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> 次世代自動車の鍵をにぎるガソリンに代わる燃料の話
右の写真はホンダが世界遺産に指定されている屋久島で行った燃料電池自動車FCXのテスト走行の模様。人間と自然との共生が求められるこれからの世のなか。そのために、クルマとその燃料には今、大きな進化が求められている。
海面上昇や異常気象など、深刻さを増している地球温暖化の問題。原因とされているのは、大気中の二酸化炭素(CO2)の増大だ。京都議定書によって調印国のCO2低減の数値目標が設定されたり、「チームマイナス6%」などといった運動が行われているのをご存じの方もいるだろう。このように、我々の暮らしに大きな影響を与えるCO2、じつはその約16%がクルマから排出されている。自動車の進化によって、現在のガソリンエンジンは昔とは比べものにならないほどクリーンになった。しかし、ガソリンを使い続けるかぎり、CO2の排出を劇的に減らすことは難しい。そこで今、世界各国のメーカーや研究機関では、ガソリンに代わる新しい燃料の開発が進められているのだ。
●水素を燃料とする燃料電池自動車。トヨタのFCHVは、高圧タンク内の水素で発電しモーターを駆動、約300kmを走行可能。排出されるのは水蒸気のみだ。
●こちらはサーブが発表したエタノールを燃やして走るバイオフューエル自動車のコンセプトモデル。CO2の排出を抑える有力な手段として研究・開発が進む。
日本メーカーの「水素」自動車
燃料電池自動車の現状とこれから
急浮上してきたバイオフューエル
ポスト・ガソリンをねらう代替燃料