★どこに売るか探してみると、目にとまるのが雑誌やインターネットに溢れている買取専門業者の広告だろう。実際のところ、ディーラーと買取業者を比較すると、全国展開している買取業者のほうが高く買ってくれる場合が圧倒的に多い。
★買取専門業者は、全国の情報を把握して、高く売れる業者間のオークション会場へクルマを流している。各地に点在している会場では通常週1回オークションを開催していて、毎日どこかでオークションが行われている。これが、即決高価買取を可能にしている仕組みだ。
★相場があるとはいっても、実際の取引価格は地域(オークション会場)によって違う。同じクルマでも、高値で引き合いがあるオークション会場に出せば、高く売れる。ようするに、情報量が多い買取専門店は、最高値が付くオークション会場の落札価格を目安に買取額を出しているわけで、「どこよりも高く買います」と言っても損をしないようになっているのだ。
★つまり、中古車流通の差額で商売をしている買取専門業者は、業者間オークションで決まった基準を超える高値で買い取ることはありえないということでもある。 |
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★中古車は、地域によって相場が違っているが、ディーラーは、どちらかといえば地方の相場を基準にしていると考えればいいだろう。地元(販売拠点周辺)の情報は掴んでいても、買取専門業者のような全国的な情報はほとんど持っていない。
★下取り車は、系列の中古車センターに流すのが普通で、一部の車両は中古車販売店に卸すこともある。買い取り価格はそのディーラーの流通ルートが基準になっている。下取り基準価格が変動するのは同じだが、業者間オークションの相場とは同調していない。言い換えれば、社内基準に縛られて高額買取ができない事情があるのだ。他メーカーのクルマの扱いが苦手なことも、想像がつくだろう。
★いずれにしても、新車販売スタッフに下取り価格を聞いても、たいてい即答できない。中古車担当スタッフなら、およその価格を出すことができるが、買取専門業者と比べると、提示する買取額は、やはり低い。
★とはいっても、新車購入を条件に、車両価格をぎりぎりまで値引いたり、装備のおまけを付けるといった買い得サービスで下取り車の買取価格の差を埋めることもある。結果的に、買い替え得になる可能性もあるわけだ。 |
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