トヨタの「クラウンエステート」は、5ドア5人乗りのステーションワゴンであり、1999年12月に登場しました。この車両は、11代目の「クラウン」のステーションワゴンとして「高級ステーションワゴンの新しい在り方」を提示する新しい自動車としてリリースされました。当初は、高級仕様の「ロイヤルサルーン」とスポーティーな「アスリート」の2本立てでグレード展開していましたが、2001年8月発売モデルからは「アスリート」のみの設定となっています。2005年12月発売モデルでは、「アスリートG」「アスリート」「アスリートFour」といったグレードをラインナップしています。このモデルでは、4対6の分割可倒式のリアシートを採用しており、当時、ステーションワゴンには採用されていなかった電動リクライニング機構を設定しています。さらに、全てのグレードにデュアルエアバッグやブレーキアシスト、EBD付きABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトといった安全装備を標準で設定しています。なお、このクルマは2007年に生産を終了しています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。