- 車検
2017年05月26日 16:55車検 MRワゴン パットホルダー 清掃
車検で入庫のMRワゴン様。
2回目の車検で4万㌔走行でまだほとんど悪いところがありません。
ですがフロントのブレーキパットの減り方が外側と内側で少し差があります。
ここにこんな風にはさまってるのですが、
ここのこの部分が、
サビでふくらんでしまうとぎつぎつになって動きが悪くなって、
ブレーキがききっぱなしのような状態になってしまいます。
車が止まるとき、ブレーキパットで車輪と同時に回るブレーキローターという部分を
外側と内側からはさんでブレーキをかけているので、押し付けている部分が削れて減っていきます。
なのでブレーキがききっぱなしということはパットの減りが早いということです。
そしてふくらみが外側と内側で差があると、減り方にも差が出来てしまうわけです。
パットはすり減って無くなってしまうとブレーキをきかせることが出来ません。
なのでなくなってしまう前に新しくしなければならないわけです。
となると早く交換しなければならなくなるのは経済的には嬉しくないですね。
ブレーキがききっぱなしの状態というのは
他の部分にも負荷がかかるので車的にもよくありませんし安全面的にも良くないのですが、
お客様的には現実的にすぐ実感できるお金の問題の方が危機を感じるのではないでしょうか。
というわけで、このようにふくらんだ部分を取ってあげるとまた正常になります。
パットホルダーは機械で絶妙な加減で設計されているので、ふくらみを取るときに
削りすぎてしまってもダメなので
いいあんばいにすることが大事ですね。