷取り・汚れ落とし・艶出し、ガラス磨きなど、目的によって使い分けることが基本。カー用品店で売っている製品は、説明書きを確かめることが大切だ。
使い方を誤ると、見た目はきれいでも、非常に浅く目立ちにくい「研磨傷」が残るので、上級者向けのクリーニング用品といえる。初心者は、初めは汚れ落としと艶出しを使ってみて、どれくらい磨ける(削れる)かを試してから、ステップアップしていくといいだろう。
コンパウンドで磨くのは根気のいる作業なので、時間短縮にプロがやっているような電動ポリッシャーを使うことも考えられるが、道具選びと技も必要だ。通常の研磨で削れるのは数ミクロン単位だが、磨き過ぎると、表面のクリア層を削り取って下の層が露出する修復不能の事態に陥るリスクもある。手磨きでの、虫がぶつかった跡の染み取りや水垢のたれた跡の補修など汎用性に富みます。
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トラップ粘土
シャンプーなどでは取れない塗装に突き刺さった鉄粉や粒状汚染物質などを除去する時に使う、粘土状のクリーナー。
カルシウムと酸化アルミニウムの化学作用を利用して汚染物を粘土に取り込むことから、ケミカル粘土とも呼ばれている。ゴム製部品以外なら、ガラスをはじめ、ランプ類の樹脂レンズ、ホイール、メッキなど、使える用途は広い。形状を変えることができる粘土の特性を生かして、隙間の汚れ落としにも使える利点もある。磨きの下地作りには欠かせないものといえるが、これもコンパウンドと同様に、使い方によっては傷を付けてしまうことがあるので注意が必要だ。
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水性シリコン
水性シリコンは、汚れを取り込みながら、同時に表面の艶を出し、防汚、防錆、劣化防止などの効果があるコートを形成する。特に水気を嫌うエンジンルーム内の油汚れなどには効果的だ。カー用品では、タイヤクリーナー、レザーやプラスチッククリーナーなどの洗浄・保護剤にシリコンが使われている。水を使わない洗車ワックスというたぐいの製品もシリコンを主成分としているが、界面活性剤や油脂成分を含有していることがあるので、用途を確かめる必要がある。
シリコンは、フロントガラスに付着すると雨天走行時の視界が悪くなり、夜間は対向車のヘッドライトがギラつくので、使えない。また、家庭用のガラスクリーナーは、シリコンが含まれていることが多いので、流用できない。
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