2005年4月にリリースされたホンダの「エアウェイブ」は、5ナンバーサイズボディを持つステーションワゴンタイプの自動車です。「New Wave Compact」をコンセプトに、ひとつのスタイルにこだわらず、「自分のセンスや感性を大切にする若い人たちの生活をよりスタイリッシュに彩る」コンパクトカーとして開発されました。メーカーオリジナルのセンタータンクレイアウトや短めのボンネットフードにより、余裕のある居住スペースと大容量の荷室を実現しています。なお、車名には「風が感じられる洗練されたスタイル」に「明るく、広く、開放感あふれる室内空間」と「自然との一体感を創造する爽快感」を持つ車などの意味が込められています。この車両の2008年4月発売モデルのラインナップとしては、標準グレードの「M」のほか、「M Sパッケージ」「ST」などが挙げられます。このモデルには、ドライバーに開放感を提供する「スカイルーフ」がメーカーオプションとして設定されており、自発光メーター、テザー付フューエルキャップ、イグニションキー照明などが標準装備されています。そして、新調されたデザインのフロントバンパーやフロントグリルが採用されており、スタイリッシュかつ存在感のあるフォルムを作り出すことに成功しています。なお、このクルマは、2010年にこの車両がベース車となるバンの「パートナー」と共に販売を終了しています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。
