ドライブ
更新日:2019.06.20 / 掲載日:2016.03.11
知っておきたい違反にならないカーフィルムの透明率とは
goo-net編集チーム
プライバシーなどの観点から、車にカーフィルムを貼っているという人もいると思います。
ただ、カーフィルムの貼る場所や透明率等によって、違反となることがあります。
では、どのようなカーフィルムが違反となるのでしょうか。
また、基準を満たしていても違反となることがあるのでしょうか。
どのようなカーフィルムだと違反になるのか
カーフィルムが違反になるかは、どこにカーフィルムを貼るかによって異なります。
フロントガラスや運転席側、助手席サイドのガラスは視界が確保されていなければならず、
車の中が見えないような、色の濃いカーフィルムを貼ることはできません。
一方、リアガラスや運転席と助手席側以外のサイドガラスには、
カーフィルムの透過率の規定がないため、色の濃いカーフィルムを貼ることが可能です。
違反にならない透明率はどれくらい
前述した通り、フロントガラスや運転席などには色の濃いカーフィルムを貼ることはできませんが、
透明なカーフィルムなら貼ることが可能となります。
ただし、フロントガラスなどにカーフィルムを貼る場合、
可視光線透過率70%以上が必要となります。
ここで注意をしなければならないのが、
窓ガラスに貼った際の可視光線透過率が70%以上であるということです。
カーフィルム自体の可視光線透過率が70%以上あったとしても、
実際に窓ガラスに貼った際に、可視光線透過率が70%以下になってしまうこともあります。
その為、カーフィルムを貼った後にも、
しっかりと実際の窓ガラスの可視光線透過率を確認するようにしましょう。
ガラス前面に色の濃いカーフィルムを貼るのが違反なのは、安全面から見ても当然として、
リアガラスやサイドガラスでも、あまりに色の濃いカーフィルムを貼ってしまうと、
警察の職務質問の対象になりやすいと言われており、
リアガラスなどに色の濃いカーフィルムを貼る際には留意しておきましょう。
カーフィルムは、プライバシーが守られるということだけでなく、
事故時の窓ガラスの飛散防止や盗難防止などのメリットもあります。
貼る際には違反にならないよう注意することが大切といえます。