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ガソリン代が気になる? 輸入車は税金が高い?
最近はガソリン代の高騰が家計を圧迫してきていることから、燃費が切実な問題になっている。輸入車と国産車のどちらが省燃費かということも、気になるだろう。しかしこれも、一概にどちらが得とはいえない。
輸入車のなかでも、たいていのヨーロッパ車は、ハイオク(プレミアム)ガソリンの使用を推奨している。ハイオクとレギュラーの差を10円として、年間1万km走行すれば、それだけで10万円! やっぱり輸入車はお金がかかる、と結論づけてしまうのは早計だ。国産車にも、ハイオク仕様のクルマはある。

また、ガソリン代は、クルマの使い方や走り方で大きく違ってくる。毎日乗っていても距離は短い。ウイークエンドくらいしか乗らない。仕事がらみで長距離を走ることが多い。その他にも、重い荷物を積むとか、太いタイヤを装着しているとか、整備不良など、燃費の善し悪しに関わる条件は数えきれないほどある。
家族が同じクルマを使っても、「町中に買い物に出て渋滞に巻き込まれる奥さんは、6km/リッター」「お父さんは高速道路を使うことが多くてリッター10km」「息子も遠出して高速道路を使っているが、6km/リッターくらい」という実例もある。ようするに、走り方が問題なのだ。
全国平均ガソリン料金
レギュラー 133円 ハイオク(プレミアム) 143円 1リットル 2006年10月末参考価格
ガソリン料金に変動があることは周知のとおりだが、実は、平均価格というのがくせ者で、参考のレギュラー133円の時点で、最安値は110円、最高値は170円。全国的には120円台も多く、125円で計算しても間違っているとはいえない。ハイオクのほうを見ても、平均は143円でも120〜175円の幅がある。高値と安値の差は、50円にもなるのだ。
このからくりは、ガソリン販売会社に起因しているのだが、給油する場所によっても、ガソリン代に大差がつくことは確かなのだ。安売りのガソリンスタンドは、街道沿いにあることが多いが、例えば東京に住んでいたら、千葉や埼玉が狙い目になるかもしれない。もちろん都心にも安い店はあるし、全国に点在している。
近所に安いガソリンスタンドがあるとか、日頃から安いところを知っていれば、ハイオクの輸入車とレギュラーの国産車を比べても、輸入車のほうが断然安いじゃないか、と言い切ることもできるのだ。
指定どおりに入れたほうが無難 年間のガソリン代を試算してみる
★「ハイオク仕様車にレギュラーを入れれば、ガソリン代を節約できないか?」という疑問が湧いてくるかもしれない。しかし、その結果は、燃費の悪化やパワーの低下につながる。最近のクルマはレギュラーを使っても壊れることはないが、指定どおりにハイオク入れたほうが経済的だ。
逆に、レギュラー仕様にハイオクを使ったら、どうなるか? エンジンに支障はなく、ハイオクに添加されている洗浄剤の効果と、若干の燃費向上も期待できるかもしれない。しかし、ガソリン代を考えれば、無駄と言うしかない。
★「ガソリン代は使い方や走り方で違うって言うけど、とりあえずの目安が欲しい」という場合は、クルマのカタログに載っている燃料消費率(km/リッター)を参考に試算してみるといい。数値の3分の2(60〜70%)くらいが目安になるだろう。1リッターあたり10km走ると書いてあれば、日頃ゴーストップを伴う市街地を走ることが多い場合は6km。郊外に出かけたり、高速道路をよく使う場合は7kmだ。正確ではないにしても、実際の燃費にかなり近いはずだ。また、年間走行距離は1万kmにしておくと、年間の消費も計算しやすい。
ちなみに、話がそれるかもしれないが、中古車査定では、年間1万kmの走行距離は多いほうで、1万5000kmともなれば過走行と判定される。
燃費がよさそうなコンパクトカーでも、走り方によってガソリン代に差が出る。基本的には控えめな走りで一定速度を保つのが理想なのだが、混雑した市街地をはじめ高速道路で渋滞に巻き込まれることも、日常的に経験する障害になっている。輸入車か国産車か、比べる前に、走る環境に応じた走り方を研究したほうがいいかもしれない。
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