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2017年05月24日 15:51突然、エンジンルームで異音!エンジン停止!走行不能!室内メーターが全灯状態! ダイハツ タント L350S 泉南 阪南 泉佐野 泉州
今回は、走行中にエンジンルーム付近で異音、エンジン停止、走行不能、室内メーターが全灯状態?!
といった、かなり困った不具合です。
原因から申し上げますと、Vベルトを調整する為のオルタネータの上のアジャストバーの
強度不足により、このアジャストバーが、ひび割れ、又は折損してしまい、Vベルトが緩んでしまい
バッテリーへのチャージ不足が発生して、バッテリーあがり状態になってしまい、
始動不能、または走行不能になってしまう不具合になります。
また今回のは、それから更にまた最悪な状態になってしまいました。。。
アジャストバーが折れてしまい、オルタネータを固定するネジがオルタネータ下の1本になってしまい
(通常はアジャストバーの上分と下の分んとで2本で固定されている)下に1本だけに負荷が、かかりすぎて
しまい、その下のネジすらも折れ込んでしまって、オルタネータが緩んだVベルトと配線のみで、
何とかブラつきながらも持ちこたえていた、という不具合でした。。。
結論的には、この分はダイハツで延長保証の不具合の対象になっていますので、
メーカーが無償修理してもらえるはずですので。。。
この不具合は、今回はタントのL350Sという型式のですが
EFのエンジンのお車が対象なので、かなりの車種が該当します。
以下は、この件でのダイハツでの文面を抜粋しました。
ご参考までに。。。
保証延長の内容
EFエンジンにおいて、オルタネータ下側固定ボルトの締付けが不足した場合、当該ボルトが緩みアジャスティングバーが折損することがあります。そのため、当該現象については、下記のように保証期間を延長します。
修理内容
ダイハツ販売会社で点検の結果、当保証期間延長に該当する場合は、アジャスティングバー及びオルタネータ固定ボルトを改善品と交換させていただきます。(無償)
不具合は、こんな感じでした。
オルタネータの上のアジャストバーが折れてます。
次に、オルタネータ下側の取付ネジの穴の奥に折れたボルトが、まだ残っている画像です。
下のが、取り外した折れたアジャストバーと折れたネジになります。
この不具合は、非常に厄介な不具合になりますので、
もし気になるようでしたら、早急にディーラーへのお問合せをお勧めします!!!
対象車両情報
メーカー・ブランド | ダイハツ | 車種 | タント |
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型式 | CBA-L350S |