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中古車特集:オトナの男のクルマカタログ
朝もやの丘の向こうに、鮮やかなグリーンが映える。
今日のラウンドは、シングルでまわる得意先の部長が相手。
ゴルフも営業も、相手が自分より高いところにあるほど、燃える。
「シングルプレイヤーになれたよ」なんてサラッと言ってみたくない?
静かな丘の上にたたずむクラブハウス、その向こうに広がる緑のコース。オトナの男の休日は、各地のゴルフコースに出かけることで費やされてしまう。もちろん、いっしょに過ごすのは気の合う仲間でもなく、恋人でもなく、仕事のパートナーたち。ウィークデーの激務で疲れた心とカラダを、自然の中で開放する瞬間。彼らの本音も出てくるものだが、それを漏らさずすくい取るのが、デキるオトナの男、なのである。
さて、そんな男たちが選ぶべきクルマは、どんなクルマだろうか? まずは今日の対戦相手に見くびられないための、圧倒的な存在感。だからといって、奇をてらったようなエキセントリックな第一印象を持たれてはいけない。オーソドックスだけど、さりげなくラグジュアリー感をアピールする、そんな機微をもったクルマがいいだろう。
そしてときには、仕事のパートナーを同乗させることもある。ゆえにリヤシートにはおもてなしの心も添えておきたい。また街なかから郊外までの長い距離は、当然高速道路での移動になる。となると、ドライバーである自分も、同乗者も、走りにストレスを感じるのはゴメンだ。
……そう考えてくると、選ぶべきクルマもおのずと決まってくるはずだ。たとえばLクラスサイズのセダンは、ここにあげた条件をすべて満たす。余暇も仕事と割り切るオトナの、頼もしきパートナーだ。
トヨタ クラウン・マジェスタ
クラウンをさらに上級に
プレミアムセダンの決定版
「いつかはクラウン」の、さらに上級モデルとして登場したマジェスタ。クラウンより洗練され、しかも豪快な走り。ひとまわり大きいボディと居住空間など、その魅力はラグジュアリーセダンの指標ともなるところだ。先代モデル(平成11年9月〜16年6月)最上級の「4.0Cタイプ」は、280馬力を発生する4.0L V8エンジンを搭載。H∞TEMS採用の足まわりにはオートレベリング機構付きのエアサスも装備されている。運転席8ウェイ&助手席パワーシートは全車に標準装備。本革シートはオプションだったが、装着率はけっこう高い。
ウッド&レザーを基調にしたシックなインテリア。新プログレッシブパワステなど電制技術も多数採用される。
クラウンより大柄で、当然、居住スペースにも余裕がある。助手席背もたれはスルーして後席オットマンにも。
中古車平均相場(4.0Cタイプ)
平成10年式
…………
184万円
11年式
…………
251万円
12年式
…………
273万円
13年式
…………
296万円
14年式
…………
366万円
メルセデス・ベンツ Eクラス
ベンツ新時代を先取った
ラグジーミドルセダン
メルセデスのミドルレンジに位置づけられるEクラス。大ヒットした初代の後を受けて登場した先代(95年10月〜02年5月)は、丸目4灯風の個性的マスク(今となっては見慣れたが)、また各所にコストダウンの跡がうかがえ、ファンをがっかりさせたものだった。しかし、じつはそれも環境性能や安全性能など、次世代を見据えたベンツの戦略だった。エンジンは当初、直6&直4を用意、97年から全車V6になり、排気量は2.4、3.2、4.3Lを選べた。装備の豪華さなら「アヴァンギャルド」シリーズだが、標準グレードでもEのテイストは味わえる。
インパネはウッド&レザー。4マチック以外のE320は左右どちらのハンドル位置も選ぶことができた。
いたずらに高級化をはかるのではなく、環境性能や安全性能を充実させたのがEクラスのポリシー。
中古車平均相場(E320)
96年式
…………
192万円
97年式
…………
216万円
98年式
…………
238万円
99年式
…………
284万円
日産 シーマ(先代)
あの「シーマ現象」を
上まわるゴージャスさ
平成初期のバブル時代には「シーマ現象」という言葉まで生み、高級車ブームの先駆けとなった3代目シーマ(平成8年6月〜12年12月)は、その初代・2代目をさらにグレードアップして登場した。エンジンは4.1Lと3.0Lターボの2機種、いずれも270馬力を発揮する。車種体系をコンフォート志向の「リミテッド」と、スポーティ志向の「グランドツーリング」の2系統に分けているのも特徴だ。売れ線モデルは中堅グレードの「41LV」だが、サイドエアバッグやビスカスLSD付きトラクションコントロールなど、安全面でも大充実している。
※写真はグランドツーリング
7インチワイド画面のマルチAVシステムはオプションだが装着率高し。基本的にレザー&ウッドの構成だ。
41LVにオートポジション機能付きのパワーシート。フロントデュアル&サイドエアバッグも標準装備。
中古車平均相場(41LV)
平成8年式
…………
142万円
9年式
…………
150万円
10年式
…………
176万円
11年式
…………
185万円
日産 セドリック(Y34)
今はもう、中古車しか
セドリックは買えない……
日本の自動車黎明期から高級車マーケットを支えてきたセドリック(そしてグロリア)だが、Y34型(平成11年6月〜16年10月)が最終モデルとなってしまった。これ以前のY33型(VIPカーブームの主役!)では高級志向の「ブロアム」、走り志向の「グランツーリスモ」と、グレードが2系統に分かれていたが、Y34では高級志向はセドリックに、走り志向はグロリアにと、キャラクターがより明確化された。搭載されるエンジンは280馬力を発揮する3.0L V6ターボと、同ノンターボ、2.5L V6、2.5L直6ターボがそろっている。
3.0L V6ターボ車には6速マニュアルモード付きエクストロイドCVTを搭載。が、ノンターボには4AT。
3.0L V6ノンターボ搭載の300LVは、高級というよりコンフォート志向。本革シートもオプションで用意。
中古車平均相場(3.0LV)
平成11年式
…………
149万円
12年式
…………
168万円
13年式
…………
186万円
14年式
…………
200万円
15年式
…………
データなし
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