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中古車特集:形も機能も奇想天外な役者たち
パオ
何もないのが新鮮な超シンプルデザイン
日産のパイクカーシリーズ第2弾として平成元年に登場したのがパオ。都会リゾートの冒険というコンセプトで造られたパオは、ちょっとワイルドでしかもオシャレという雰囲気にあふれている。
ベースはBe-1と同様に初代マーチだが、エクステリアはまるで異なる。ドアのヒンジをあえて外側に配置するなど、フラッシュサーフェスこそ最高のボディワークという時代に、あえてそれを否定。当時、商用車の特徴でもあったクォーターウインドウの保護バーも、あえて装着されてワイルド感を演出した。
遊び心をたっぷりと詰め込んだパオは、現在も十分に通用するデザインで、自由な生き方をアピールしたい人にマッチする。
●パオのインテリアはいたってシンプル。とくにインパネまわりはシンプルそのもので、メーターはひとつ、スイッチもレトロ感のあるトグルスイッチを使っている。また、パネルそのものも鉄板むきだしのような雰囲気にするなど、徹底している。
中古車平均相場価格
39
万円
平成1〜2年式:パオ
●こちらもノーマルルーフ車のほうが高い相場をつける。キャンバストップ車の場合、購入時にルーフまわりはかならずチェックしたい。
DATA
平成2年式パオ・キャンバストップ(1.0)
全長×全幅×全高
3740×1570×1480mm
車両重量
750kg
最高出力/最大トルク
52ps/7.6kgm
乗車定員
5名
ラシーンフォルザ
アテーサで武装した最強の「どこでもドア」
平成6年に当時のサニーをベースとして造られたライトクロカン。同年に登場したトヨタRAV4の対抗策という面もあったが、少し方向性が異なる。
ラシーンのスタイリングは4ドア+リヤハッチで、さらにサニーをベースとしていることもありワゴンライクなスタイリングとなっている。
そして4WDシステムと高い車高……つまり、ラシーンは現在のスバルのアウトバックと同じ発想で造られたクルマなのだ。クロスカントリー的な性能はそれほど与えられていないが、フラットダートのような場面では十分な走破性を発揮。もちろんオンロードでの走りもよく、とくに2Lのフォルザは、軽量ボディと相まって申し分のない性能。
●発売当初は1.5Lのみの設定だったラシーンだが、その後1.8Lを追加、さらに最後には2Lを積んだフォルザが登場した。全車が4WDのみの設定だが、とくにフォルザはビスカス式のフルタイム4WDシステムで、4輪駆動を意識せず気軽に乗ることが可能だ。
中古車平均相場価格
95
万円
平成10年式:ラシーンフォルザ
●1.5〜1.8L車でも90万円台の相場と意外な高値維持で根強い人気を物語る。充実装備のSパッケージはさらに高く、130万円台と跳ね上がる。
DATA
平成10年式ラシーン・フォルザ(2.0L)
全長×全幅×全高
4150×1720×1515mm
車両重量
1310kg
最高出力/最大トルク
145ps/18.2kgm
乗車定員
5名
ネイキッド
キットカー感覚が楽しい手作り自動車
平成11年に登場したネイキッド。現在は絶版車となっている。ネイキッドというのは「裸」という意味で、まさにクルマそのものは裸の状態。自分の自由な発想でクルマを作り上げていくという気持ちがネーミングに込められている。
軽自動車は女性を大きなターゲットにしていることが多いが、このネイキッドは30歳代の男性をターゲットにしている。クルマについて、ある程度のことがわかり、本物志向となっている30歳代の男性を相手にするのだから、ごまかしはきかない。
ベースはしっかりとしたクルマなので、あとは自分のアイディア次第。じっくりと考えるもよし、思いつきでアレンジするもよしだ。
●同じダイハツのムーヴが採用している90度開く4枚のドアはすでにこのネイキッドで実現されていた。さらに軽自動車初となる脱着式リヤシートも採用されるなど、もともとアレンジしやすいクルマとなっている。室内デザインは徹底してシンプルだ。
中古車平均相場価格
67
万円
平成11年式:G
●好みの仕様にするためのベース車がコンセプトゆえ、なるべくノーマル車を探したい。ターボ仕様のターボGは10万円高になる。
DATA
平成11年式ネイキッド(600cc)
全長×全幅×全高
3395×1475×1550mm
車両重量
800kg
最高出力/最大トルク
58ps/6.5kgm
乗車定員
4名
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