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中古車特集:形も機能も奇想天外な役者たち
「PIKE」には槍とか矛という意味があります
先のトンがったから転じて、先鋭的なクルマという意味ですね
見た目はマルでも、よらば斬るぞの気合が入ったトンガリ君たちです
Be-1
一大ムーブメントとなった元祖パイクカー
昭和60年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカーで62年に実際に発売が開始された。コンセプトはノスタルジックモダンというもの。
Be-1はパイクカーという一連のモデルの第一弾に当たる。パイクカーというのは、とんがったクルマと言う意味。
当時販売されていた初代のマーチをベースに、樹脂パネルなどを多用して独得のクラシカルなエクステリアとインテリアが与えられているのがBe-1の最大特徴。コンピュータによる車両開発が進んだ時代に、人間の造った温もりを感じたいと思っていたユーザーは多く、爆発的な大ヒットとなった。今もそのやわらかな形の温もりは冷めることなく、ユーザーの心を温めてくれる。
●今から17年も前のクルマであり、その基本となったマーチまでさかのぼれば20年以上も前のクルマ。基本的にはメカニズムはシンプルでトラブルも少ないが、ある程度はヒストリックカーに乗るような覚悟を持っていることも、心構えとして必要だ。
中古車平均相場価格
31
万円
昭和62年式:ベースグレード
●ノーマルルーフ車とキャンバストップ車の比率は3対2。一見価格が高くなりそうなキャンバストップ車は27万円と少し低い。
DATA
昭和62年式Be-1(1.0L)
全長×全幅×全高
3635×1580×1395mm
車両重量
700kg
最高出力/最大トルク
52ps/7.6kgm
乗車定員
5名
フィガロ
プレミアム感の漂う今も人気のレトロモダン
Be-1から始まった日産パイクカーシリーズは、平成元年にパオ、そして3年にフィガロというクルマを生み出す。
いずれのモデルもBe-1からの流れをくんだクラシカルイメージを大切にしたもので、その思想は3代目のフィガロで昇華したと言える。
フィガロはBe-1で好評だったオープンエアモータリングを取り入れたもので、トランクに収納できるルーフ&リヤサイドウインドウを持っていた。
そのスタイリング、インテリアともに現代でも十分に通用するだけのセンスを持っている。というより、すでにデビューした時点で、フィガロは10年以上先の進んだセンスで造られていたクルマだったのだ。
●フィガロは3車あるパイクカーのなかでもっとも高い人気を誇っている。その大きな理由は、多くのパーツを新規に造り専用のものとしていること。とくにインパネまわりのデザインは、単なるレトロ感に収まらず、高い高級感を伴ったものだ。
中古車平均相場価格
62
万円
平成3年式:オープントップ
●走行距離は少なくても5万km前後だが、台数はそれなりに多く探しやすいと言える。市場では写真のライトグリーン系のボディカラーが多い。
DATA
平成3年式フィガロ(1.0Lターボ)
全長×全幅×全高
3740×1630×1365mm
車両重量
810kg
最高出力/最大トルク
76ps/10.8kgm
乗車定員
4名
パイクカーのベース車は?
パイクカーのベースとなったのは、初代のマーチ。昭和56年の東京モーターショーにNX・018として参考出品し、来場者の応募によって車名が決められた。コンパクトカーの時代を見据えて造られた初代マーチは日本とヨーロッパを中心に販売され、9年3カ月で約160万台の販売を記録した。また、ターボとスーパーチャージャーを組み合わせたモデルも設定するなど、スポーツモデルも用意されるなどバリエーションも豊富だった。
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