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更新日:2018.10.24 / 掲載日:2016.09.20
ホンダ NSX 新車紹介
ホンダ NSX 新車紹介
紹介
[フルモデルチェンジ]
発表:2016年8月25日
ホンダ・お客様相談センター
TEL:0120-112010
文と写真●編集部
スポーツカーの走りをさらなる高みへ新しい体験を提供する新型NSX誕生
ついにNSXの市販モデルが日本でも正式に発表された。新型NSXは、主要マーケットが北米となることを受けてアメリカンホンダが中心となって開発・生産を行い、北米ではアキュラブランドで発売される。グローバル時代のスーパーカーだ。
2003年にコンセプトモデル「HSC」として登場、その後ミッドシップとFRのふたつの駆動方式を模索しながら開発が進んだものの2007年からの一連の世界金融危機により、一度は開発中止となるなど、発売まで紆余曲折のあった新型NSX。完成系としてお目見えしたのは、V6ツインターボに3基のモーターを搭載する全輪駆動車で、これをホンダは「スポーツハイブリッド SH-AWD」と名付けた。前輪左右それぞれをモーターが駆動、そして後輪はミッドシップに搭載されるV6ツインターボ+モーターが駆動するという世界に類を見ない高度なシステムだ。トルクを個別のタイヤに配分することで、従来なしえなかったコーナリングが可能になったという。新型NSXには、単なるスーパースポーツとしてだけでなく、今後電動化を進めていくホンダの旗印としての意味合いも与えられている。
初代NSXは、スーパースポーツの世界に運転のしやすさ、快適性という従来なかった価値を掲げ、大きな影響を与えた。新型NSXが目指すのは、ドライバーの気持ちとクルマの動きがリンクする新しい体験「NEW SPORTS EXPERIENCE」。日常からサーキットまで、すべてのドライバーがあらゆる領域で楽しめるスポーツカーに仕上がったという。
■インテリア/エクステリア写真[1]
4つの走行モードであらゆるシーンに対応。時速20kmまでならモーターのみでの走行も可能だ。トランスミッションは9速DCTを搭載する。
ミッドシップに積むエンジンの後方にはラゲッジスペースを用意。エンジンカバーはオプションでカーボンも用意する。
■インテリア/エクステリア写真[2]
空気抵抗を抑えながらも前後にマイナスリフトを実現したボディ。リヤのパワーユニットを冷却するべく、空気をコントロールする。
軽量化と高剛性を両立させるため、複合素材によって構成される基本骨格。ボディ外板はアルミパネルと樹脂で、フロアパネルにはカーボンが使われる。
ホンダ NSX(9速AT・DCT)
全長×全幅×全高 | 4490×1940×1215mm |
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ホイールベース | 2630mm |
トレッド前/後 | 1655/1615mm |
車両重量 | 1780kg |
エンジン | V6DOHCターボ |
総排気量 | 3492cc | エンジン最高出力 | 507ps/6000-7500rpm |
エンジン最大トルク | 56.1kg m/2000-6000rpm |
モーター最高出力 | 37ps+48ps |
モーター最大トルク | 7.4kg m+15.1kg m |
JC08モード燃費 | 12.4km/L |
サスペンション前 | ダブルウィッシュボーン |
サスペンション後 | ウィッシュボーン |
ブレーキ前後 | Vディスク |
タイヤ前 | 245/35ZR19 |
タイヤ後 | 305/30ZR20 |