トヨタから1997年にリリースされた「カローラスパシオ」は、同社が展開する「カローラ」シリーズにおいて、ミニマムサイズのミニバンとしてラインナップされた自動車です。初代モデルでは、インテリアとエクステリアに、従来の「カローラ」と全く異なるデザインが採用されており、曲線的でボリューム感のあるスタイリングが特徴となっています。また、2001年のフルモデルチェンジでは「リラックス&フレックス」をテーマに開発され、コンパクトな車体のサイズはそのままに室内空間が拡大されました。なお、同年に「カローラ ヴァーソ」という車名で、ヨーロッパ市場での販売が開始されており、後に欧州専売車種に設定されています。2005年9月発売モデルでは、光軸調整用のオートレベリング機構がディスチャージヘッドランプに採用されました。この車両には、グレードとして充実装備の「X」、高級感漂う「X Gエディション」、スポーティな「S エアロツアラー」などがラインナップされています。ボディカラーには「ブラックマイカ」や「スーパーホワイトII」などの他に、オプションとして「ホワイトパールクリスタルシャイン」が用意されました。※記載の文章は、2018年8月時点の情報です。